昭和51年に番町書房から発行されたこの本に
「走ったタロー
タローは甘えん坊
いなくなったタロー」と題して桂さんも寄稿している。
子犬を保護してタローと名付けて
とても可愛がって飼っていた様子がかいてある。
でも2ヶ月ほどたったある日タローはどこかにいってしまたらしい・・・・。
〝あんな可愛い子だから、きっとまたよその家で可愛がられているね
好かれるたちだもの〟そんな風に考えて
やっとのことでホットする気持にこぎつけた桂さん。
「でも、タローがいないってこんな淋しいことだとは思わなかった。
ああ、私は胸がつまってならなかった。
今頃何処にいるんだろう。
寒がってはいないだろうか。
おなかすかせてはいないだろうか。
甘えん坊のタロー、
私はつらくてならなかった。」と結んである。
そうかあ
そうなんだ
桂さんもこんな思いを経験していたんだなあ。
桂さん。いろいろおはなししたかったです。
グレーうさぎ