アリスの丘からこんにちは

軽井沢/森村桂の手作りケーキ

黙って消えていくものたち・・

2013-07-29 13:07:11 | 日記

昨日のこと。

ほんのポツリポツリと

小さな雨が降り始めた時でした

「お茶をいただきながら雨宿りを」

とおっしゃってアリスの丘のベランダに

一人座られたその方が、

ご注文のアイスコーヒーとケーキを

お口にされたのを合図の様に

屋根を打つもの凄い音の豪雨が。

「やはり、ここに入ってよかった。

 濡れないですみました。」

少しずつお話をされる中で、

生まれ育ったこの地でずっと生きていらした方だから

天候の変化がお分かりになるのだろうな、

と心の中でそっと納得。

その方が軽井沢の今昔を語られる

そこには

今よりも もっともっと もっともっと

美しい自然が在ったようです。

「黙って静かにいなくなるんです、 在ってほしいもの達は。

 そして、なくてもいいものが騒々しく そこに在る」

  そう静かに語るその方の言葉は

  いなくなってしまった もの達への

  鎮魂歌のよう。

「さあ、もう雨もおさまってきましたし

 おいしいケーキもいただきました。

 散歩の続きをしましょう。

 ごちそうさまでした。ありがとう。」

    いいえこちらこそ 有難うございます。 

    そうだ!ほんとうに そうだ!

    そこに在ったものたちは

    そこに在る意義があるはず。

    ただ破壊するのではなく

    残す方向に最善を尽くすことが

    「ふるきよきもの」への

    礼 なのではないか・・・・。

   

  ふ と気がつけば雨はあがって

  まるで最初から降ってなどいませんよ

  と言っているかのような青空。

  う~~む

  すごい 仰る通り!

  

 

            グレーうさぎ

    

       

   

   

    


気になるあの家

2013-07-28 13:39:33 | 日記

軽井沢のひとつの集落に在る

ずっとずっと気になっていたDsc08149

藁葺き屋根の家。

昨日車で通りかかった時

屋根になにか咲いているように思えて

今朝そ~っと傍までいってみました。Dsc08146

ま白な百合が・・・・・・

屋根のてっぺんには木が一本。

「春に逢う花百合

 夢路よりめさめてDsc08134_2

 かぎりなき いのちに

 咲きいずる姿よ

 うるわしの白百合

 ささやきぬ昔を

 百合の花 百合の花

 ささやきぬ昔を」

    こんな歌がありました。

         グレーうさぎ


あと2日。

2013-07-19 16:16:42 | 日記

「青い空は青いままで 子どもらに伝えたい

 燃える八月の朝 影まで燃えつきた

 父の 母の 兄弟たちの

 命の重さを肩にせおって 胸に抱いて」

「青い空は青いままで 子どもらに伝えたい

 あの夜、星はだまって 連れ去っていったDsc08006

 父の 母の 兄弟たちの

 命の重みを今流す灯篭の 光にこめて」

「青い空は青いままで 子どもらに伝えたい

 すべての国から戦(いくさ)の火を消して

 平和と 愛と 友情の

 命の輝きをこの固い握手と

 うたごえにこめて うたごえにこめて」

    作詞 小森香子さん

    作曲 大西 進さん

 

            グレーうさぎ

             セ・ン・ソ・ウ・ハ・イ・ヤ・デ・ス