ミスターポポの「のほほん日記」

のほほんと生活している中で、ふと感じる無駄話をぼちぼち書いていきます。

橋本元首相合同葬で自治体に弔意要請、橋本知事が固辞

2006-08-05 | Weblog
「何か違和感が...。」

何気なく読んでいたこの記事。
なんとなく分かるような、なんとなく分からないような、不思議な違和感を感じた。


1つめは、知事が通知内容を知らなかったこと。

知事の業務は多忙・激務で、
書類もイチイチ確認する暇もないだろうということは、簡単に想像できる。

しかし、
それでも、自分自身の名前の記された書類の中身を知らずに
手続きされてしまう、このシステムはおかしくないだろうか?

たった1枚の「紙切れ」でも、それなりの強制力はある。

「知らなかった」では済まされない問題だと思う。
(政治の世界ではよくある話だが...。)

自身の名前で手続きされる「紙切れ」の中身については、しっかり認識してもらいたいし、
もしも、ダメなら、
「○○課長」とか「秘書○○」など、責任の所在をハッキリさせてもらいたい。

「お役所」に「不祥事」があったときに、
責任のなすりあいをする現状の遠因の1つだと感じた。

出した「紙切れ」の責任をそれそれが、もっと真摯に深く持てば、
この現状を少しでも良い方向へ「改革」できると思うが...。


2つめは、知事名の要請文書を撤回をしたこと。

「遺族」としての気持ちはよく分かるが、
だからといって「知事」として出した文章を撤回するのは、「公私混同」ではないかと思う。

良心的に
「「遺族の橋本」さんが「知事の橋本」さんにお願いして、了承された。」
と解釈することもできるが、扱うモノが変われば「汚職」にもつながる。

どこからが「私人」でどこからが「公人」か線引きは難しいと思うが、
立場上、「そこまでハッキリさせなくても...」と言われるぐらい
キッパリと切り離してもらいたい。

3つめは、「竜太郎」?

下の記事中の、元首相の名前が「竜太郎」になっているが、大丈夫かな?
略字とはいえ人の名前だし...。


今日は、変なところが気になる...。

橋本元首相合同葬で自治体に弔意要請、橋本知事が固辞

 高知県の橋本大二郎知事は5日、記者会見し、8日の兄・橋本竜太郎元首相の
政府・自民党合同葬で、政府が全国の自治体に黙とうによる弔意表明や弔旗掲揚を
要請したことについて「遺族として本意でなく、兄も嫌うだろう」と述べ、週明けにも
内閣に文書で固辞を伝える考えを示した。

 弔意などの要請は7月25日の閣議で了解され、28日付の総務次官名の文書で
都道府県知事や政令市長に通知された。

 これを受けて高知県は1日、各市町村に知事名の要請文書を出した。この種の要請は
首相経験者の死去時の慣例だという。

 橋本知事は5日に通知内容を知り、知事名の要請文書を撤回することにした。
知事は「強制ともとられかねず、皆さんにお願いしての弔意に、兄は『恥』と
感じるだろう」と語った。
(読売新聞) - 8月5日18時53分更新

Yahoo!ニュース - 読売新聞 - 橋本元首相合同葬で自治体に弔意要請、橋本知事が固辞
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