バクラ一代記

このフィリピンはタイと並んで非常に「バクラ」の多い国。
最近、マラテから不細工なバクラが消え始めてきたようにも。人数も結構少ないようにも思える。
反面、結構可愛い「バクラ」が多くなってきた。
エーマビーニ通り、マラテ通りに出没するが、最近は通称「バクラ通り」と称されるパンパシフィックホテル前からレミデイオスロータリー当たりまでのマラテ通りよりもエーマビーニ通りとダイヤモンドホテルからの交差点バンクデオロ銀行の角の立ち木の下に屯していることが多い。
ハイヤットホテルカジノマニラの裏通りの歩道を夜な夜な午前11時くらいから1時くらいに多く見かける。
不思議と多く引っかかる方「日本人で御座る」
多くのホテルでは入り口のセキュリティーが「お客様、お連れの方は前からのお知り合いですか？実はその方はゲイなのですが。」
その瞬間「信じられないような顔」その場で不貞腐れてかえる「バクラ」殿。
ただし、このマラテではバクラでも簡単に入れるところがある。リビエラマンション。
深夜11時を過ぎると、入り口前に屯しているブガウ連中もいなくなり、ヒヤカス者がいなくなるせいか大手を振ってオヤジ殿・ジジィ殿と一緒！
早ければ15分もしないうちにブンムクレたような顔で出てくる。
中には出てこないときも。
カジノの入り口であった日本人。
オネーチャンと中睦まじく手を組んでリビエラマンションへ。セキュリティーは全くＩＤの要求をするでもなく仲間と雑談中。
たまたま居合わせた日本人が手を組んで入ろうとしている日本人へ「お連れの方はバクラですが」
バクラ「オマエ　アコノコトバカスルカ？アコノカラダミルカ！！」その日本人思わず引いてしまった様子。
手を繋いだ日本人。目は下がりっぱなし。結構酔っ払っていらっしゃる。
カジノの前で話していた時間10分くらい。
「ザケンジャネーヨ！サソッテオイテ　オバケダ！！」
鼻を空のほうへ向け、ケツはフラフープでしているくらい横降りで「タカタカタカタカ」とサンダルの音響かせ捨て台詞「あんたと同じもの持っていて何仰天しているの」
居合わせたアラビア人「あなたはゲイなの？本当にビューティフルね！」
バクラ「ディバー！」

あのくらいいい線いっていれば「一寸暗がり」は引っかかってしまう。
皮下脂肪の塊みたいな下っ腹出してローウエストのジーンズ。ショルダーレスのシャツ着た「狸バクラ」最近は本当に見かけなくなった。

プライドを生まれたときから背負って鼻を空高く。見るからにキングコングのようなバクラでも

「アテー」といわれたらか細いイロっぽい仕草。目をパッチパチパッチパチさせながら黄色い声で「パパ～ン」

オマエはオカマか？「ザケンジャネーヨ」と男声に豹変するバクラ。


酔って歩いているときに声かけられたら「バクラ」と思え深夜のマラテ。

気をつけよう、暗がりの立ち木の下で声かけるお嬢様。ハーイといったら「サヨウナラ」といいましょう。

ご飯を食べていたときの事実。
マラテのとある場所で知り合いのオカマと食事を。
本当によく喋る。唾はきながら、今までに日本人と話したことがないように思えるほど喋る。
小さな店、このバクラ、喉に拡声器でも付けているように爆声張り上げて喋り捲る。
店内のどの場所にいても「五月蝿い」
バクラの話は本当にわけのわからないことを話す。そのたびに店内から笑い声が。笑うたびに話がエスカレートする。
食べ終わって「チェック」と言った途端
バクラ大声を上げた「アライコ！」何事が起こったのだろう？周りからぶん殴られた様子もない。
バクラ「アライ！アライ　アノバイアヤン！！」股間を掴みながらトイレへ入っていった。
しばらくして汗かいて戻ってきた。居合わせた人は大笑い。
バクラ「何笑ってる！ここのシロアリ　私のチ○ン○○○の棒の脇を噛み付きやがった！今日の夜は男になってやる！！」
白蟻がどうやらバクラの一物をかじった様子。フィリピンの白蟻もバクラを嫌っているのか好いているのか？

注意：フィリピンは非常に白蟻の多い国。コンクリートもぶち破る獰猛な白蟻です。テーブルに置いた料理の中に白蟻が紛れ込み「唇」をかじられたことがあります。３、４時間で唇が明太子のように。医者へ行っても白蟻にかじられた場合には薬はありません。注射を一発。腫れが引くまではイカリヤ長介のような唇で４、５日。
このバクラ男になってやる！ご想像が付いたことと思います。
バクラが一言「アノバ　イヤアン　ヒンデ　アコ　バクラ　エ！　マラキ　ナ　マン」