先週のお花のお稽古で、初めてのいけ方を習いました。
嵯峨御流には、お生花、瓶華とともに
景色活けという古典的な盛り花の形があります。
嵯峨御流のお家元にあたる大覚寺の
大沢の池の姿を模した花態から、
高雄の景色をイメージしたもの
そして、川が山の中から海辺まで流れていく
過程を模した景色活けもあります。
海辺を模した海浜の景や、沼地の風情を現した沼沢の景などは
今までに何回かお稽古をした事がありますが
花材を多く使用する深山の景や、森林の景は
活けた記憶がありません。
なんだか、もそもそっと木が突っ立っているだけに見えるのですが
剣山を使わない嵯峨御流の活け方では
結構難しいのです。
今回は、たまたまこの花態に使用する
伊吹杉が、手に入ったとかで
先生が張り切って指導してくださいました。
「深い森の奥の湖の水辺に木が倒れて枯れている。
そして、その倒れた木を越えて、人を寄せ付けないように
木々が茂っている。いい、人を寄せ付けないような
凛とした深い森の景色をイメージするのよ」
む、難しい
そんな、人を寄せ付けない自然なんて・・・
山登りの趣味も、ハイキングの経験もあまりないし。
ご縁がないぞ
先生は「イメージ、イメージ」って言うけど・・・
問題は、その想像力の乏しさ
この、杉の合間にみえているゴツイ枝が
湖のほとりで倒れて枯れた木ということになるそうです。
一応、木の根が水辺で入り組んで
半分、水につかっているというイメージでトライしてみました
つつじの照り葉で、紅葉を表しています。
今日のタイトルは、布施明さんの最初のメジャーヒットと
言われているこの曲を選びました。
作曲の平尾正晃さんにとっても、
歌手から作曲家にシフトしていく大きな曲ですよね。
実は、この曲は紅白では未歌唱だそうです。
昔々の紅白は、初ヒットがあったとしても
その年は出場はできなかったとか。
当然、デビューした年は出場は無理だったわけですね。
カラオケや、巷のこの曲のジャンルは演歌だそうですが
平尾先生は「日本のカンツォーネ」を目指したのだとか。
森林の景で「人を寄せ付けない深い森のイメージ」
想像力の無い私は、
この歌の景色を思い浮かべながら活けました
前に紹介した「妖怪アパートの幽雅な日常」の
兄弟本です
お話の中に出てくるお料理が読んでいて
本当においしそうでした
その中のレシピが、お話に登場する
幽霊の賄いさんの日記形式で書かれています。
読んでいるだけでおいしそう
嵯峨御流には、お生花、瓶華とともに
景色活けという古典的な盛り花の形があります。
嵯峨御流のお家元にあたる大覚寺の
大沢の池の姿を模した花態から、
高雄の景色をイメージしたもの
そして、川が山の中から海辺まで流れていく
過程を模した景色活けもあります。
海辺を模した海浜の景や、沼地の風情を現した沼沢の景などは
今までに何回かお稽古をした事がありますが
花材を多く使用する深山の景や、森林の景は
活けた記憶がありません。
なんだか、もそもそっと木が突っ立っているだけに見えるのですが
剣山を使わない嵯峨御流の活け方では
結構難しいのです。
今回は、たまたまこの花態に使用する
伊吹杉が、手に入ったとかで
先生が張り切って指導してくださいました。
「深い森の奥の湖の水辺に木が倒れて枯れている。
そして、その倒れた木を越えて、人を寄せ付けないように
木々が茂っている。いい、人を寄せ付けないような
凛とした深い森の景色をイメージするのよ」
む、難しい
そんな、人を寄せ付けない自然なんて・・・
山登りの趣味も、ハイキングの経験もあまりないし。
ご縁がないぞ
先生は「イメージ、イメージ」って言うけど・・・
問題は、その想像力の乏しさ
この、杉の合間にみえているゴツイ枝が
湖のほとりで倒れて枯れた木ということになるそうです。
一応、木の根が水辺で入り組んで
半分、水につかっているというイメージでトライしてみました
つつじの照り葉で、紅葉を表しています。
今日のタイトルは、布施明さんの最初のメジャーヒットと
言われているこの曲を選びました。
作曲の平尾正晃さんにとっても、
歌手から作曲家にシフトしていく大きな曲ですよね。
実は、この曲は紅白では未歌唱だそうです。
昔々の紅白は、初ヒットがあったとしても
その年は出場はできなかったとか。
当然、デビューした年は出場は無理だったわけですね。
カラオケや、巷のこの曲のジャンルは演歌だそうですが
平尾先生は「日本のカンツォーネ」を目指したのだとか。
森林の景で「人を寄せ付けない深い森のイメージ」
想像力の無い私は、
この歌の景色を思い浮かべながら活けました
前に紹介した「妖怪アパートの幽雅な日常」の
兄弟本です
お話の中に出てくるお料理が読んでいて
本当においしそうでした
その中のレシピが、お話に登場する
幽霊の賄いさんの日記形式で書かれています。
読んでいるだけでおいしそう
妖怪アパートの幽雅な食卓―るり子さんのお料理日記 (YA!ENTERTAINMENT)香月 日輪講談社このアイテムの詳細を見る |
愛した女(ひと)たちのためにコロムビアミュージックエンタテインメントこのアイテムの詳細を見る |
何か昔はNHKのオーディションがあって、それに合格しないとNHKの番組に出れなかったらしいですよ。
景色活けは、材料がかかるためになかなかお稽古のチャンスがありません。観るのは「かっこいいな」と思って好きなのですが、いざ自分が活けるとなると難しくて本当に往生しました。一緒にお稽古していた人は「深山の景」を悲鳴をあげながら活けていました。
杉は、私も何でもかんでも「杉!」だけの記憶でしたが、これ棘があって、結構チクチクするのですね。それで伊吹杉と認識しています(汗)
おかげさまでこの枝は日持ちしまして、最近まで、お手洗いの中や、部屋の隅に小さくして活けておりました。何でも、これは空気をきれいにしてにおい消しの効果もあるとか。
自然の力なんですね。