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サンダーバードのレプリカパペット工房@神戸

2021-04-04 19:46:00 | その他

サンダーバード・レプリカパペット製作の第一人者、坂本健二さんの工房、スターレックス@神戸市兵庫区にお邪魔させていただきました。

きっかけは神戸新聞夕刊でのこの記事。
自分はサンダーバードのNHK初放送時はまだ生まれておらず、ずっと後の再放送を観たジェネレーションですが、そんな私でもこの超絶技巧なパペットを知り是非この目でみたい!と興奮がやみません。
 
早速、坂本さんに直接連絡させていただくと、急なお願いにも関わらず快諾していただきました。 ありがとうございます!
 

自宅から自転車を漕ぎ漕ぎ小一時間、工房に到着♪
坂本さんに出迎えていただき部屋に入りましたら、いきなり!1mほどもある巨大な2号がドーンと視界を支配します。
てゆうか、この部屋こそがサンダーバード秘密基地、トレーシーアイランドじゃないですか!! ファンにとって憧れの場所。
お宝の山とはこのことです。
 
興奮を抑え少し冷静になってから2号の次に目にとまったのが1号、いやこれはでかい!っとまたまた興奮。
 
何せ私は2号よりこの1号が好きなのです。
 
長男スコット・トレーシーが操縦するこの1号は災害救助の求めにマッハ20で飛行し地球上のどこへでも1時間以内に駆けつけることができる。
 
翼をしまうことができるギミック付きで、それを無邪気に操作される坂本さんが少年のようです。好きなことに打ち込むことが若さを保つ一番の秘訣であることを垣間見ることができました。
 

四男ゴードン・トレーシーが操縦する潜水艇4号もウェザリング処理がなされてていい感じ。そして何せ市販でみるモデルよりでかい、けれども、雑さが全く感じられないミュージアムグレード。
 
このまま売り出せばいいのでは?と思いましたが、何せ1つ1つ渾身の、手間をかけての1点ものだそうで。
 
坂本さんによると、この3つの中でも特に2号ボディの曲線出しには苦労されたのだとか。
 
さて、今回のお目当ての超絶技巧パペットです。
 
右は1号パイロットの兄スコット、左は2号パイロットの弟バージル。ファンならサッシュの色違いでなくても顔だけでわかりますね。
 
いやぁやばいですね、こんなん目にしたら。。両方とも欲しくなってしまいます。
 
一気に観ていた当時にトリップさせてくれる魅力があります。
ブラウン管越しに食い入る様に見ていた彼らが目の前にいるわけです。
 

眼球はドールパーツ屋に売っているような汎用ものではなく全て坂本さんによる手作りだそうで、瞳孔の絶妙な大きさがキモなんだとか。
こちら後頭部を外して指で操作することで劇中さながらに左右に動く!
そして唇部分はレザー製らしく、こちらも劇中と全く同じあの小刻みにピクピクと動くのを再現! 
 
スコットはこれまで数多く製作されたそうでお得意中のお得意らしく、そんな気持ちを汲んでか自信に満ちた表情をしてますね。
 

バージルは坂本さんご自身も太鼓判を押す最高の出来だそうで、劇中のものと変わらないクオリティを見てとれます。
顔の造形だけでなくこのオールバックの髪質、ボリューム感はまさしくバージルですね。
 
これらパペットは販売するにあたっては写真を何度も送り本家の許可を得たのだとか。本家も真剣ですね。
 
加えて写真にはありませんが、黒いベースにはシリアルの入った特注デザインの金属プレートが付くとのことで、その出来具合がまた素晴らしい。全てに妥協が一切無い坂本さんによる手作り。
 
実際に拝見させていただき感動です!
 

他3人の隊員達(左からジョン、ゴードン、アラン)もいて5人勢揃い。
将来、彼らも製作販売するかもしれないとのことでした。そうしたら全員揃いで税抜き150万ですか。さらにジェフ、パーカー、ペネロープ、ブレインズ、ミンミン、フッドまで揃えれば。。
でもこの超絶クオリティでしたら1体30万は納得の価格でしょう。
消費税がこれ以上上がらないことを祈りたいですね。
 

ジェフとペネロープ嬢もいましたよ。
お金持ち特有のブルジョワなオーラが出ております。 その造形、衣装に寸分の隙も感じさせません。
ジェフの頭からは系が何本か出てましたので、実際に操れるものと思われます。
 
フッドも変装してこの部屋のどこかにいそうな雰囲気です。

と思ったら、この歪なマスクはなんとフッドの変装用マスクじゃありませんか! こんな徹底した坂本さんの遊び心に感心しきりです。
 

いやあ、お宝らがそこらじゅうにある。
まさしくココがサンダーバード秘密基地ですよ。
 
なお、作品の注文は以下で。
 
坂本さん、お忙しいところ貴重な時間をいただき、ありがとうございました。
 
 
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2 コメント

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Unknown (ORION)
2021-04-05 08:36:57
わたしはNHK本放送の記憶がかすかにあります。
今はBlu-rayでいつでも見られる状態ですがブラウン管テレビで見たいですね。

パペットがこのクオリティならペネロープとパーカー(とできればパーカー夫人たるリルも)をセットで欲しいです。
でもそうなるとペネロープ号もお屋敷もほしくなりそうですし。

実物を見に行ったいーさんがうらやましいです。
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Unknown (いーさん)
2021-04-05 20:56:15
ORIONさん、こんにちは! NHKで観られた最初の組とは、その時の衝撃は再放送組よりも大きかったでしょう。自分の時はウルトラマンが特撮の主流で、サンダーバードは勧善懲悪なストーリーでなかったことからも、子供心としてはウルトラが先でした。ただ歳を重ねるにつれて、サンダーバードの奥深さやメカやショットのこだわり、誰も死んだり殺したりすることの無いストーリーに関心が高まり今はすっかりサンダーバード派です。
坂本さんはとても気さくな方で、ORIONさんもいつか神戸に来られる際は、前もって連絡されましたらきっと快く工房基地を案内してくださると思いますよ。
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