外国人はフィリピン人に対して肯定的な意見と否定的な意見のどちらを持っているのか?
以前はフィリピン人に対して肯定的な意見を持っていたが、今ではフィリピン人に対する見方は、在留年数が増える毎に、
無意識のうちにフィリピン人を非難する回答の多数派に傾き、国とその人々について悪い考えを持ち始めてしまう。
我々外国人から見たフィリピン。
フレンドリーで優しい。という外国人、特に米国人に多いのですが、ヨーロッパ系の方は捉え方が二分しているようにも思えます。
チャンスがあり、フィリピン人が100人ほど勤務する中へ4年間どっぷり浸かりました。
確かにフレンドリーなのかというと、首都圏の飲食街などに屯するフィリピン人とはまったく違います。
- 心を中々開かない。
- 話をして、冗談が通じるようになるまで時間がかかります。
- フィリピンは東南アジアで唯一英語の通じる国。
評価する方が多くいらっしゃいますが、正直あまり通じません。
- 満足に挨拶ができない。
- 現地人同士では敬語を使い話すが、外国人への言葉使いができない。
- 心に貧しさが見受けられます。
積極的に話しかけ、コミュニケーションが図れるまでに時間を要する。
フィリピン最大の欠陥とも言える管理上の問題が多い。
- 管理職者になると、積極的に仕事をせず、部門担当者へ押し付けてしまい、一見管理をしているように見えるのですが的確な管理ができない。
- 就業規則遵守は、管理者が最も重視、取り組むべきことにも関わらず、訳のわからない権力を行使して先頭を切って守らない。
- フィリピン人同士で、部門ごとに壁を作ってしまう。都合の良い時だけ結託する。
- 日々現場でルール違反が起きます。そのルール違反を管理者はじめ放置してしまう。
- フィリピン人特有の相手がどうなろうと自分さえとければ良い。という表れが出てしまい、情報の共有をしない。
- 内部で起きた損失などを隠匿する。報告する前に処分してしまう事も多く見らる。
- 一般生活では1ペソでも節約するにも関わらず、自らの腹が痛まない場合、当初は節約云々能書を言うのですが、無駄を放置、改善しようとしない。
- 一定の基準を作って提示しない場合、計画した数値が出ない。基準を作り、進捗状況を絶えず監視しない場合、企業ベースが総崩れする。
- 取り組みに関して、改善能力に欠ける。
- 欠勤率が非常に高い。家庭に重点をおく民度であることは理解できても、正社員になった途端、欠勤が増える。
- 権力を盾にした悪さをする。
- 業務に関して積極性が足りない。
- 一人で済む内容の業務も最低2名必要で、改善させない場合、人数が増える。
- 根本には8時間勤務すればなんぼ。の傾向が強い。
- 社内の情報は瞬時社内へ漏洩する。
- 外国人の動向。帰宅後の飲食、夜遊び等は翌日社内へ行動漏洩してしまう。
- 東南アジア諸国と違い愛社精神を求めることはできない。
- 現場を見れない外国人管理者が現場へ業務を任せた場合、適当にされてしまう。
おそらく記述したら延々と続きそうです。
外国企業の管理者の中に多いのは、遣いやすい管理者に任せてしまうことです。
遣いやすい。言いなりになる。を外国企業の管理者が勘違いしている場合が多く見受けられます。
フィリピン人と関わってたとえ仕事が出来てもお金にだらしない人を管理者にしないことです。
現地スタッフとコミュニケーションが取れると、借金申し込みがきます。
「私の周りには、裕福な人がいません。私の知っている裕福な方はあなたです。恥ずかしい話です。申し訳ないですがお金をお貸しください」
絶対、嘘をついてでの良いので貸さないことです。フィリピンの貸してくださいはくださいです。返済日に返してこないので催促したら、逆上され出勤して来なくなった。あるころないこと企業内へ言いふらされたなど100%良いことなどありません。相手を陥れる迄やるのもフィリピン人です。
ネガティブな点が多い国であることは確かですが、ポシティブな点もないわけではありません。
ポシティブにつながるスタッフも稀にいます。その稀なスタッフが実力を発揮してくれ、企業側へついた場合、良い結果が出ます。
ただし、コミュニケーションが崩れた場合、痛手を被りますから、ポシティブなスタッフをコントロールできる能力を有します。
多くの進出企業の管理者はゆうことを聞いてくれる管理者にとって遣いやすいスタッフではなく、意見を出し合い事業の拡大に改善を提案出来るスタッフを一人でも多く作ることだと思います。
フィリピンで、最重要な人事戦略で成功する一つの手段。
最前線で働いてくれる方を大事にすることです。
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