ミスターポポの「のほほん日記」

のほほんと生活している中で、ふと感じる無駄話をぼちぼち書いていきます。

名城信男が最速チャンピオンに

2006-07-23 | Weblog
「よくやった!!」

世の中が「亀田3兄弟」でワイワイやっている間に、名城選手が「やってくれた」!
情勢的には「不利」の下馬評を覆し、現役日本人選手6人目のチャンピオンになった。

しかし、
マスコミも亀田選手ばかりに集中するのではなく「シッカリと報道」してほしい。
(視聴率やスポンサーの関係で難しいと思うが...。)

私も、
失礼ながら、日本人チャンピオンの名前を知らない。

名城選手の世界挑戦も、テレビ欄をみてはじめて知った。
世界戦まで行く選手なのだから、力はあると思うし、ドラマもあるだろう。

6人のチャンピオンや亀田選手をいい意味でうまく使って、
もっともっとボクシング界を盛り上げてもらいたい。

“雑草男”名城がボクシング史に残る快挙

「雑草男」が日本ボクシング史に残る快挙を達成した。WBA世界スーパーフライ級
1位名城信男(なしろ・のぶお、24=六島)が、デビュー8戦目で頂点に登り詰めた。
アマ時代に華々しい実績はなく、ここまでの注目度も薄かった。いかつい顔の不器用な
男は、自分の特長であるスタミナを徹底強化。

元WBC世界フライ級王者勇利アルバチャコフ氏と同等の心肺機能を身に付けた。
21歳の遅いプロデビューから「背水の陣」で冒険的なマッチメークにも打ち勝ち、
輝かしい記録を刻んだ。

 名城には断固たる決意がある。「僕はデビューが遅い。遠回りしている余裕はない。
強いやつとやりたい」。04年8月、WBCフライ級5位本田から金星をつかんだ
試合後の控室。
21歳9カ月でのプロデビューは遅咲き。「背水の陣」が常に日常だった。

 奈良工→近大では目立った活躍はない。WBC世界スーパーフライ級王者徳山との
スパーリングで鼻骨を折られたこともある。
「自分にはパワーとスタミナしかないんです」。
本田戦前からプロ野球阪神の桧山外野手と組む仲田健トレーナーに師事。
高地トレなどで心肺機能を高めた。仲田氏は「最初は心拍数50台だったが、
現在は30台」。その数値はV9を達成した勇利氏と同等だ。攻撃に特化した
「バトル・サイボーグ」として生まれ変わった。

 冒険的なマッチメークに打ち勝ってきた。枝川会長は「おれはボクシングは素人」
が口癖。30歳で不動産会社を設立して「おなかが出てきたから」と健康のために
ジム通いを始めてボクシングの魅力にはまった。5年前に「世界王者をつくる」と
ジムを設立。社業同様にいちずな姿勢で名城のパンチ力を信頼した。

03年7月のデビューから7戦はすべて日本人選手が相手。スタッフが反対した
本田戦はノーランカーの「かませ犬」役だったが、名城は逆にかみつき勝利を奪った。

 逃げない、下がらない。当たっても当たらなくてもパンチを打ち続けた。
試合を観戦した近大の先輩でタレントの赤井英和氏は「先手と手数、これが近大魂や」
と興奮した。相手の技術とスピードを、圧倒的なスタミナと手数で押しつぶす。
テクニック重視のボクシング界の流れとは一線を画する、異色の特攻王者が誕生した。
【益田一弘】[2006年7月23日8時44分 紙面から]

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