ミスターポポの「のほほん日記」

のほほんと生活している中で、ふと感じる無駄話をぼちぼち書いていきます。

高校野球で試合成立狙い「故意の三振」

2006-07-25 | Weblog
「フェアプレイって何?」

高校野球秋田大会の本荘―秋田戦で、本荘に故意に三振するなどフェアプレーに
反する行為があったとして、県高野連は本荘に対し23日の決勝開始までに始末書を
求めることにした。

進行を早めるために「わざと三振」したことがフェアプレーに反するというらしいが、
なぜそんなことで「始末書」なのかがよく分からない。

ルールを犯しているワケではなく、その範囲内のプレー。
ルール内のプレイで何で文句を言われないといけないのか?と思う。

「勝つため」の作戦の1つであって、
・「貴重な得点」よりも「時間」を選択しただけ。
・「勝つ確率」が高い作戦を選んだだけ。

高校野球では、しばしば「フェアプレイ」という言葉がでてくる。
「隠し球」や「敬遠」を「よし」としない風潮がある。

そんなに「イヤ」なら高校野球の「ローカルルール」を明記してほしい。
私には、
どこからが「フェア」なのかサッパリ分からない。

「何をやっても勝てばいい」とは思わないが、
少なくともルール内でやることには文句を言ってほしくない。

私が
「野球は好きだが、高校野球は嫌い」
という理由がそこにはある。

本荘は甲子園に出場する。
このことをマスコミがどのように報道するか分からないが、
臆することなく、堂々と自信を持って戦ってもらいたい。

試合成立狙い「故意の三振」 高校野球秋田大会2006年07月22日22時21分

 秋田市のこまちスタジアムで22日あった第88回全国高校野球選手権秋田大会
準決勝の本荘―秋田戦で、本荘に故意に三振するなどフェアプレーに反する行為があったとして、
県高野連は本荘に対し23日の決勝開始までに始末書を求めることにした。

 問題の行為は7回表、雨が降り続く中であった。高校野球では、7回が終了すれば
雨天でコールドが成立し、そこまでの得点の多いチームが勝者になる場面だった。

 県高野連によると、12―1でリードしていた本荘の尾留川徹監督が、1死二塁の攻撃で、
打者を呼んで空振りを指示した。打者は三振し、走者も無気力走塁でわざとアウトになった、
としている。試合はそのまま7回裏で本荘が12―1のコールド勝ち。

 これらの行為を審議するため、高野連は緊急常任理事会を開催。「雨天で試合が
中止されることを恐れた故意の行為」「最後まで全力を尽くすべき理念に反する」
「相手チームに失礼」などと判断。斉藤尚史部長を呼び、これらの審議結果を伝えた。
始末書の提出は、校長、部長、監督の連名で求める。

 試合後のインタビューに、尾留川監督は「選手に、空振りしてこいと指示した。
マナー的にはどうかと思ったが、早く終わらせて試合を成立させたかった」と答えた。

 秋田の佐藤幸彦監督は「最後まで一生懸命やろうとしていたのに、負けた以上の
屈辱だ。悔しい」と話した。

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