【写真:猪苗代で季節外れの「タンポポ」が咲いています】
今日も涼しい、いや寒い猪苗代に出勤しました。朝9時の気温は13℃、さすがに一枚羽織って仕事をしていました。(^O^)
先日のブログでも紹介しましたが、屋根材の結束に使われている「藤つる」について新しい情報が入ってきたので、設計監理と現場代理人に伝えることが出来ました。
【写真:中庭ではツツジも咲き始めました】
※ タンポポといい、まるで春から初夏のような花々です
(天変地異の前触れでしょうか)
ところで、旧馬場家住宅は、元々南会津郡の旧伊南村小塩にあった民家ですが、元所有者のご子息から、結束に使った材料が、「藤つる」ではなく、「満作」(マンサク)の木だったことが判ったそうです。満作、万作ともいい、落葉小高木です。マンサクの語源は明らかではありませんが、早春に花が咲くことから、「まず咲く」「まんずさく」が東北地方で訛ったものと言われています。
このマンサクの木は、白川郷の合掌造りの民家でも結束材として使われていて、腐らず長持ちする材料みたいです。 早速、材料の手配をどうするか、協議することになりました。
さて、タイトルの「市総合防災訓練」ですが、今日は東山小学校での開催となり、猪苗代から東山小学校に防災服を着て向かいました。
詳しくは、防災訓練終了後に書き込みしますので、ブログをもう一度ご覧いただければありがたいです。
【写真:東山小学校の防災訓練に我が会派は全員参加しました】
※ 「きずなの会」4名と右端は古川雄一議員です
お待たせしました。市総合防災訓練の報告を致します。
本日の「災害想定」をまずお知らせしておきます。平成25年9月27日午後3時15分に、会津盆地東縁断層帯を震源としたマグニチュード7.0、震度6弱の大地震が発生し、東山地区を含む市内東部地域で、建物火災、建物崩壊等の被害が発生。また、前日まで台風に伴う大雨で、地盤がゆるんでおり、山際では土砂災害の兆候がみられることから、住民を避難させる必要がでている。ということで訓練が開始されました。
【写真:校庭内には土砂で埋まってしまった車をリアルに再現していました】
あくまで災害想定ですが、高速道路や国道が一部不通となり、公共交通機関が停止し、また、ライフラインにも大きな被害が出ている状況下での訓練が続きました。
【写真:リオン・ドールをはじめとする災害救援支援物資の搬入の様子です】
東山小学校校庭や体育館では、給食給水訓練、避難勧告・避難訓練、初期消火訓練、救援物資受入訓練、集団救急・応急手当訓練、避難所開設訓練、二次避難所開設訓練、土砂災害救助訓練、消火訓練、ライフライン復旧訓練、ボランティアセンター設置訓練、給食配食訓練など、さまざまな訓練を無事終了し、参加者は、自衛隊、婦人消防団や赤十字ボランティアの皆さんが用意してくださった「カレーライス」や「炊き出し」をいただいてきました。
災害は時間に関係なくいつくるか判りません。「備えよ常に」を身にしみて感じた今日の訓練でした。
ご協力いただいた東山地域・学校関係者、各医療機関、ライフライン関係事業所、民間企業で災害応援協定締結事業所の皆さんに心から感謝と御礼を申し上げます。