フィリピン通貨 黙示録ー１１

1000ペソ札
表面に描かれている肖像（上）「ホセ・アバッド・サントス Jose Abad Santos
(1886-1046)」。司法長官・日本軍侵攻時の大統領代行・日本軍に協力を
拒否し、処刑された。（中）「 ビセンチ・リム Vicente Lim (1888-1945)」。米国国防大学を卒業した最初のフィリピン人。日本軍侵攻の時に活躍をした将軍、バターン死の行進を体験し、日本軍に処刑された。
（下）ホセフア・リアーネス・エスコダ Josefa　Lianes　Eskoda (1898-1945)」。
女性解放の先駆者・フィリピンガールスカウトの創設者。日本軍に協力を拒否
し処刑された。裏面、1995年に世界文化遺産に指定された「イフガオの棚田」が描かれている。

フィリピンで現在流通している最高額紙幣。どの店でもモールでもブラックライトで偽物検査される紙幣です。買い物を早くしたい場合には100ペソ札でどうぞ。

ラモス政権時代に発行された紙幣。日本を皮肉ったような高額紙幣でもある。3名全てが日本に処刑されたものばかりの紙幣である。