人間が貧しいのは
何処か心の持ち方が間違っているからだ。
富が決して悪いのではない。
富が若し悪いものならば、
無限の富者である神は
無限の悪の所有者だと云わなければならない。
然るに本当は、全ての豊富と云うことは美徳であり、
素寒貧である事は悪徳又は劣徳であるのである。
富とは必ずしも金の事ではない。
金があっても富んでいない人が沢山ある。
富とは、よき考え、よき家族、よき師、よき弟子、よき雑誌、
よき性質、よき能力、それを表現する機関・・・等々。
『 生長の家 』 誌 昭和二十三年三月号
二十六日の法語 谷 口 雅 春 先 生
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