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愉快な話し−2

2020-11-01 | フィリピン

Ako na Bahala

アコ ナ バハラ

お任せください。私に任せなさい。の意味です。

全てでは無いのですが、この言葉がでたら結果は任せなかった方がよかった。

と思うべきです。

フィリピンはいまだに腐敗した政治と言っても過言では無いほど贈収賄の多い国です。

ドゥテルテ大統領の腐敗した政策改革にも関わらず、Philippine Health Insurance Corporation(Phil Health)

の長年にわたる横領事件。

入国管理局ぐるみで中国人の不正入国などが真新しい事件です。

英才教育といっても良いほど、コネクションを持つことがこの国の生き方なのかもしれません。

フィリピンで仕事をしていますと何かと煩わしい、時代に反比例した申請があり、

なかなか思うように進まない事があります。

そういった申請はじめ、許可取得時に便利屋的な自称コネクションの強いと称する者がいます。

誰々とは友達で俺の願いであればほとんど便宜を図ってくれる。

誰々はクラスメートなのでなんでも問題なく聞き入れてくれる。

たまにはそういう方もいるかもしれませんが、そう言った人は便利屋みたいな事をしません。

企業などで賃貸している建物等を工事あるいは改装を行う場合、貸し主へ申請を行います。

アヤラ系列などの賃貸建物の場合、その管理事務所へ申請、許可を得ることになります。

確かに申請許可が下りるまでにそこそこ時間を要する事があります。

 

企業訪問したさい、友人の企業の経営状態が思わしくなく、年間5%の賃上げに困惑、たまたまその企業にいる

コネクションのあるスタッフに家賃交渉をお願いした。すでに4ヶ月経過しても進展がなく、「まもなく」だけなんだよ。

と苦笑していました。

すぐさま事務所の知り合いへ連絡をしてみました。

誰がいつ事務所の誰に。との返事でした。

すぐさま事務所へ出かけ、話をしました。

理由書を書いて下さい。その上で話し合いましょう。とのことで

理由書を作成、交渉をしました。

結果は、以降3年間値上げなし。で結果が出ました。

しかも、話し合いの席上で回答をいただけました。

フィリピンはこう言った事案は結構話が速いのと、ある程度の役職者になると割と気さくに

交渉に応じてくれます。

コネクションの強いスタッフについて調べてみました。

そのスタッフの友達の友達と面識がある程度。でした。

フィリピン人はコネクションなどについて大きな話をする事が多々有ります。

企業間取引や役所であれば、直接出向いて事情を丁寧に説明すれば思った以上にスムースに事が進みます。

フィリピン人がよく口にするコネクションは、金がかかっても事がなかなか進まない。

これを知らずに任せっきりは禁物です。

フィリピンは金次第とも言われますが、本当に信頼関係があればお金は必要ありません。

見極めが肝心です。コネクションの話は信用しない事です。

 

 

 

 

 

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