オーディション会場
SPA(特別委任契約 出国申請にあたり、日本の招聘者に代わりフィリピン各機関へ申請を委任する制度)を締結した日本招聘者は、その締結先であるフィリピンの代理店にて、日本へ出演する芸能人の募集を行う。フィリピン労働法では、SPA締結先でのみ、その募集ができる。と制定されている。
SPA契約は昭和時代には、フィリピン代理店代表と日本の招聘者がPOEA本庁へ出向き、そのセクションで両者が署名すれば済み、4年ごとに出向いて書名さえすればよかった。最近のように、毎年毎年更新をし、多額の更新料を支払わされるようになったのは、平成2年マリクリスシオソンの死亡事件以降である。
労働省通達でどのようにでもなるフィリピン。しかし、これほどフィリピン政府に馬鹿にされていた業界も無い。全くそのようなPOEA庁内通達は見受けられない。昔から4年に一回更新すれば良いだけなのだが、とにかく日本の招聘者、フィリピン政府の役人とコネを作りたがる。コネを作ることは非常に良いことなのだが、単なるカッコだけのコネで結局は支払わなくとも良い金まで、しかも膨大な金額を支払っているようだ。このSPAも、現在は更新をしなくとも良くなった。即ち省令本来の内容に戻っただけである。このような契約を締結して初めてフィリピンのSPA契約先で芸能人募集ができる。当然、仕事をする以上は、在日フィリピン大使館にて査証を取得することが前提になる。
首都圏には大凡200社くらいの日本向け芸能人の代理店が存在した。日本招聘者は事前にフィリピン代理店へ電話等で日時、募集条項等を予め連絡、予定に従いマニラへ出向く。オーディション予約を得た各代理店は、その業務を担当している者が、フィリピン国内にある通称ローカルと称するマネージャー、プロモーション、代理店等へ募集予定を連絡する。そのオーディション当日、日本への就労を希望する者は、午前11時くらいから会場へ。会場内にある待合室はあっという間に満席常態。化粧を始める者、着替えをする者各々である。オーディションはファーストタイマー即ち日本への渡航歴の無い者と渡航経験のあるタイマーに分けられ、歌手、ダンサーの職業で会場の受付へ登録する。最近でこそ歌手、ダンサーが殆どであるが、イエローカード時代は奇術師やアクロバットの職業も存在した。ARB制度になり歌手、ダンサー、演奏家、その他に分類され、奇術師やアクロバットはその他へ。しかし、資格取得にあたって、その指導者が見受けられないことから、歌手、ダンサー、演奏家が殆どである。各会場は、必ず舞台衣装に準じた衣装着用を要望するが、ファーストタイマーは全てにおいてオーディション規定を遵守応募してくる。タイマーが問題である。とにかく遵守事項を守らずに、遅刻や普段着のままでジーンズ着用が多くなる。代理店によってはこのような遵守できない者の応募を拒否する代理店もある。
SPA(特別委任契約 出国申請にあたり、日本の招聘者に代わりフィリピン各機関へ申請を委任する制度)を締結した日本招聘者は、その締結先であるフィリピンの代理店にて、日本へ出演する芸能人の募集を行う。フィリピン労働法では、SPA締結先でのみ、その募集ができる。と制定されている。
SPA契約は昭和時代には、フィリピン代理店代表と日本の招聘者がPOEA本庁へ出向き、そのセクションで両者が署名すれば済み、4年ごとに出向いて書名さえすればよかった。最近のように、毎年毎年更新をし、多額の更新料を支払わされるようになったのは、平成2年マリクリスシオソンの死亡事件以降である。
労働省通達でどのようにでもなるフィリピン。しかし、これほどフィリピン政府に馬鹿にされていた業界も無い。全くそのようなPOEA庁内通達は見受けられない。昔から4年に一回更新すれば良いだけなのだが、とにかく日本の招聘者、フィリピン政府の役人とコネを作りたがる。コネを作ることは非常に良いことなのだが、単なるカッコだけのコネで結局は支払わなくとも良い金まで、しかも膨大な金額を支払っているようだ。このSPAも、現在は更新をしなくとも良くなった。即ち省令本来の内容に戻っただけである。このような契約を締結して初めてフィリピンのSPA契約先で芸能人募集ができる。当然、仕事をする以上は、在日フィリピン大使館にて査証を取得することが前提になる。
首都圏には大凡200社くらいの日本向け芸能人の代理店が存在した。日本招聘者は事前にフィリピン代理店へ電話等で日時、募集条項等を予め連絡、予定に従いマニラへ出向く。オーディション予約を得た各代理店は、その業務を担当している者が、フィリピン国内にある通称ローカルと称するマネージャー、プロモーション、代理店等へ募集予定を連絡する。そのオーディション当日、日本への就労を希望する者は、午前11時くらいから会場へ。会場内にある待合室はあっという間に満席常態。化粧を始める者、着替えをする者各々である。オーディションはファーストタイマー即ち日本への渡航歴の無い者と渡航経験のあるタイマーに分けられ、歌手、ダンサーの職業で会場の受付へ登録する。最近でこそ歌手、ダンサーが殆どであるが、イエローカード時代は奇術師やアクロバットの職業も存在した。ARB制度になり歌手、ダンサー、演奏家、その他に分類され、奇術師やアクロバットはその他へ。しかし、資格取得にあたって、その指導者が見受けられないことから、歌手、ダンサー、演奏家が殆どである。各会場は、必ず舞台衣装に準じた衣装着用を要望するが、ファーストタイマーは全てにおいてオーディション規定を遵守応募してくる。タイマーが問題である。とにかく遵守事項を守らずに、遅刻や普段着のままでジーンズ着用が多くなる。代理店によってはこのような遵守できない者の応募を拒否する代理店もある。
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