予報に反して何だか薄ら寒い一日でした。
つい先ほどまで、テレビのクイズ番組を見ていて…
漢字検定って、難しそうですね。よく、新聞の端に
問題が出ているのですが、トライしてもなかなか解けない
今日も母と二人で必死になって、トライしましたが、
読む事はある程度はできても
書き取りは全くと言ってよいほど退化しております
一級なんて、全滅していました(爆)
ちょっとボケてしまいましたが、我が家の近くの桜並木に
小さな花が付きました。
多分、日に日に数を増していくに違いありません。
土曜日の夜にBSの「映画音楽」を見ていました。
こういう番組は久々でしたので堪能することができました。
「第三の男」のチター演奏は、本当に素敵
あの西部劇の時の口笛の見事さにも感動いたしました
サーカスの皆様も、素敵なハーモニーで
布施さんも、「80日間世界一周」など、渋めに抑え目に(爆)
出演者の面子を見たときに、何だか男性陣は似たタイプの
唄い方をする方々が集まったな…と思っていたのですが
途中で、やっぱり…と改めて思いました。
子供の頃から、両親が大ファンだった為にビング・クロスピーの
曲はかなり聴かされて育ちました。
なにせ、初の東京公演のチケットを父が買ってきて
親子三人で楽しみにしていたほどです。
公演目前で体調不良のため、秋から春に延期になったのですが
クロスビーが急逝してしまったので幻となってしまったのです
ずっと長い事、「ホワイト・クリスマス」のみが
日本では評価されている感じですよね。
両親曰く「シナトラよりも、ベテランでずっと歌の上手な歌手」
上手下手は聞き手の判断に左右されると思います。
クロスビーとシナトラでは
唄い方が、かなり違う歌手であることは確かだと思います。
クロスビーは、マイクを上手に利用した初めての歌手だと言われていたとか。
聴いていると何だか、すぅ~と眠気がしのびよるような唄い方です。
ですから、正直「上流社会」の歌は、がっかりしました
どちらもお上手な方ですが。あまりにもしっかりと
唄われすぎていて、恋を囁くムードでなかった
きっと、大好きな布施さんでもこの歌をこんなに熱唱されてしまったら
私は、がっかりしてしまうと思います。
「残念」を繰り返した私に「時代が違うから」と慰めた母は
「なんで、こんな歌しか選べないの?クロスビーの
映画音楽なら、アカデミー賞取った歌、まだ他にあるじゃない」
母は、選曲に文句をつけておりました(爆)
私の事、度量が狭いと非難したくせに
「ボーン・フりー」の方はとても素晴しく聴けたのに
残念です。
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廉価でもたくさんいい曲が含まれていると思いますが
かなりの量をカバーしているので選んでみました。
「Swinging on a Star」「アイルランドの子守唄」は
映画「我が道を往く」の中で唄われています。
「Swinging on a Star」は主題歌賞を取っていたと思います。
このアルバムの中には
布施明さんのライブでおなじみの「ダニー・ボーイ」や
今日のタイトルで引き続き利用した「Softly」など
馴染みの曲も少なくありません。
シャンソンも何曲か含まれています。
実は「枯葉」これに収録されていたかは不明ですが
「バラ色の人生」「ドミノ」などは私はクロスビーの
歌で覚えていたほどです。
滅茶苦茶季節はずれなんですが
これは、絶対にお勧め
このアルバムを聴かずして、「ホワイト・クリスマス」を語るなかれ
と、言うところでしょうか。
やっぱり50年代録音が主流なので
アレンジが古さを感じさせますが、
歌は丁寧ですし、明るいので、うきうきします
結構、いい線行っているアルバムだと思います。
今時のジャズのアルバムにしては
オーソドックスな感じが
聴きやすいです