ミスターポポの「のほほん日記」

のほほんと生活している中で、ふと感じる無駄話をぼちぼち書いていきます。

女児吸い込まれ死亡 その2

2006-08-03 | Weblog
「やっぱりか...。」

埼玉県ふじみ野市の市営プール事故の続報で、ずさんな管理体制が明らかになってきた。

・さくを針金で固定
・下請けにまる投げ
・役に立たない監視員
・チェック機能の不備
など、たたけばたたくだけ「ホコリ」が出てくる。

最近のマスコミはちょっとした出来事でもオーバーに表現するクセがあるが、
そのオーバー分を差し引いて考えても「あんまりだ!」と思う。

いや「ひどすぎる!」


事故を起こそうと思って起こす人はいないと思うが、
本件は「おこるべくしておきた事故」で完全な「人災」といえる。
(「人災」より「殺人」という表現が正しいか?)


「石橋を叩いて渡る」ということわざがある。
物事を用心深くおこなうという意味だが、人命に関わる現場なら、
「石橋を叩いて叩いて叩き割る!」くらいの注意が必要だと思う。
(いまさらだが...。)

・ちょっとした事で、「楽しい思い出」が消えてしまう
・ちょっとした事で、「今までの信用」がゼロになる
・ちょっとした事で、「とてつもなく重い十字架」を背負うことになる

ほんの一瞬の出来事で、無限大の「プラス」が全て無くなるという
厳しい現場にいることを自覚してほしい。


「お役所」からの委託・下請け業務で「ぬるま湯」につかっている企業はたくさんあると思う。
朝から新聞読もうが、昼寝しようが、早退したってかまわないから

「やることだけはやってくれ!」

と切に願う。


「たられば」を言っても後の祭り。
いくら謝っても女の子は帰ってこない。

埼玉プール事故「合うボルトがない」

 小2女児が死亡した埼玉県ふじみ野市の市営プール事故で、脱落した吸水口のふたは
4隅とも針金で固定されていたことが2日、埼玉県警の調べで分かった。

下請けとして実際にプールを管理していた「京明プランニング」も、6、7年前から
針金で固定していたことを認めた。県警は、不透明な下請け発注などで管理がずさんに
なった可能性があるとみて、管理業務委託契約を市と結んでいた「太陽管財」や
「京明-」などを業務上過失致死容疑で近く家宅捜索する。

 県警によると、京明の現場責任者(36)は脱落したふたについて「4カ所の
固定穴全部を針金だけで固定していた。プール開きの7月15日前に、古くなった
針金を新品に交換した」と説明。ふたはボルトで固定する構造だが、実況見分では、
切れた状態の針金が1カ所に残っていた。プールには、事故があった吸水口のほかに
2カ所の吸水口があるが、いずれも一部をボルトの代わりに針金で固定。
針金使用は常態化していた。

 京明の佐藤昇社長(48)も現場から6、7年前に「吸水口のねじ穴の位置が
ずれており、合うボルトがないので針金で留めた」と報告があったことを明らかにした。

社長は「うまく対応したと信じていた。針金はボルトの補強として使っていると
思っていた」と弁明。針金だけによる固定というずさんな管理を事実上、黙認していた。

 京明は、市から管理を受注した太陽管財から口頭で仕事を請け負い、社員が市の
担当者に会う際は「太陽管財のスタッフ」と偽っていた。京明は十数年前から
このプールの管理に携わってきたが、太陽管財とは契約書などの書面も交わしていなかった。

社員が「太陽管財」と偽ったことには、佐藤社長は「太陽管財から仕事をいただいているので、
それが下請けの礼儀とマナーだと思った」と釈明した。

 京明は、自社の管理マニュアル(8ページ)を現場責任者だけに渡し、アルバイトの
監視員らには口頭の説明だけだった。マニュアルも衛生管理や人工呼吸法などについてで、
吸水口の危険性については「安全確認(防護設備)、流量など」との記述だけだった。
佐藤社長は「ふたが外れたことは過去に1度もなく、吸水口への認識が足りなかった」
と話した。

 太陽管財は、今年まで6年連続でふじみ野市教育委員会発注のプール管理業務を
指名競争入札で受注。市に無断で、京明に業務を丸投げしており、県警は連続受注や
不透明な下請け発注を重ねるうちに管理がずさんになった可能性があるとみて
関係個所を近く家宅捜索する方針だ。
[2006年8月3日8時48分 紙面から]

埼玉プール事故「合うボルトがない」 - 社会ニュース nikkansports.com
http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20060803-70018.html

女児吸い込まれ死亡

2006-08-01 | Weblog
「助かってほしかったけど...。」

流水プールの吸水口に吸い込まれた女児が死亡した事件。
第一報では行方不明と聞いていたので、無事でいてほしいと思っていたが、
最悪の結果となってしまった。

「ふたが外れている」という連絡を受けた監視員が、
外れたふたを直すための道具を取りにいっている間に、事故がおきてしまったらしい。

「注意を促していた」ということだが、それもどの位していたか疑問が残る。
当時、警備員も複数いたらしいが、それぞれがそのような動きをしたか分からないが、
最低でも一人はそこに張り付いていたのだろうか?

多分、
そこにいた人みんな、「吸い寄せられる」ことはあっても
「吸い込まれる」なんて思ってもいなかったと思う。
(「危ない」と漠然と感じてはいたと思うが...。)

ただ、
少しでも万が一の危険性を感じていたのなら、方法はあったと思うが...。


また、
この事故をうけて、今日から各所で一斉点検が行われている。
ただ、
点検しても絶対に大丈夫とはいえない。
(日常点検は必須だが。)

むしろ、
「壊れたり・取れたりした時に、どうやって無事に直すか?」
が大切になってくると思う。

本件も、
監視員がプールに入って、吸水口の前に立ってさえいれば、起きる事故ではなかったハズ。
施設の点検だけでなく、対処方法も再確認してもらいたい。


また、
監視員もバイト(季節労働者)が多いと思う。

しかし、
人命を扱っている大切な仕事なので、キチンとした知識を持った人にやってもらいたい。
(そんなことを言ったら、監視員がいなくなるかも?)

せっかくの楽しい季節を「嫌な季節」にすることがないように気をつけてもらいたい。

女児吸い込まれ死亡

 31日午後1時50分ごろ、埼玉県ふじみ野市大井武蔵野の市営ふじみ野市
大井プールで、同県所沢市山口の同市立小手指小2年、戸丸瑛梨香さん(7つ)が
流水プールの吸水口に頭から吸い込まれた。

瑛梨香さんは約4時間後、吸水口から約10メートル奥の吸水管と起流ポンプとの
接続部分付近で発見された。消防隊員とともに重機などで吸水管を破壊して救出作業を
行い、同日午後7時45分ごろ救出されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。

 県警が業務上過失致死の疑いもあるとみて調べている。東入間署やふじみ野市に
よると、事故があったのは水を循環させて流れをつくる屋外流水プール。
1周約120メートルで水深は約1メートルだった。

 瑛梨香さんはプール北西部の壁にある直径約120センチと約60センチの楕円
(だえん)形吸水口に吸い込まれたとみられる。吸水口は通常、格子型のアルミ製
ふた2枚(60センチ四方)がボルトで固定されているが事故当時は2枚のうち
左側の1枚が外れていた。事故直前の午後1時半ごろ、ふたが外れているのに
監視員が気づき、近づかないよう呼び掛けていたという。

 瑛梨香さんは、母親(38)と兄2人、同級生の女児(7つ)の5人で遊びに
来ていた。市によると、事故当時、プールには監視員が13人おり、うち5人が
流水プールの監視をしていた。ふじみ野市によると、プールは1986年にオープン。
これまで同様の人身事故はなかったという。

女児吸い込まれ死亡
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20060801/mng_____sya_____004.shtml

「レコ大」、12月30日に繰り上げ

2006-07-31 | Weblog
「ああ、やっぱり。」

今まで、大晦日に放送されていた「レコ大」を30日に繰り上げると発表した。

これで「年末の風物詩」の1つが無くなった。
「寂しくなるな。」と思うのは、年をとってきた証拠だろうか...。

確かに、
「レコ大」「紅白」は視聴率も落ちてきて、
NHKの「紅白」は鉄板としても、
TBSの「レコ大」はスポンサーも大変だと思う。

「レコ大」が無くなる訳ではないが、
「大晦日のレコ大」が無くなることはとても残念。

ただ、気になるのは、
「TBSが大晦日に「特番」をやろうとしていて、動かせるのは「レコ大」しかない。」
という、記事をみたことがある。

「レコ大」と「特番」を天秤にかけて、「特番」をとったのだと思うが、
「レコ大」を国民的行事(言い過ぎか?)として考えているのなら、
利益を無視してでも(ムリな話だが)続けてもらいたかった。

といっても、
今の「レコ大」に昔のような「威厳」はなく、
「歌番組」がポツリポツリと無くなっていったように、
いつのまにか「レコ大」も無くなるのだろうか...。

「レコ大」、12月30日に繰り上げ

 日本レコード大賞(日本作曲家協会など主催)事務局は31日、これまで大みそかの
夜にTBS系列で行っていた番組中継を12月30日に繰り上げると発表した。

 同賞は1959年にスタートし、今年が48回目。11回目の69年から毎年大みそかに
中継していた。事務局は「大みそかでは出演者の予定繰りなどが難しく、
よりグレードアップした番組にするため変更を決めた」と話している。 
(時事通信) - 7月31日19時1分更新

Yahoo!ニュース - 時事通信 - 「レコ大」、12月30日に繰り上げ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060731-00000083-jij-soci

「眉毛をそってるから」負け

2006-07-30 | Weblog
「何かおかしい。」

中学総体で眉毛をそっていたことを理由に、「負け」にしていたらしい。

県中体連は大会前に、
「周りに不快感を与える服装」をした場合は、出場を認めない場合もあると、
連絡しており、それを適用した格好だ。

ただ、
それなら、参加した時点(開会式?)で、
注意するなり、出場停止にするなり、失格にするなりの対処をするべきで、
それを見過ごしていた県中体連にも責任があると思う。

また、
「不快感を与える服装」とは抽象的過ぎるだろう。
見る人の感覚によって左右されるルールは導入すべきでないと思う。


今回のように勝敗が入れ替われば、遺恨を残すのは目に見えている。
それを未然に防ぐことができなかったことが最大の汚点だと思うが...。

県中体連は「正しい判断をした」と胸を張るかもしれないが、
同時に自らの「監督不行き届き」を露呈した結果となったことを十分認識して欲しい。


また、
試合が終わってから「アピール」というのも後味が悪い。
対戦チームも「不快だ」と思うのなら、やる前に「アピール」すべき。
悔しい気持ちも分からんでもないが、都合がよすぎる。

本当に「周りに不快感を与える服装」だったかも知れないが、
単なる「負け犬の遠吠え」としか聞こえない。

本人・対戦チーム・県中体連それぞれ、言い分・落ち度があると思うが、
この事件を今後にしっかり役立ててもらいたい。

「眉毛をそってるから」負け 鹿児島の中学総体
2006年07月29日11時00分

 鹿児島県中学校総合体育大会バドミントン競技女子団体戦の準々決勝で、眉毛を
そっていたことを理由に、試合に勝った生徒を負けたことにしていたことが28日、
わかった。その結果、団体戦の勝敗も覆ったという。教育関係者からは
「スポーツと生活指導を一緒にしている」と疑問の声があがっている。

 同県中学校体育連盟によると、25日に開かれた大会の女子団体戦準々決勝で、
鹿児島市内の伊敷台中と伊敷中が対戦した。

 団体戦はダブルス、シングルス、ダブルスの計3回対戦し、先に2勝した方が
勝ち進む。伊敷中が2―0で勝ったが、試合後、伊敷台中の選手が
「眉毛をそっている生徒がいる」と県中体連側に訴えたという。

 県中体連は大会前に、髪を染めたり、眉をそったりするなど「周りに不快感を
与える服装」をした場合は、出場を認めない場合もあると、各校に知らせていた。

 生徒指導を担当する「専門部」が協議し、眉をそっていた最初のダブルス戦の
選手を「負け」とし、1―1としたうえで、3試合目をさせることにしたという。
その結果、伊敷台中が勝ち、準決勝に進んだ。

 県中体連の吉ケ島隆良会長(59)は「眉をそった生徒には、守るべきものがある
ということを確認してほしかった。本人も認めており、人権侵害ではない」と話した。

 教育評論家の尾木直樹・法政大学教授の話 スポーツの大会では考えられない話。
身だしなみは試合と全く関係がなく、生活指導が先行しすぎている。
あいまいな規定を根拠に、主催者が権限を乱用したと言わざるを得ない。
指導は大会の外でやるべきだ。

asahi.com:「眉毛をそってるから」負け 鹿児島の中学総体 - スポーツ
http://www.asahi.com/sports/update/0729/092.html

日本は豪州に敗れる サッカー女子アジア杯

2006-07-29 | Weblog
「まあ、そんなもんでしょう。」

サッカーの女子ワールドカップ予選を兼ねたアジアカップ準決勝で、
日本はオーストラリアと対戦し、0-2で敗れた。

男子ワールドカップの時も思ったことだが、
どうもマスコミは「勝って当たり前」と思っているフシがある。
(また、必要以上に煽っていると思う。)

ひいきにしたい気持ちもよく分かるが、もっと公平に扱ってほしい。

あと、
テレビ観戦で気になったことは、解説の「やかましさ!」

日本がチャンスやピンチに「ああ!!!!!」と
女の人と松木さんが2人そろって、絶叫していた。

ま、
私も一緒に叫んでいたのだけども(笑)。

もう少し、客観的にアナウンスしてほしかった...。

30日の3位決定戦は、何かとお騒がせの北朝鮮。
3選手が出場停止となるが、アジアトップクラスの実力国なので、
侮ることなく、キッチリと結果を出して欲しいと思う。

日本は豪州に敗れる サッカー女子アジア杯
2006年7月27日(木) 18時27分 共同通信

 【アデレード(オーストラリア)27日共同】サッカーの2007年女子ワールドカップ
(W杯)予選を兼ねた女子アジア・カップは27日、当地で準決勝を行い、
1次リーグA組1位の日本は0-2でB組2位のオーストラリアに敗れ、
30日の3位決定戦に回った。オーストラリアはW杯出場権を獲得した。

 アジアのW杯出場枠は開催国の中国を除く2・5。3番目のチームは
北中米カリブ海3位とのプレーオフに回る。中国は今大会で4強入りしており、
日本はプレーオフ進出の権利は確保している。

 日本は相手のパワーとスピードに苦しみ、前半に2失点。後半も攻めきれなかった。
午後7時半(日本時間同7時)からの準決勝もう1試合はB組1位の北朝鮮と
A組2位の中国が対戦する
[ 7月27日 18時27分 更新 ]

Yahoo!スポーツ - ニュース - 日本は豪州に敗れる サッカー女子アジア杯
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060727&a=20060727-00000151-kyodo-spo

一緒に飲んだ人にも責任 飲酒死亡事故で賠償命令

2006-07-28 | Weblog
「画期的な判決だ」

裁判所が、飲酒運転で交通事故を起こした男性と一緒に飲酒した同僚・車所有者の
元勤務先に損害賠償の支払いを命令した。

1番悪いのは事故を起こした本人だが、周りの人間にも責任はある。
裁判所が、その周りの人間にも「責任がある」と判断した意義は大きい。

また、
飲酒させた店にも問題はあると思うので、キチンと対処してもらいたい。
(と、いっても店側にとっても死活問題だと思うので、複雑な気持ちだが...。)

飲酒検問もバンバンやればいいと思っている。
(これに税金を使われるなら、まだ、納得できるので...。)

改めて、
社会全体が「飲酒運転」撲滅のために、もっともっと努力する必要があると思う。


テレビなどでの「お酒の席での失敗談」とかの笑える内容なら、まだかわいいものだが、
飲酒運転はシャレにならない。

「いざ」という時(記憶がとんだ時)にいきてくるのは、「日ごろの心がけ」。

加害者・被害者という立場でなく、「周りの人間」として関わる可能性もあるので、
本件はいい意味での「みせしめ」だと思う。


先の道路交通法改正後の駐車違反みたいに、
厳罰化によって、違反者は少なくなると思っている。

厳罰化しかないのかと思うと空しい気持ちにもなるのだが、
現実問題として、1番手っ取り早い方法だと思っている。

一緒に飲んだ人にも責任 飲酒死亡事故で賠償命令

 埼玉県坂戸市で2001年、飲酒運転の車にはねられ死亡した大学生正林幸絵さん
=当時(19)=の遺族が加害者の男(37)のほか、一緒に飲酒した同僚の男性(33)、
飲酒運転を知っていた妻らに計約8100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、
東京地裁は28日、男と同僚、車所有者の元勤務先に計5800万円の支払いを命じた。

 佐久間邦夫裁判長は同僚について「男が正常に運転できない状態だったことを
認識していた上、運転して帰宅することも予見できた」と判断。しかし、妻は
「自宅にいて制止する現実的な方法がなかった」として賠償責任を認めなかった。

 同乗者の責任を認定した例はあるが、一緒に酒を飲んだ人に賠償を命じたのは異例という。

(共同通信) - 7月28日18時20分更新
Yahoo!ニュース - 共同通信 - 一緒に飲んだ人にも責任 飲酒死亡事故で賠償命令
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060728-00000143-kyodo-soci

「守秘義務」を理由に放置バイクの照会拒否

2006-07-26 | Weblog
「は?何しとん?」

一部の自治体がが、守秘義務をタテに警察からの放置バイクの「ナンバー照会」を
拒んでいることがわかった。

この記事で感じたことは2つ。

1つめは「警察」と「自治体」の「仲の悪さ」。

「国民(住民)のためには何をするべきか?」を考えたら
「自治体の拒否」はありえない話だと思う。
この歪んだ関係を許している現状もどうかと思う。

また、
「警察」に「強制力」がないのも不思議だ。
変なところでは「強力」なのに、なぜ「もっと強く言えないのか?」

ちゃんとした所でちゃんとした力を発揮してもらいたい。


2つめは「訳の分からん守秘義務」。

確かに「守秘義務」は大切だと思うが、
今ここで、それを主張しているのは大きな間違いだと思う。

ある意味、犯罪者を助けている状態だと思う。
(「いんぺい?」「ほうじょ?」)

今回の報道で、
自治体には「マイナス」のイメージしか残らない。

「自治体」のためにも、ハッキリとした態度をとる方が得策だと思うが...。


お互いに「縄張り意識」「変なプライド」があるのだろう。

ただ1つ言えるのは
「誰にもプラスにならない馬鹿げた事」だと言う事。

放置バイクの照会拒否、札幌市など「守秘義務」理由に

 6月1日の改正道路交通法施行で、警察は駐車違反車の持ち主からも「放置車両」
として違反金を取れるようになったが、バイクの所有者情報を持つ自治体のうち、
札幌市など一部が、守秘義務をタテに警察からの放置バイクの「ナンバー照会」を
拒んでいることがわかった。

 総務省は20日、警察庁の要請を受けて、「秘密には当たらない」との見解を
都道府県に通知。警察の照会に応じるよう促している。

 札幌市には125cc以下のバイク約3万台が登録されている。しかし同市は、
警察から放置車両のバイクのナンバー照会を受けても、「所有者に関する情報は
秘密に当たる」として回答を拒んでいる。

 北海道では、6月1日以降、原付きバイク約1600台が駐車違反を摘発された。
うち9割の登録が札幌市にあり、持ち主からの違反金徴収が頓挫している。
(読売新聞) - 7月26日15時55分更新

Yahoo!ニュース - 読売新聞 - 放置バイクの照会拒否、札幌市など「守秘義務」理由に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060726-00000007-yom-soci&kz=soci

高校野球で試合成立狙い「故意の三振」

2006-07-25 | Weblog
「フェアプレイって何?」

高校野球秋田大会の本荘―秋田戦で、本荘に故意に三振するなどフェアプレーに
反する行為があったとして、県高野連は本荘に対し23日の決勝開始までに始末書を
求めることにした。

進行を早めるために「わざと三振」したことがフェアプレーに反するというらしいが、
なぜそんなことで「始末書」なのかがよく分からない。

ルールを犯しているワケではなく、その範囲内のプレー。
ルール内のプレイで何で文句を言われないといけないのか?と思う。

「勝つため」の作戦の1つであって、
・「貴重な得点」よりも「時間」を選択しただけ。
・「勝つ確率」が高い作戦を選んだだけ。

高校野球では、しばしば「フェアプレイ」という言葉がでてくる。
「隠し球」や「敬遠」を「よし」としない風潮がある。

そんなに「イヤ」なら高校野球の「ローカルルール」を明記してほしい。
私には、
どこからが「フェア」なのかサッパリ分からない。

「何をやっても勝てばいい」とは思わないが、
少なくともルール内でやることには文句を言ってほしくない。

私が
「野球は好きだが、高校野球は嫌い」
という理由がそこにはある。

本荘は甲子園に出場する。
このことをマスコミがどのように報道するか分からないが、
臆することなく、堂々と自信を持って戦ってもらいたい。

試合成立狙い「故意の三振」 高校野球秋田大会2006年07月22日22時21分

 秋田市のこまちスタジアムで22日あった第88回全国高校野球選手権秋田大会
準決勝の本荘―秋田戦で、本荘に故意に三振するなどフェアプレーに反する行為があったとして、
県高野連は本荘に対し23日の決勝開始までに始末書を求めることにした。

 問題の行為は7回表、雨が降り続く中であった。高校野球では、7回が終了すれば
雨天でコールドが成立し、そこまでの得点の多いチームが勝者になる場面だった。

 県高野連によると、12―1でリードしていた本荘の尾留川徹監督が、1死二塁の攻撃で、
打者を呼んで空振りを指示した。打者は三振し、走者も無気力走塁でわざとアウトになった、
としている。試合はそのまま7回裏で本荘が12―1のコールド勝ち。

 これらの行為を審議するため、高野連は緊急常任理事会を開催。「雨天で試合が
中止されることを恐れた故意の行為」「最後まで全力を尽くすべき理念に反する」
「相手チームに失礼」などと判断。斉藤尚史部長を呼び、これらの審議結果を伝えた。
始末書の提出は、校長、部長、監督の連名で求める。

 試合後のインタビューに、尾留川監督は「選手に、空振りしてこいと指示した。
マナー的にはどうかと思ったが、早く終わらせて試合を成立させたかった」と答えた。

 秋田の佐藤幸彦監督は「最後まで一生懸命やろうとしていたのに、負けた以上の
屈辱だ。悔しい」と話した。

http://asahi.com:試合成立狙い「故意の三振」 高校野球秋田大会 - スポーツ
www.asahi.com/sports/bb/TKY200607220537.html

専修大一気飲み死、学生35人処分・サークルは解散

2006-07-24 | Weblog
「再発防止と言ってもねぇ...。」

専修大の学生が、サークルの合宿で一気飲みをして急死した問題で、大学は21日、
関与したメンバー全員計35人を1か月から無期の停学処分にすると同時に
「一気飲み禁止」の警告を発表した。

しかし、
専修大の警告を見て、なぜか「違和感」を感じた。

ちょっと考えてその原因が分かった。
大学の警告は「一気飲み禁止」への警鐘であって、「飲酒」に対しては一切コメントしていない。
そもそも、「未成年が飲酒」という時点でアウトのハズだが...。
「建前」だとしても、一言ぐらいコメントがほしかった。

また、
大学側が、責任逃れをしている印象を受けた。

一番悪いのは、絶対にサークルだと思うが、大学に所属するサークルでおきた事件なので、
それを抑制できなかった(たとえ、絶対に抑制できないとしても)責任は大学にある。
大学は本当に真摯に対応してもらいたい。

「酒(タバコ)は二十歳から」と決められてはいるものの、ずっと「黙認」されてきた。
実際、私もその「恩恵」を受けた人間なので強くは言えないが...。

一番手っ取り早い「再発防止」は「飲み会禁止」だとは思うが、現実的には「ムリ」なので、
「自己管理」に頼るしかないのだろうが、「大の大人」でも、押さえが利かなくなる
「お酒の世界」で、それを望むのは「酷」だと思う。

最低限の監督責任が大学・社会・大人にはあると思う。

専修大一気飲み死、学生35人処分・サークルは解散

 専修大1年の男子学生が今月1日未明、軟式野球サークルの合宿で酒を飲み、
急死した問題で、同大は21日、サークルによる組織的な一気飲みが行われたとして、
関与した同大1~3年の他のメンバー全員計35人を1か月から無期の停学処分にしたと発表した。

 サークルには解散を命じ、学内に委員会を設置して再発防止策を検討する。
(読売新聞) - 7月21日21時44分更新

Yahoo!ニュース - 読売新聞 - 専修大一気飲み死、学生35人処分・サークルは解散
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060721-00000413-yom-soci

名城信男が最速チャンピオンに

2006-07-23 | Weblog
「よくやった!!」

世の中が「亀田3兄弟」でワイワイやっている間に、名城選手が「やってくれた」!
情勢的には「不利」の下馬評を覆し、現役日本人選手6人目のチャンピオンになった。

しかし、
マスコミも亀田選手ばかりに集中するのではなく「シッカリと報道」してほしい。
(視聴率やスポンサーの関係で難しいと思うが...。)

私も、
失礼ながら、日本人チャンピオンの名前を知らない。

名城選手の世界挑戦も、テレビ欄をみてはじめて知った。
世界戦まで行く選手なのだから、力はあると思うし、ドラマもあるだろう。

6人のチャンピオンや亀田選手をいい意味でうまく使って、
もっともっとボクシング界を盛り上げてもらいたい。

“雑草男”名城がボクシング史に残る快挙

「雑草男」が日本ボクシング史に残る快挙を達成した。WBA世界スーパーフライ級
1位名城信男(なしろ・のぶお、24=六島)が、デビュー8戦目で頂点に登り詰めた。
アマ時代に華々しい実績はなく、ここまでの注目度も薄かった。いかつい顔の不器用な
男は、自分の特長であるスタミナを徹底強化。

元WBC世界フライ級王者勇利アルバチャコフ氏と同等の心肺機能を身に付けた。
21歳の遅いプロデビューから「背水の陣」で冒険的なマッチメークにも打ち勝ち、
輝かしい記録を刻んだ。

 名城には断固たる決意がある。「僕はデビューが遅い。遠回りしている余裕はない。
強いやつとやりたい」。04年8月、WBCフライ級5位本田から金星をつかんだ
試合後の控室。
21歳9カ月でのプロデビューは遅咲き。「背水の陣」が常に日常だった。

 奈良工→近大では目立った活躍はない。WBC世界スーパーフライ級王者徳山との
スパーリングで鼻骨を折られたこともある。
「自分にはパワーとスタミナしかないんです」。
本田戦前からプロ野球阪神の桧山外野手と組む仲田健トレーナーに師事。
高地トレなどで心肺機能を高めた。仲田氏は「最初は心拍数50台だったが、
現在は30台」。その数値はV9を達成した勇利氏と同等だ。攻撃に特化した
「バトル・サイボーグ」として生まれ変わった。

 冒険的なマッチメークに打ち勝ってきた。枝川会長は「おれはボクシングは素人」
が口癖。30歳で不動産会社を設立して「おなかが出てきたから」と健康のために
ジム通いを始めてボクシングの魅力にはまった。5年前に「世界王者をつくる」と
ジムを設立。社業同様にいちずな姿勢で名城のパンチ力を信頼した。

03年7月のデビューから7戦はすべて日本人選手が相手。スタッフが反対した
本田戦はノーランカーの「かませ犬」役だったが、名城は逆にかみつき勝利を奪った。

 逃げない、下がらない。当たっても当たらなくてもパンチを打ち続けた。
試合を観戦した近大の先輩でタレントの赤井英和氏は「先手と手数、これが近大魂や」
と興奮した。相手の技術とスピードを、圧倒的なスタミナと手数で押しつぶす。
テクニック重視のボクシング界の流れとは一線を画する、異色の特攻王者が誕生した。
【益田一弘】[2006年7月23日8時44分 紙面から]

“雑草男”名城がボクシング史に残る快挙 - バトルニュース nikkansports.com
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