ミスターポポの「のほほん日記」

のほほんと生活している中で、ふと感じる無駄話をぼちぼち書いていきます。

女児吸い込まれ死亡

2006-08-01 | Weblog
「助かってほしかったけど...。」

流水プールの吸水口に吸い込まれた女児が死亡した事件。
第一報では行方不明と聞いていたので、無事でいてほしいと思っていたが、
最悪の結果となってしまった。

「ふたが外れている」という連絡を受けた監視員が、
外れたふたを直すための道具を取りにいっている間に、事故がおきてしまったらしい。

「注意を促していた」ということだが、それもどの位していたか疑問が残る。
当時、警備員も複数いたらしいが、それぞれがそのような動きをしたか分からないが、
最低でも一人はそこに張り付いていたのだろうか?

多分、
そこにいた人みんな、「吸い寄せられる」ことはあっても
「吸い込まれる」なんて思ってもいなかったと思う。
(「危ない」と漠然と感じてはいたと思うが...。)

ただ、
少しでも万が一の危険性を感じていたのなら、方法はあったと思うが...。


また、
この事故をうけて、今日から各所で一斉点検が行われている。
ただ、
点検しても絶対に大丈夫とはいえない。
(日常点検は必須だが。)

むしろ、
「壊れたり・取れたりした時に、どうやって無事に直すか?」
が大切になってくると思う。

本件も、
監視員がプールに入って、吸水口の前に立ってさえいれば、起きる事故ではなかったハズ。
施設の点検だけでなく、対処方法も再確認してもらいたい。


また、
監視員もバイト(季節労働者)が多いと思う。

しかし、
人命を扱っている大切な仕事なので、キチンとした知識を持った人にやってもらいたい。
(そんなことを言ったら、監視員がいなくなるかも?)

せっかくの楽しい季節を「嫌な季節」にすることがないように気をつけてもらいたい。

女児吸い込まれ死亡

 31日午後1時50分ごろ、埼玉県ふじみ野市大井武蔵野の市営ふじみ野市
大井プールで、同県所沢市山口の同市立小手指小2年、戸丸瑛梨香さん(7つ)が
流水プールの吸水口に頭から吸い込まれた。

瑛梨香さんは約4時間後、吸水口から約10メートル奥の吸水管と起流ポンプとの
接続部分付近で発見された。消防隊員とともに重機などで吸水管を破壊して救出作業を
行い、同日午後7時45分ごろ救出されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。

 県警が業務上過失致死の疑いもあるとみて調べている。東入間署やふじみ野市に
よると、事故があったのは水を循環させて流れをつくる屋外流水プール。
1周約120メートルで水深は約1メートルだった。

 瑛梨香さんはプール北西部の壁にある直径約120センチと約60センチの楕円
(だえん)形吸水口に吸い込まれたとみられる。吸水口は通常、格子型のアルミ製
ふた2枚(60センチ四方)がボルトで固定されているが事故当時は2枚のうち
左側の1枚が外れていた。事故直前の午後1時半ごろ、ふたが外れているのに
監視員が気づき、近づかないよう呼び掛けていたという。

 瑛梨香さんは、母親(38)と兄2人、同級生の女児(7つ)の5人で遊びに
来ていた。市によると、事故当時、プールには監視員が13人おり、うち5人が
流水プールの監視をしていた。ふじみ野市によると、プールは1986年にオープン。
これまで同様の人身事故はなかったという。

女児吸い込まれ死亡
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20060801/mng_____sya_____004.shtml

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
大井プール事故 (との(J’s cafe 佐伯)です。)
2006-10-31 07:47:40
はじめまして、佐伯と申します。



『大井プール事故』については長文のコラムを書いております。

中でも、『現場の監視員さん』からメールを頂き、

事故当時の生々しい状況をUPしております。

お時間と興味のある方は是非、ご一読下さい。



多くの方のご意見で『安かろう悪かろう』というのが有りますが、それは基本的に間違っていません。

しかし、色々と調べていく内に、どうもそれだけではないと言う風に感じております。



根拠は今後も書き進めていく所存です。



別にわたくしのHPを宣伝しているのではなくて、

『現場の監視員さん』のお陰で、

ニュース以上の情報を記載する事が出来たので、

皆様にもご意見を頂きたいと思ったからです。



わたくしも二人の子供の父親です。
返信する