国指定重要文化財『旧馬場家住宅』解体修理の準備中です

【写真:会津民俗館内の旧馬場家住宅】

今日は気温が高く、2月だというのに珍しく雨が降っています。(^O^)

昨日、お知らせしたように、今月から国庫補助事業で国指定重要文化財『旧馬場家住宅』の解体修理が始まります。 といっても、一年で一番雪が多い時期ですから、まずは現場の仮設事務所となるプレハブを2月4日から建てることになりました。

そのあと、雪が融けるお彼岸ぐらいから事業着手することになると思いますが、それにしても、なぜ2月に除雪覚悟で仮設事務所を設置しなくてはならないのか、ブログをご覧の皆さんも不思議にお思いかと存じます。(^0_0^)



【写真：第二駐車場までの通路を除雪中です】

実は、2ヶ年度にまたがる工事として内示を受けたため、3月の年度末まで、ある程度事業を進めなくてはならないのです。

そこで、現場までの除雪を手配して、なんとか4tトラックが入れるようになりました。ただ、明日から仮設事務所の完成予定日の7日まで、雪が降らない保証はありませんから、降雪量によっては、また除雪機械の手配が必要になります。



【写真：ようやく裏門までの除雪が完了しました】



【写真：館内の仮設事務所（プレハブ）の建設予定地です】
※　まるで敷地の一部だけ春になったようで、鳥がえさを求めて飛んできました

雨でゆるむと、瓦屋根の雪が落ちる可能性がありますから、あらかじめ展示室の軒先の雪を切って落としてみました。



【写真：第一展示室の屋根ですが雪のやり場がありません】
※瓦屋根の積雪は多い所で約１．５m程度あります　（雪が固くて下ろすのも大変です）