アリスの丘の奥深く
1台の大きな冷蔵庫は
し～んと黙ってそこに在った。
「今更ですがあの中には何が入っているのですか？」
アリスの丘に来て12年
未知なるものに興味が湧いて訊いてみた。
「そうか、知らないのか。
そう言えば俺もあれから開けていないなあ
・・・桂の宝物だ。見ていいよ。」と М・一郎さん。
桂さんの宝物
なんだ？
すごい！
まるで夜空の星が
いっせいに輝いた様に
小さな瓶に入った
手作りのジャムが・・・
桂さんの宝物は
どれもこれも
元気です。
不思議な
不思議な
宝物のお話しでした。 グレーうさぎ
ここからの浅間山がすき。
でも
森が
原が
無くなって
マンションが建つという・・
ねぐらにしていた生きものたちは
きっと次をみつけたね。
・・・・いつかまた
そこも駄目になるのだろうか。
グレーうさぎ
これも懐かしい写真の一枚です
チョコレートの生地を使って
楽しく作ったことを
覚えています。
この素敵な紋様の蛾。
いま一度逢いたいな
グレーうさぎ
森の中から 高く 切なく
何かを訴えている動物の鳴き声が。
心臓がきゅうとした。
それが
雄鹿が雌鹿を呼んでいる鳴き声なのだと後から知り
それで私は胸がしめつけられたのか・・・・と
妙な納得をした。
「奥山に
紅葉ふみわけ
鳴く鹿の
声きく時ぞ
秋は悲しき」
猿丸太夫さま
幾年月の時を経ても
生きとし生けるものの
思いの伝え方は
変わっていないようです。
グレーうさぎ
