昨夜のこと。
ひとひのいろいろな事を思いながら
寝るために自分の部屋に入った時
カーテンから射すその明るさに
もしかしたら・・・とカーテンをそっと開けてみると
もしかしたら でした・・・・
そういえば夜８時ごろ車を走らせていた時にみたお月様
たしかに大きくまんまるくウサギがお餅をついていましたもの。
ベットに横になって その光をいっぱいあびながら目をとじていたら
ふと思い出したおはなしがありました。
それで私はそのおはなしを真似て
月明かりでお手紙をかきました。
お月さまにではありませんが・・・・
グレーうさぎ
森村桂 「お月様にお手紙したら」より
「菫花 咲きたる野辺に 宿りせむ
わが衣手に 染まば 染むとも
いそのかみ 古野に生ふる菫草
摘みて贈らむ その人たれや」
良寛さまの歌
この歌の「菫」は「雪割草」を歌ったと
されているのだそうです（インターネット検索）。
この日頃、どういう訳か昔の人の詠んだ歌に
こころひかれて います。
母におしえてもらった歌も懐かしく。
グレーうさぎ
クリスマスローズ
水仙
菜の花
三重から「春」が
こんなにたくさん
雪の軽井沢に
やってきてくれました。
うっとり 甘～い春の香りがします。
あっ、もしかしたら！と思い立ち
アリスの丘の南の庭に行ってみましたら
ありました！
朝からの暖かなお日様のおかげで
すっかり解けた雪の下には
5日前に見たそれよりも
おおきくなった 水仙が。
アリスの丘にも「春」が来たようです・・・・・やっと。
グレーうさぎ
この歌いだしで知られる「鎌倉」。
「上るや石のきざはしの
左に高き大銀杏
問わばや遠き世々の跡」
ここに出てくる樹齢１０００年の“大銀杏”が
このところの風雪をうけて
根元から倒れたとニュースで知り
あの大銀杏が・・・・・と驚くと共に
寂しくなりました。
「鎌倉」がすきでした。
「鎌倉」の歌が好きでした。
「問わばや遠き世々の跡」の言葉使いが好きでした。
修復は不可能だそうです。
遠き世々をしるものが ひとつ消えてしまいましたね。
グレーうさぎ
アリスの丘のベランダに吊った篭の中には
ひまわりの種を入れてあります。
６月位まで小鳥達がよく遊びに来ます。
でもこんなに沢山の鳥が一堂に集まったのは
今日がはじめてのこと。
シジュウカラやヤマガラ、シメなどは
入れ替わり立ち代り忙しくしていますが
左上のヒヨドリはずっとあの場所で
のんびり眺めていました。
ヒヨドリはくちばしが長く細いので
ひまわりは苦手。少し前にパンを食べたばかりです。
お得意は、パンの空中キャッチ！
桂さんは、たまごの空中割りが大のお得意だったそうです。
グレーうさぎ
