自転車で日本海へ _ 東京-新潟 単独ライド
と、その前に 2017年9月 秩父の長瀞に cafe ura_hoto(うらほと) を Open しました。
宝登山の麓にある小さなカフェです。
喫茶メニューの他、地場野菜を使ったお食事、そして山カフェならではのオーブン料理などもご用意しています。
ハイクやサイクリングで長瀞にお越しの際はお気軽にお立ち寄り下さい。
以上、potere & deburin からのお知らせでした。 (2017年9月8日)
それでは「自転車で日本海へ _ 東京-新潟 単独ライド」の本文をお楽しみください!!
行ってきました日本海!! やっぱり自転車で行くには遠かった、疲れたよ (・・;
「日本海へ」
「 Design by potere 」
・2013 年 9 月 28 日、29 日
・走行距離_317 km (1日目 233 km / 2日目 84 km)
・実走行時間_17.4 時間(全行程1泊2日)
・消費カロリー_7112 kcal
ルートについて ・・・
いろいろな方のブログを拝見し、参考にさせていただきました。
その中で、特に気になる場所(4ヶ所)を基点にルートを検討。
・ 三国峠(三国トンネル)
・ 越後湯沢(爆弾おにぎり)
・ 越後妻有 十日町(大地の芸術祭の里) ×
・ 柏崎市(柏崎刈羽原子力発電所)
1泊2日と限られた時間でしたので、上り坂の斜度や距離など、見落としがない様にルートを決めました。
今回は CR(サイクリングロード) を使わずにオール 一般道です。
越後湯沢を超えた辺りで疲れ果て、予定していた越後妻有 十日町ルートを諦め、
R17 を伝って最短ルートで宿泊先(魚沼市)に向うハプニングもありました。
日本海 ? 経緯は ・・・
そもそもなんで日本海に行こうと思ったかというと、
いつも読ませていただいているブログ チャリカフェ の管理人である gan さんとのコメントのやり取りが
トリガとなっているんです。「お互い、いつかは新潟(日本海)ですね」といったエールの交換。
東京湾一周 の時もトリガとなったのは gan さんのチャレンジ記事に刺激を受けたのが発端でした。
当初、6 月に実行しようと計画をしたのですが、予定と天候がマッチせずに月日が流れてしまい
今年は行けないかなーと思っていました。
夏場の炎天下に行くのは自信がなかったですし。
そんな中、先週発生した台風(20号&21号)が本土から大きくそれ
週末は太平洋側も日本海側も天気が安定して全国的に晴れマーク、さらに風も微風でやや追い風、
このタイミングを逃したら今年は行けそうもなかったので身支度をして出発したのでした。
------------1日目------------
東京都
今秋一番の冷え込みとなった出発当日深夜、気温 13 ℃。
長袖ジャージとシャカシャカパンツを履いて出発準備。
日中は気温が上がるし、群馬・新潟は気温が低いだろうし、で着るモノに迷うこの時期と場所。
体温調整できる様に半袖ジャージとウィンドブレーカー、そしてレッグウォーマ(UV)を持参して走りだしました。
「近所の交差点」
【1】1枚目はスタートして 500 m で撮った近所の交差点の写真
「今秋一番の冷え込み、気温13℃」
【2】寒っ
「R126(R16合流地点まで)」
【3】普段なら荒川CRで熊谷方面に向かうのですが、この日は一般道を使って最短ルートで
「信号待ち」
【4】グローブを撮ってみた、ウソ
------------
埼玉県
「R16(川越方面へ)」
【5】道標は、春日部、さいたま市、宮前ICを示しているけど向かっているのは川越
「川越」
【6】川越到着、 感動 ・・・ ない
「LAWSON(おでんとおにぎり)」
【7】R254 落合橋手前のローソンで朝ごはん(おでんと鮭おにぎり)
「陽が昇って来た」
【8】陽が昇って来た(*こうやって写真を撮るのにいちいち自転車を降りたりしてたので後半バテたと思う)
「荒川大橋」
【9】荒川大橋到着、49 km 地点
「R407大田方面へ」
【10】熊谷市街、R407 から R17 へ入ります
「熊谷警察署前」
【11】熊谷警察署前交差点(ここでの撮影は流石に周囲の目がきになった)
「R17深谷駅通過」
【12】深谷駅 ? 通過、土地勘がないのでよくわかりまへん
「ボートピア岡部」
【13】こんな場所に競艇場なんてあるんだーと思ったら、ここは競艇場外発売場でした
「R17本庄駅通過」
【14】本庄駅通過、もうすぐ高崎、お腹が空いた
------------
群馬県
「R17藤岡市IN」
【15】藤岡市、ここは自転車を降りて写真を撮らなくちゃ
「R17高崎市IN」
【16】高崎市、ここも自転車を降りて写真を撮らなくちゃ
「R17高崎駅、前橋駅方面へ」
【17】ここはどうでもよかったけど撮っておいた
「東京から100Km地点」
【18】東京から 100 km、でも自宅からは 87 kmだから僕にとってはあまり意味のない標示
なら撮るな!! ・・・ だけどせっかくなので記念に
「JR高崎駅」
【19】7:30過ぎに高崎駅に到着、予定より 1 時間ほど早く着きました
正しくは “1 時間早く着いた” というより “1 時間早く出発した” です
「FamilyMart(プレミアムチキン)」
【20】ファミマでプレミアムチキンを買い、駅前のヤマダ電機のイベント広場で食べました
「JR熊谷駅前ヤマダ電気」
【21】イベント広場の大鏡で自撮
「前橋市街」
【22】前橋市街地、群馬県庁と前橋市役所を横目に群馬大橋を渡って渋川方面へ進路をとります
群馬大橋の下に利根川自転車道が走っていますね、伊香保温泉ライド の時に通りました
「R17 沼田方面へ」
【23】初めて標識に「新潟」の文字が ・・・ 嬉しい
「R17 新潟方面へ」
【24】ん ? 素直に左折
「R17 沼田方面へ」
【25】R17 は路肩が広くて走りやすいです
「R17」
【26】南魚沼まで 104 km、射程距離に入りました *魚沼市小出町が本日の宿泊拠点
「R17渋川駅に寄り道してみた」
【27】ここで少し寄り道
「JR渋川駅」
【28】時間があったら寄ってみたかった渋川駅、寄り道でロスったのは 4 km と誤差範囲
「ウインドブレーカー着用」
【29】日差しが強いわりに気温が上がってきません、寒かったのでここでウィンドブレーカーを着用
「R17三国街道 IN」
【30】ここまで実走行距離 120 km、
ここから三国トンネルまでは 52 km の上り坂となります、今回一番の難所です
斜度はさほどきつくはないので無理をしなければ上れるはずなんだけど、きっと
「これより湯宿温泉」
【31】この辺りはまだ余裕
「猿ヶ京温泉」
【32】猿ヶ京温泉を超えた辺りから、ところどころ傾斜がきついポイントが現れてきますが、
埼玉県内の峠道と比べると極端な U カーブが無いので頑張れば上っていけます
「猿ヶ京温泉街通過」
【33】週末なのに寂れた感じがしてました
「三国街道(新三国大橋)」
【34】ここまで比較的すんなり上ってこれたけど、ここからが辛かった
「三国峠」
【35】休憩をとりながら難所をクリア
足を着いてしまった僕が言うのもおこがましいのですが、勾配はさほどきつくなかったです
「三国峠終点」
【36】ほぼ上りは終了、所々で工事のおじ様達に声をかけられました
声掛けして下さった皆さんに感謝、嬉しいものです、元気をもらいました
ひとりで走っていると人恋しくなることがままあります。
知らない道を走っているときには特にそう。
声を掛けたり掛けられたり、時間にして数分、数秒のこの何気ない出逢いは
この時の僕にとってかけがえのない時間でした。
「三国トンネル」
【37】“怖い”と聞いていた三国トンネル、やっぱり怖かった
「三国トンネル(キャプチャー画像)」
【38】前後を確認して車の気配が消えてからトンネルに入りました
トンネルは危ないですね、この先 柏崎まで三国トンネルと同じようなトンネルをいくつか通りましたが
胸をきゅっとすぼめたくなるような場面が何度かありました
安全確保が最も大切!リアの点滅ライトは多ければ多いほどそれに越したことはないですね
------------
新潟県
「三国トンネルを抜けたらそこは新潟県」
【39】トンネルをぬけたら新潟県でした ^^
既に僕の能力の限界を超えている様な気もしないではないのですが、まだまだ先は長い
ここからは下りなのでなんとか頑張れるかな
「新潟県 IN 」
【40】下り坂が続きます
「初秋の苗場」
【41】苗場だ
「苗場スキー場」
【42】雪がないスキー場はなんとなく物悲しく見えてしまうけど、
ここもあと 2ヶ月もすれば白銀の世界なんて呼ばれて賑わうんでしょうね
「東京から 200 km」
【43】来たー、東京から 200.2 km 中途半端 (・・
「秋空」
【44】車もなく、人影もなく、静かな場所でした、空気がひんやり
簡単に「癒される」なんて言葉を発してしまうけど、
実はそんな言葉では語りつくせないほど、いろいろなものをもらったのですけどね、
この景色と今まで走ってきた時間の中で
「絶景」
【45】そろそろ疲れがでてきていたので先を急がず少し休憩
「爽快」
【46】再び走り出します、この先も下りが続くので 楽 出来ます
柏崎(日本海)まではところどころで小高い山道がありますが、基本的にはずーと下り勾配の道が続きます
(*それを知っていたからここまで頑張って走ってこれました ← これロングライドの行程を決める上ではかなり重要なポイントだと思います)
「R17湯沢市街へ」
【47】越後湯沢で 爆弾おにぎり と へぎ蕎麦 を食べる計画
「JR越後湯沢駅」
【48】まずは越後湯沢駅で記念写真
「越後湯沢駅構内ぽんしゅ館(爆弾おにぎり)」
【49】越後湯沢駅構内の ぽんしゅ館 に立ちよって、「うおぬま食堂 雪ん洞」さんで “爆弾おにぎり” を買いました。
地元で一番おいしい米がとれると言われている特A地区で栽培された南魚沼産コシヒカリ100%を
自家精米・低温貯蔵し、大きなお釜で一気に炊き上げたホッカホカのご飯、
爆弾おにぎりは1合分使って握るそうです。
(* 斜線部はぽんしゅ館の HP の記述を引用させていただきました )
中に入れる具材を18種の中からチョイス、僕は梅をお願いしました。
アルミホイルに包まれた漬けものと味噌汁がサービスで付いてきます。
注文をしてから作ってくれるのですが、待っている時に炊きたてのご飯と海苔の香りがたちこめてきました。
きっと海苔もこだわりの海苔を使っているのだと思います。
僕はテイクアウトだったので味噌汁だけ飲んで、
おにぎりはキャリアバックにくくりつけて後ほど食べました → 写真【56】。
You Tubeで 爆弾おにぎりを作っている様子 が公開されていますので興味のある方はどうぞ。
ちなみにこちらのぽんしゅ館は見所、食べ処満載です、
食事をしたり時間を掛けて土産選びをしても楽しいかもしれませんね。
先を急いでいたので爆弾おにぎりを買って店を後にしてしまいましたが勿体なかったなーと。
機会があったらもう一度行ってみたい場所です。
いつも拝見させていただいているコチラのブログで 爆弾おにぎり が紹介されていました
Thanks to ・・・・・ 自己満足な毎日_これでいいのだ! & LisaのF650GSと日々の出来事
「中村屋(へぎ蕎麦)」
【50】越後湯沢駅前の 中野屋 さんで少し遅めの昼ごはん、へぎ蕎麦を食べました。
へぎ蕎麦の発祥の地は新潟県魚沼なんですって!! 長野県かと勘違いしていました。
つなぎに海藻(布海苔)が使われていて喉ごしがよいのが特徴だと思うのですが
蕎麦の風味が消されてしまっている感じがあるので好みが分かれるかと思います。
三国トンネルを過ぎた頃から疲れを感じていて食欲がなくなっていました(空腹のはずなのに)
へぎ蕎麦(へぎ蕎麦の注文は 2 人前からとなります)を食べるだけで疲れてしまう始末で
身体にも胃にも負担をかける結果となりました。
さきほど買った 爆弾おにぎり は後で食べることに ・・・ 疲れた身体に重たくのしかかる爆弾おにぎり (・・;
「来た道を振り返ってみた」
【51】再び走りだしました、
振り返ってみると超えてきた山が遠くに見えます、いろいろな想いが交錯した瞬間でした
ここからはのんびり走ります、というより、もはや 20 km/h で走るのもおぼつかない状態
「ガーラ湯沢スキー場」
【52】写真を撮るのも苦痛
数キロ走っては止まり、数キロ走っては止まりの状態が続きます
限界を感じたので予定していた越後妻有 十日町ルート(大地の芸術祭の里)へ行くのをあきらめ、
このまま R17 を伝って最短ルートで宿泊先(魚沼市)に向うことにしました。
「南魚沼市IN」
【53】南魚沼市、ここからが長かった
「東京から234km」
【54】疲れているのに写真を撮らなくてはと思ってしまうのは使命感 ?
ブログに載せたいなーと思うと、疲れていても頑張れてしまう事がたまにあります
キャリアバックにくくりつけている白いビニール袋は、そうです 爆弾 おにぎり です
「ハンガーノック」
【55】ゆっくり走ってもなかなか体力が回復してこなかったので
もしかしてハンガーノック ?? と気づいて走るのを止めました(へぎ蕎麦 2人前 食べたのに)
自転車を停めて、携帯していたハチミツを口に含んだり、黒糖をかじったりしながら、
体力が戻って来るのを待ちました、1時間ぐらいかかったのかな、心細かったです
「爆弾おにぎり」
【56】体力が回復してくると、今度はお腹が空いてきました、ここで 爆弾おにぎり の登場。
白米のいいにおいと海苔の香りが ・・・ 非日常の中で味わうシュールな快感、幸せです。
(* シュールの使い方あってます ?)
HPとか食べログとかの写真では全然伝わらないと思います、この旨さ。
食べ終え、再びペダルを漕ぎ出しました。
「魚野川と夕焼け」
【57】越後湯沢から 42 km、何度も休憩をしたとはいえ、ここまで 4 時間弱 掛かっての到着です
自宅を出発してから 233 km、約 16 時間が過ぎました、疲れた (・・;
「宿泊先」
【58】とりあえず宿までたどり着いてほっとしました
部屋まで自転車の持込みを許可して下さった「小出ホテルオカベ」の方々に感謝です
皆さん、小出ホテルオカベを利用しましょう~
1 泊 ¥5,985 円、完全禁煙室有り、水回り清潔、繁華街まで歩いて10 分、フロントのにいちゃん(社員)がとても親切
そして、自転車を部屋まで持ち込ませてくれます ← ポイント高い
左上:小出町商店街交差点(信号の先にある橋を渡ればホテルに着きます)
右上:小出ホテルオカベ
左下:チェックイン記念、精根尽き果てた哀れな姿です、おまけに日焼けして顔が痛い
右下:朝~ 出発準備完了
「宿泊先(夜ごはん)」
【59】せっかく新潟まで来たので何か美味しいものでも食べようと街に出たものの食欲がなく、
とりあえずスーパーに入って食料を手に取りました。
ビタミン補給をしなくてはとオレンジジュース(疲労回復)とキウイ(効くのか?)をとってレジへ。
買い物をしていると物珍しかったのか、おばちゃん(おねえちゃん?)に話しかけられるも、
話をするのも辛かったのでそっけない態度をとってしまった、ごめんなさい。
普段はこの程度ではおやつにも満たない量なのですが、この夜はこれを食べきるのが精一杯でした。
------------2日目------------
何度も起きてしまいました、熟睡できたのは正味 1、2 時間だったと思います
それでも目が覚めると前日の疲れは感じず、体力が戻っているのが確認出来たのでほっと
「小出駅(ホテルの部屋から)」
【60】明け方に霧雨が降ったようで靄がかかっていました
天気予報は晴れ、5:30 にホテルを出発しました
「再び走り出す」
【61】再び走り出します
「百夜行」
【62】百夜行(東野圭吾さん原作のドラマ)でこんなシーンがありました
「あの山を超えれば海にが見えるはず」
【63】柏崎までは全体的に下り基調の道ですが、途中に 100 ~ 200 m の小高い山道を通ります
2日目は追い風もあり、かなり楽にペダルを漕げていました
この山を越えれば日本海!
「柏崎市IN」
【64】柏崎市まで来ました、ホテル(小出町)からはアバウト 50 km、前日の事を考えれば楽勝
「日本海到着~」
【65】う・れ・し・い
「日本海へ来たよ」
【67】いっぱい写真を撮りました
「来てよかった」
【68】今回もこのキャリアバックにはお世話になりました、ありがとね
「柏崎刈羽原子力発電所」
【69】ここから最後の目的地となる柏崎刈羽原子力発電所へ向かいます
距離は約 8 km、R352 北陸道 を北に進みます
近くまで行ってみるも茂みに覆われていて見えません(海沿いの砂浜から歩いて行くと見えるみたいです)
しかし、市の中心部から直線距離で5kmの場所に原発が存在しているという現実がそこにはありました。
僕が訪れる数日前に東電(廣瀬社長)から新潟県知事に再稼働に向けた申入書(再)が手渡され、
再稼働に関する動きが俄かにでてきました。
現地では報道関係者の車も多く、物々しい雰囲気が伝わってきます。
今回、柏崎刈羽原子力発電所にはいろいろな思いを馳せて行ったのですが、
自転車日記というブログの中で書く事ではない様な気がしたので多くを記す事は控えることにしました。
が、私達も日々の生活の中で電気を使っている関係者のひとりです、
一連の問題を直視し、真面目に考え、政府の指針を注視していかなくてはいけないと改めて思いました。
「着替えと荷物整理」
【70】柏崎市街に戻ってきました
柏崎駅に向かう前に海沿いの公園で着替えと荷物整理。
帰りは電車なので汗が浸み込んだばっちいジャージとばっちい靴下(捨ててきた)を脱いで、
きれいな状態が保たれているウィンドブレーカーを素肌の上に羽織り、
素足でスニーカーを履いて、他人に迷惑がかからない様に最低限 身綺麗にして柏崎駅に向かったのでした。
駅で着替えると人目が気になるからここでぱぱっと済ませちゃいました。
ちなみに半袖ジャージと長袖ジャージは2日間着っぱなし、シャカシャカパンツと靴下も右に同じ(汚ね
パッド付きインナーパンツだけはホテルでシャワーを浴びながら洗いました
「日本海とお別れ」
【71】名残惜しい日本海、最後にもう 1 枚記念写真を撮りました
よかったら パノラマ写真 もどうぞ
道中、いろいろ感じたり、想いを馳せたりする事がいくつかありました
これは他人に伝える様なものではないので心の内にしまって大切な糧として役立てたいと思います
1 泊 2 日と駆け足の自転車旅ではありましたが、来てよかった
「撤収!輪行準備」
【72】柏崎で美味しいものでも食べようと意気込んで来たはいいけど
商店街はどの店もシャッターが降りていて美味しいものにありつけず。
地元のコンビニでお菓子を買って輪行準備に取り掛かりました。
「新幹線 Max とき」
【73】帰ろっと ・・・・・
お土産
「新潟銘菓(笹餅)」
【74】笹だんご(▲訂正20131006 誤:笹餅 → 正:笹だんご)をお土産に買って帰りました。
疲れた身体に笹餅 5 個 300g が肩に重くのし掛かってきました、買わなきゃよかった (・・;
おまけ
「自家製いくら丼」
【75】翌日の晩、我が家の食卓にいくら丼が ・・・
新潟で美味しいもの(美味しいものとは鮨を意味してます)を食べられなかったと話したら
可哀想と思ったらしくいくら丼が食卓に
【後記】
初日に無理な行程を組んでしまった為に、僕にとっては少々キツイ自転車となってしまいました。
高波の日本海に低い雲が覆い尽くしているような、そんな景観を期待していたわけですが、
ありえませんよね、穏やかな初秋の日に訪れているわけなんですから。
そう考えると、わざわざ天候の良い日を狙って行く必要もなかったのかな(笑
悪天候であれば悪天候でしか味わえない景色や旅の楽しみがあったはずですからね。
多少の天候不良など、気にしない、気にしない、次回はもっと軽いノリで行ってみようと思います。
最後に
青春期だけではなく、大人になっても傷ついたり自信をなくしかけたりする場面ってありますよね。
そういった時に「非日常」に身を置いてみると、
なぜだか自分の考えが整理出来たり、元気になったりします、僕は。
今、僕の好きな事は自転車なので自転車に関わる事で非日常に身を置く事を考えるわけですが、
トレッキングが好きな方は富士山を登ってみるとか屋久島に縄文杉を見に行くとか、
旅行が好きな方はバックパックひとつで未開の地を旅するとか、
非日常なんて難しく考えなくとも、普段の生活から少しだけベクトルをズラしたものでいいのだと思います。
ただ、自分の実力より少しだけハードルを高めに設定しておくと、
ハードルを上げた分、感じ取れるものも多くなるかもしれませんね。
多分、“達成感+感動+α” は、難易度と比例の関係にあるんだと思います
今現在、別に傷ついてもないし、自信を失いかけている訳でもないのですが、
今回はノリで、「自転車で日本海へ」みたいな非日常を作って自分試しの挑戦をしてみました。
こうして非日常に単身 身を置いてみると、
辛かった、楽しかった、達成感、感動といった言葉では片付けられない何か特別なモノが得られるんです。
それがまた普段の生活に戻ってからの生きる糧になったりして ^^
あ~楽しかった
でもホント疲れた (・・;
最後まで読んでいただきありがとうございました。 potere
と、その前に 2017年9月 秩父の長瀞に cafe ura_hoto(うらほと) を Open しました。
宝登山の麓にある小さなカフェです。
喫茶メニューの他、地場野菜を使ったお食事、そして山カフェならではのオーブン料理などもご用意しています。
ハイクやサイクリングで長瀞にお越しの際はお気軽にお立ち寄り下さい。
以上、potere & deburin からのお知らせでした。 (2017年9月8日)
それでは「自転車で日本海へ _ 東京-新潟 単独ライド」の本文をお楽しみください!!
行ってきました日本海!! やっぱり自転車で行くには遠かった、疲れたよ (・・;


・2013 年 9 月 28 日、29 日
・走行距離_317 km (1日目 233 km / 2日目 84 km)
・実走行時間_17.4 時間(全行程1泊2日)
・消費カロリー_7112 kcal
ルートについて ・・・
いろいろな方のブログを拝見し、参考にさせていただきました。
その中で、特に気になる場所(4ヶ所)を基点にルートを検討。
・ 三国峠(三国トンネル)
・ 越後湯沢(爆弾おにぎり)
・ 越後妻有 十日町(大地の芸術祭の里) ×
・ 柏崎市(柏崎刈羽原子力発電所)
1泊2日と限られた時間でしたので、上り坂の斜度や距離など、見落としがない様にルートを決めました。
今回は CR(サイクリングロード) を使わずにオール 一般道です。
越後湯沢を超えた辺りで疲れ果て、予定していた越後妻有 十日町ルートを諦め、
R17 を伝って最短ルートで宿泊先(魚沼市)に向うハプニングもありました。
日本海 ? 経緯は ・・・
そもそもなんで日本海に行こうと思ったかというと、
いつも読ませていただいているブログ チャリカフェ の管理人である gan さんとのコメントのやり取りが
トリガとなっているんです。「お互い、いつかは新潟(日本海)ですね」といったエールの交換。
東京湾一周 の時もトリガとなったのは gan さんのチャレンジ記事に刺激を受けたのが発端でした。
当初、6 月に実行しようと計画をしたのですが、予定と天候がマッチせずに月日が流れてしまい
今年は行けないかなーと思っていました。
夏場の炎天下に行くのは自信がなかったですし。
そんな中、先週発生した台風(20号&21号)が本土から大きくそれ
週末は太平洋側も日本海側も天気が安定して全国的に晴れマーク、さらに風も微風でやや追い風、
このタイミングを逃したら今年は行けそうもなかったので身支度をして出発したのでした。
------------1日目------------
東京都
今秋一番の冷え込みとなった出発当日深夜、気温 13 ℃。
長袖ジャージとシャカシャカパンツを履いて出発準備。
日中は気温が上がるし、群馬・新潟は気温が低いだろうし、で着るモノに迷うこの時期と場所。
体温調整できる様に半袖ジャージとウィンドブレーカー、そしてレッグウォーマ(UV)を持参して走りだしました。

【1】1枚目はスタートして 500 m で撮った近所の交差点の写真

【2】寒っ

【3】普段なら荒川CRで熊谷方面に向かうのですが、この日は一般道を使って最短ルートで

【4】グローブを撮ってみた、ウソ
------------
埼玉県

【5】道標は、春日部、さいたま市、宮前ICを示しているけど向かっているのは川越

【6】川越到着、 感動 ・・・ ない

【7】R254 落合橋手前のローソンで朝ごはん(おでんと鮭おにぎり)

【8】陽が昇って来た(*こうやって写真を撮るのにいちいち自転車を降りたりしてたので後半バテたと思う)

【9】荒川大橋到着、49 km 地点

【10】熊谷市街、R407 から R17 へ入ります

【11】熊谷警察署前交差点(ここでの撮影は流石に周囲の目がきになった)

【12】深谷駅 ? 通過、土地勘がないのでよくわかりまへん

【13】こんな場所に競艇場なんてあるんだーと思ったら、ここは競艇場外発売場でした

【14】本庄駅通過、もうすぐ高崎、お腹が空いた
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群馬県

【15】藤岡市、ここは自転車を降りて写真を撮らなくちゃ

【16】高崎市、ここも自転車を降りて写真を撮らなくちゃ

【17】ここはどうでもよかったけど撮っておいた

【18】東京から 100 km、でも自宅からは 87 kmだから僕にとってはあまり意味のない標示
なら撮るな!! ・・・ だけどせっかくなので記念に

【19】7:30過ぎに高崎駅に到着、予定より 1 時間ほど早く着きました
正しくは “1 時間早く着いた” というより “1 時間早く出発した” です

【20】ファミマでプレミアムチキンを買い、駅前のヤマダ電機のイベント広場で食べました

【21】イベント広場の大鏡で自撮

【22】前橋市街地、群馬県庁と前橋市役所を横目に群馬大橋を渡って渋川方面へ進路をとります
群馬大橋の下に利根川自転車道が走っていますね、伊香保温泉ライド の時に通りました

【23】初めて標識に「新潟」の文字が ・・・ 嬉しい

【24】ん ? 素直に左折

【25】R17 は路肩が広くて走りやすいです

【26】南魚沼まで 104 km、射程距離に入りました *魚沼市小出町が本日の宿泊拠点

【27】ここで少し寄り道

【28】時間があったら寄ってみたかった渋川駅、寄り道でロスったのは 4 km と誤差範囲

【29】日差しが強いわりに気温が上がってきません、寒かったのでここでウィンドブレーカーを着用

【30】ここまで実走行距離 120 km、
ここから三国トンネルまでは 52 km の上り坂となります、今回一番の難所です
斜度はさほどきつくはないので無理をしなければ上れるはずなんだけど、きっと

【31】この辺りはまだ余裕

【32】猿ヶ京温泉を超えた辺りから、ところどころ傾斜がきついポイントが現れてきますが、
埼玉県内の峠道と比べると極端な U カーブが無いので頑張れば上っていけます

【33】週末なのに寂れた感じがしてました

【34】ここまで比較的すんなり上ってこれたけど、ここからが辛かった

【35】休憩をとりながら難所をクリア
足を着いてしまった僕が言うのもおこがましいのですが、勾配はさほどきつくなかったです

【36】ほぼ上りは終了、所々で工事のおじ様達に声をかけられました
声掛けして下さった皆さんに感謝、嬉しいものです、元気をもらいました
ひとりで走っていると人恋しくなることがままあります。
知らない道を走っているときには特にそう。
声を掛けたり掛けられたり、時間にして数分、数秒のこの何気ない出逢いは
この時の僕にとってかけがえのない時間でした。

【37】“怖い”と聞いていた三国トンネル、やっぱり怖かった

【38】前後を確認して車の気配が消えてからトンネルに入りました
トンネルは危ないですね、この先 柏崎まで三国トンネルと同じようなトンネルをいくつか通りましたが
胸をきゅっとすぼめたくなるような場面が何度かありました
安全確保が最も大切!リアの点滅ライトは多ければ多いほどそれに越したことはないですね
------------
新潟県

【39】トンネルをぬけたら新潟県でした ^^
既に僕の能力の限界を超えている様な気もしないではないのですが、まだまだ先は長い
ここからは下りなのでなんとか頑張れるかな

【40】下り坂が続きます

【41】苗場だ

【42】雪がないスキー場はなんとなく物悲しく見えてしまうけど、
ここもあと 2ヶ月もすれば白銀の世界なんて呼ばれて賑わうんでしょうね

【43】来たー、東京から 200.2 km 中途半端 (・・

【44】車もなく、人影もなく、静かな場所でした、空気がひんやり
簡単に「癒される」なんて言葉を発してしまうけど、
実はそんな言葉では語りつくせないほど、いろいろなものをもらったのですけどね、
この景色と今まで走ってきた時間の中で

【45】そろそろ疲れがでてきていたので先を急がず少し休憩

【46】再び走り出します、この先も下りが続くので 楽 出来ます
柏崎(日本海)まではところどころで小高い山道がありますが、基本的にはずーと下り勾配の道が続きます
(*それを知っていたからここまで頑張って走ってこれました ← これロングライドの行程を決める上ではかなり重要なポイントだと思います)

【47】越後湯沢で 爆弾おにぎり と へぎ蕎麦 を食べる計画

【48】まずは越後湯沢駅で記念写真

【49】越後湯沢駅構内の ぽんしゅ館 に立ちよって、「うおぬま食堂 雪ん洞」さんで “爆弾おにぎり” を買いました。
地元で一番おいしい米がとれると言われている特A地区で栽培された南魚沼産コシヒカリ100%を
自家精米・低温貯蔵し、大きなお釜で一気に炊き上げたホッカホカのご飯、
爆弾おにぎりは1合分使って握るそうです。
(* 斜線部はぽんしゅ館の HP の記述を引用させていただきました )
中に入れる具材を18種の中からチョイス、僕は梅をお願いしました。
アルミホイルに包まれた漬けものと味噌汁がサービスで付いてきます。
注文をしてから作ってくれるのですが、待っている時に炊きたてのご飯と海苔の香りがたちこめてきました。
きっと海苔もこだわりの海苔を使っているのだと思います。
僕はテイクアウトだったので味噌汁だけ飲んで、
おにぎりはキャリアバックにくくりつけて後ほど食べました → 写真【56】。
You Tubeで 爆弾おにぎりを作っている様子 が公開されていますので興味のある方はどうぞ。
ちなみにこちらのぽんしゅ館は見所、食べ処満載です、
食事をしたり時間を掛けて土産選びをしても楽しいかもしれませんね。
先を急いでいたので爆弾おにぎりを買って店を後にしてしまいましたが勿体なかったなーと。
機会があったらもう一度行ってみたい場所です。
いつも拝見させていただいているコチラのブログで 爆弾おにぎり が紹介されていました
Thanks to ・・・・・ 自己満足な毎日_これでいいのだ! & LisaのF650GSと日々の出来事

【50】越後湯沢駅前の 中野屋 さんで少し遅めの昼ごはん、へぎ蕎麦を食べました。
へぎ蕎麦の発祥の地は新潟県魚沼なんですって!! 長野県かと勘違いしていました。
つなぎに海藻(布海苔)が使われていて喉ごしがよいのが特徴だと思うのですが
蕎麦の風味が消されてしまっている感じがあるので好みが分かれるかと思います。
三国トンネルを過ぎた頃から疲れを感じていて食欲がなくなっていました(空腹のはずなのに)
へぎ蕎麦(へぎ蕎麦の注文は 2 人前からとなります)を食べるだけで疲れてしまう始末で
身体にも胃にも負担をかける結果となりました。
さきほど買った 爆弾おにぎり は後で食べることに ・・・ 疲れた身体に重たくのしかかる爆弾おにぎり (・・;

【51】再び走りだしました、
振り返ってみると超えてきた山が遠くに見えます、いろいろな想いが交錯した瞬間でした
ここからはのんびり走ります、というより、もはや 20 km/h で走るのもおぼつかない状態

【52】写真を撮るのも苦痛
数キロ走っては止まり、数キロ走っては止まりの状態が続きます
限界を感じたので予定していた越後妻有 十日町ルート(大地の芸術祭の里)へ行くのをあきらめ、
このまま R17 を伝って最短ルートで宿泊先(魚沼市)に向うことにしました。

【53】南魚沼市、ここからが長かった

【54】疲れているのに写真を撮らなくてはと思ってしまうのは使命感 ?
ブログに載せたいなーと思うと、疲れていても頑張れてしまう事がたまにあります
キャリアバックにくくりつけている白いビニール袋は、そうです 爆弾 おにぎり です

【55】ゆっくり走ってもなかなか体力が回復してこなかったので
もしかしてハンガーノック ?? と気づいて走るのを止めました(へぎ蕎麦 2人前 食べたのに)
自転車を停めて、携帯していたハチミツを口に含んだり、黒糖をかじったりしながら、
体力が戻って来るのを待ちました、1時間ぐらいかかったのかな、心細かったです

【56】体力が回復してくると、今度はお腹が空いてきました、ここで 爆弾おにぎり の登場。
白米のいいにおいと海苔の香りが ・・・ 非日常の中で味わうシュールな快感、幸せです。
(* シュールの使い方あってます ?)
HPとか食べログとかの写真では全然伝わらないと思います、この旨さ。
食べ終え、再びペダルを漕ぎ出しました。

【57】越後湯沢から 42 km、何度も休憩をしたとはいえ、ここまで 4 時間弱 掛かっての到着です
自宅を出発してから 233 km、約 16 時間が過ぎました、疲れた (・・;

【58】とりあえず宿までたどり着いてほっとしました
部屋まで自転車の持込みを許可して下さった「小出ホテルオカベ」の方々に感謝です
皆さん、小出ホテルオカベを利用しましょう~
1 泊 ¥5,985 円、完全禁煙室有り、水回り清潔、繁華街まで歩いて10 分、フロントのにいちゃん(社員)がとても親切
そして、自転車を部屋まで持ち込ませてくれます ← ポイント高い
左上:小出町商店街交差点(信号の先にある橋を渡ればホテルに着きます)
右上:小出ホテルオカベ
左下:チェックイン記念、精根尽き果てた哀れな姿です、おまけに日焼けして顔が痛い
右下:朝~ 出発準備完了

【59】せっかく新潟まで来たので何か美味しいものでも食べようと街に出たものの食欲がなく、
とりあえずスーパーに入って食料を手に取りました。
ビタミン補給をしなくてはとオレンジジュース(疲労回復)とキウイ(効くのか?)をとってレジへ。
買い物をしていると物珍しかったのか、おばちゃん(おねえちゃん?)に話しかけられるも、
話をするのも辛かったのでそっけない態度をとってしまった、ごめんなさい。
普段はこの程度ではおやつにも満たない量なのですが、この夜はこれを食べきるのが精一杯でした。
------------2日目------------
何度も起きてしまいました、熟睡できたのは正味 1、2 時間だったと思います
それでも目が覚めると前日の疲れは感じず、体力が戻っているのが確認出来たのでほっと

【60】明け方に霧雨が降ったようで靄がかかっていました
天気予報は晴れ、5:30 にホテルを出発しました

【61】再び走り出します

【62】百夜行(東野圭吾さん原作のドラマ)でこんなシーンがありました

【63】柏崎までは全体的に下り基調の道ですが、途中に 100 ~ 200 m の小高い山道を通ります
2日目は追い風もあり、かなり楽にペダルを漕げていました
この山を越えれば日本海!

【64】柏崎市まで来ました、ホテル(小出町)からはアバウト 50 km、前日の事を考えれば楽勝

【65】う・れ・し・い

【67】いっぱい写真を撮りました

【68】今回もこのキャリアバックにはお世話になりました、ありがとね

【69】ここから最後の目的地となる柏崎刈羽原子力発電所へ向かいます
距離は約 8 km、R352 北陸道 を北に進みます
近くまで行ってみるも茂みに覆われていて見えません(海沿いの砂浜から歩いて行くと見えるみたいです)
しかし、市の中心部から直線距離で5kmの場所に原発が存在しているという現実がそこにはありました。
僕が訪れる数日前に東電(廣瀬社長)から新潟県知事に再稼働に向けた申入書(再)が手渡され、
再稼働に関する動きが俄かにでてきました。
現地では報道関係者の車も多く、物々しい雰囲気が伝わってきます。
今回、柏崎刈羽原子力発電所にはいろいろな思いを馳せて行ったのですが、
自転車日記というブログの中で書く事ではない様な気がしたので多くを記す事は控えることにしました。
が、私達も日々の生活の中で電気を使っている関係者のひとりです、
一連の問題を直視し、真面目に考え、政府の指針を注視していかなくてはいけないと改めて思いました。

【70】柏崎市街に戻ってきました
柏崎駅に向かう前に海沿いの公園で着替えと荷物整理。
帰りは電車なので汗が浸み込んだばっちいジャージとばっちい靴下(捨ててきた)を脱いで、
きれいな状態が保たれているウィンドブレーカーを素肌の上に羽織り、
素足でスニーカーを履いて、他人に迷惑がかからない様に最低限 身綺麗にして柏崎駅に向かったのでした。
駅で着替えると人目が気になるからここでぱぱっと済ませちゃいました。
ちなみに半袖ジャージと長袖ジャージは2日間着っぱなし、シャカシャカパンツと靴下も右に同じ(汚ね
パッド付きインナーパンツだけはホテルでシャワーを浴びながら洗いました

【71】名残惜しい日本海、最後にもう 1 枚記念写真を撮りました
よかったら パノラマ写真 もどうぞ
道中、いろいろ感じたり、想いを馳せたりする事がいくつかありました
これは他人に伝える様なものではないので心の内にしまって大切な糧として役立てたいと思います
1 泊 2 日と駆け足の自転車旅ではありましたが、来てよかった

【72】柏崎で美味しいものでも食べようと意気込んで来たはいいけど
商店街はどの店もシャッターが降りていて美味しいものにありつけず。
地元のコンビニでお菓子を買って輪行準備に取り掛かりました。

【73】帰ろっと ・・・・・
お土産

【74】笹だんご(▲訂正20131006 誤:笹餅 → 正:笹だんご)をお土産に買って帰りました。
疲れた身体に笹餅 5 個 300g が肩に重くのし掛かってきました、買わなきゃよかった (・・;
おまけ

【75】翌日の晩、我が家の食卓にいくら丼が ・・・
新潟で美味しいもの(美味しいものとは鮨を意味してます)を食べられなかったと話したら
可哀想と思ったらしくいくら丼が食卓に
【後記】
初日に無理な行程を組んでしまった為に、僕にとっては少々キツイ自転車となってしまいました。
高波の日本海に低い雲が覆い尽くしているような、そんな景観を期待していたわけですが、
ありえませんよね、穏やかな初秋の日に訪れているわけなんですから。
そう考えると、わざわざ天候の良い日を狙って行く必要もなかったのかな(笑
悪天候であれば悪天候でしか味わえない景色や旅の楽しみがあったはずですからね。
多少の天候不良など、気にしない、気にしない、次回はもっと軽いノリで行ってみようと思います。
最後に
青春期だけではなく、大人になっても傷ついたり自信をなくしかけたりする場面ってありますよね。
そういった時に「非日常」に身を置いてみると、
なぜだか自分の考えが整理出来たり、元気になったりします、僕は。
今、僕の好きな事は自転車なので自転車に関わる事で非日常に身を置く事を考えるわけですが、
トレッキングが好きな方は富士山を登ってみるとか屋久島に縄文杉を見に行くとか、
旅行が好きな方はバックパックひとつで未開の地を旅するとか、
非日常なんて難しく考えなくとも、普段の生活から少しだけベクトルをズラしたものでいいのだと思います。
ただ、自分の実力より少しだけハードルを高めに設定しておくと、
ハードルを上げた分、感じ取れるものも多くなるかもしれませんね。
多分、“達成感+感動+α” は、難易度と比例の関係にあるんだと思います
今現在、別に傷ついてもないし、自信を失いかけている訳でもないのですが、
今回はノリで、「自転車で日本海へ」みたいな非日常を作って自分試しの挑戦をしてみました。
こうして非日常に単身 身を置いてみると、
辛かった、楽しかった、達成感、感動といった言葉では片付けられない何か特別なモノが得られるんです。
それがまた普段の生活に戻ってからの生きる糧になったりして ^^
あ~楽しかった
でもホント疲れた (・・;
最後まで読んでいただきありがとうございました。 potere
つらそうだけど、楽しそう!僕も実は新潟狙ってます!全行程自転車にするか、高崎から越後湯沢まで新幹線でワープするか迷ってましたが、potereさんのブログ見て、なんとか自走したいな、と思っています。
大変お疲れ様でした!ゆっくり休んでください!ってかもうお休みになって仕事してるかな?
では。
細かく写真付きのレポートのおかげでイメージ湧きますし、ちょっと達成感のお裾分けを頂いた気分です(^^)
やはりそれだけ走っての日本海が見えたときは感動するんでしょうね~
実はウチも「今年は日本海!」と年の初めに計画してたのですが、ちょっとビビってしまい持ち越しになってしまいました(^^;
来年こそ!? かな?
自分のブログがなんだか恥ずかしくなってきてしまいますよ~!ぽて神様~!
関越トンネル通る度に、「よう掘ったな~。」と思うのですが、自転車だと峠を越すしかありませんからね…(^_^;)
【44】にありましたけど、私も屋久島に行ってから「癒される」という言葉を使いたくなくなりました。
その言葉以上のものをもらえる経験なんて最近してないな…(^_^;)
potereさんが以前書いていたので、登りの峠などで危なくない時は自転車の人には「頑張れ!」の意味で手をあげて抜くようにしました。
「あんまり伝わってない」or「それどころではない」場合が多いみたいですけど、これからも続けようと思います☆
達成感のおすそ分け、私もいただきました♪
potereさん、憧れちゃいます。
かなり疲れたみたいですが大丈夫ですか?
一度は行ってみたいと思っている場所ですが単独だと不安かも(苦笑
一日150kmと考えればなんとかならないこともないような気がしますが、けっこうな冒険ですよね。
ハイ、走りました^^
そうなんですよ、皆さん新潟を狙ってるんですよ、新潟の方々は困ってしまいますよね、みんなに狙われて(笑
僕なんか 6 月から狙ってましたから、狙われる方もたまったもんじゃないと思います。
あまり無理強いは出来ないのですがフル自走をおすすめさせていただきます^^
高崎から越後湯沢へは三国街道を通って行くのですが、この山道が最高に走りやすくて爽快でした。
上り坂では苦戦をしましたが、RX78-RENさんの脚と体力があればスイスイです。
・・・・・・・ あれ ?? もしかしてRX78-RENさんは 0泊1日 、日帰りで行っちゃうのかな (・・:
>細かく写真付きのレポートのおかげでイメージ湧きますし、ちょっと達成感のお裾分けを頂いた気分です
僕にとって最高の褒め言葉です、ありがとうございます。
ブログを始める前から写真をバシャバシャ撮るタイプだったのですが、
こうしてブログに載せる事を考えながら写真を撮ると楽しみも倍増するので
ブログをやっていて良かったなーと、感じています。
旅の想い出なんて自分の記憶の中にしまって置くだけで十分と思っていたのですが、
自分記録として纏めた写真と活字(ブログ)が、
こうして読んでいただけたりするとそれはそれで嬉しいものですね。
埼玉の峠道を数々走り込んでいる kuma_ogaさん & なす子さん であれば
ビビる必要などこれっぽちもないと思います ^^
来年、行く機会があるといいですね。
「ぽてれっち」、光栄です、嬉しい^^
我が家では「番長」と呼ばせていただいています ^^
masaruさん、お互い無いものねだりですね、
私は masaruさんのブログセンスが羨ましいです!
詳細な内容を知りたい時には奥様のブログに行けば詳しく書いてあるし(爆
僕のブログチェックの順番は「自己満足の・・・」→「F650GS ・・・」なんです、これが一番面白く読める必勝パターン
コレって絶対に嬉しいと思います、すっごく元気が出るもん
相手の反応がない場合は「それどころではない」状態かもしれませんね(爆
屋久島に行かれた時の記事を改めて見させていただきました。
これまたすごい「非日常」 (・・;
“柵のない橋を4本渡る”って、トンネルどころの騒ぎじゃないですな!(私には無理かも
「癒される」という言葉に同じ様な感覚を覚えていたのですね、少しびっくりしました。
なんなんですかね、上手く言葉では表現出来ないあの感覚は、
でも無理して言葉や活字に表す必要もないのかもしれません、
その時 感じた何かを自分でわかっていれば ^^