憧憬、大艦巨砲主義w

盆栽RF900R 営農機セロー250 奥様号レブル250

見解と提案。

2007-03-02 23:57:08 | ロケットスリー
A氏から頂いた電話の内容は、今までの経緯を網羅しつつも新たな情報も展開もあった。

オレ自ら建設的な、という呼びかけをしているので、批判・抗弁はしない。
ただ、改善の提案ということでグッドウッド二輪商会には、成長していただきたいという立場で述べていきたいと思う。

原因の解明というか推定というか。
齟齬が発生した原因のひとつに、オレが逐次情報を求めたことがあると思う。
ただ、オーナーとしては、問題が発生した時に症状に対する情報は欲しいわけで。
モチロン修理見通しも情報が欲しい。
しかし、ディーラー側で「なんともいえない」時は責任もって「なんともいえない」とか、「●の可能性と■の可能性があると思います」とかの情報(選択肢)と、それぞれの見通しが必要と思う。
そして、今回感じたことだが、こんな話ひとつとっても接客の技術があると思うのだ。世間話に技術が必要なのは接客を生業にする者なら、実感があるトコだと思う。
グッドウッド二輪商会でバイクを購入して感じたことだが、接客とサービスは完全な分業だ。販売とサービス(技術)に専門性がそれぞれあるのはわかる。が、販売の担当が、05モデルと06モデルの違いをロクに説明できない(販売担当はメーターの設置マウントの違いを05モデルの説明してた)、サービス(技術)のスタッフが誤解なく車両の状況を伝え切れない(今回)、というのはいかがなものか。
定期的に相互に入れ替える、研修を徹底するなどの経験値UPの必要性を感じる。
本日お電話いただいたA氏は、その両方を兼ね備えていた印象だった。
信用とは、こういった部分から始まると思うし、信用なくしていくのも、こういった部分からだと思う。

今後の対応およびコスト負担について。
車両持込の時点では、「6000Kでクラッチプレート、パーかよ。外車ってこんなもんなのかな。」くらいにしか思っていなかった。
ところが、この後、スタッフから、「タイヤの減り具合と、クラッチの磨耗は同じ位の進行」との情報(話題、かな)があった。
「え?」と思い始めたのはこの瞬間。
だって、クラッチがイかれてんの、オレとかみさんくらいだもの。タイヤの交換は何人ものヒトがやってる。聞くところによると概ね6000~10000K位だ。
オレのロケⅢもタイヤはワンセット目がダメなころで、タイヤからは取り立ててハードな使用は見えないと思う。だって、公道しか走ってないもの。
んでも、クラッチがパーになってる話は、未だに他のオーナーでは耳にしない。
クラッチを開けてみての報告も、「使用方法が原因」で、消耗品である以上オーナーの費用負担、と断定的なコメントだった。
さらに。
トラジャパに電話して10日後、真っ黒のプレートを見た時の話も、「乗り方が原因」「カスタムしてるので保証対象外」「セカンダリーバルブ外しにも原因が推定される」と、断定的にコスト負担を要求されている。

いや、かかるモンはしょうがない。
しょうがないけれども、保証なんてないも同然。こんなんで2年間の保証ありますなっていっても、納得しろってのが無理な相談だ。
トライアンフとグッドウッド二輪商会への不信はピークに達した。

A氏の説明との食い違いというか受け取り方の違いはここに大きい。
ただ、オレが救われるのは、A氏が「そもそも保証期間中にこんなことが起きるのが異常」との考え方だ。
現場のスタッフがそう思って対応しているのがわかっていれば、コストの負担に対する不信はそんなに大きくならなかったのではないかと思う。
ここでも書いているが、「要するに、カネ払え」としかスタッフの説明からは汲み取れなかったのも、事実なのだ。
こんなところにもスタッフの接客技術のレベルが現れているように思う。
他にも言いようがあったと思う。
コストについてはトライアンフ本社は「オーナー負担」との方針のようなので、かかるものは仕方ないと思う。グッドウッド二輪商会から具体的な提示提案はないけど。
ただし、今回と同程度、もしくは極端に短期間でクラッチにトラブルが起きるようなら、トライアンフ(ディーラー)に製品の責任を追及したいと思う。

ミズモレの件は大手術となりそう。
こんな部分では、もう、信用するしか、選択肢は、ない。

結論として、トライアンフに背を向けてバイクライフを過ごすより、もう一度、A氏の言い分を全面的に信用してみようと思う。
ただし、ソレは、納得したから、では、断じてない。

自分がスキで乗っているバイクのメーカーやディーラーに不信を持ちつつ、批判しながら付き合うのは、実に疲れるし負担が大きいからだ。
消費者の驕りのような表現になってしまうが、今後のトライアンフとの付き合いに夢を持っていたい。
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返信。

2007-03-02 18:58:25 | ロケットスリー
今回は、おふざけは一切、なしで。
主観の入らない記述にしたいと心がけて書くことにする。

どのようなポジションの方か、存じ上げないのだが、携帯にA氏から電話が入った。
A氏は今まで説明を受けたり、お話をした事のある方ではなかったが、グッドウッド二輪商会の整備部門ではリーダー的な方だと思う。

まずはじめに、やはり、ここへの返信記載は辞退しますとのこと。
文章による言葉は受け取り方も人それぞれだし、ニュアンスも伝わらないし、彼自身、文章は苦手とのことだった。
ただ、ココはよくみていただいているとの話。

通しで30分以上話しただろうか。なんせ、運転中の車を脇に停めての長い会話になったので要点のみ、記憶に基づいての内容であることを前提に読んでいただきたいと思う。意訳になってる部分もたぶんにあろうかと思う。
また、話は行きつ戻りつしたものを整理して記載する。

オレの意見は別項で今夜、述べたい。
以下、内容。



まず、A氏の「ご迷惑おかけしてます」から話は始まった。

クラッチの焼けの原因について
経緯曲折はあったのだが、現在は、「わずかにワイヤーが引かれた状態での走行」が原因ではないか、と疑っている。
焼けたプレートすべてを合計した厚みは、純正新品から約1.5ミリの減になっているが、アジャスタ類(レバー根元、クラッチのシャフトのカンチレバー上の2箇所)は緩めきられている。
アジャスタ範囲が少なすぎるのがおかしい。
この、エンジン本体とつながっているカンチレバーの位置は、入庫新車と違うように思う。トラ本社での仕様(設定調整)の変更などの情報はいまのところ、ない。
トラ本社の指定ではレバー・シャフト共に位置決めポンチらしきものが打刻してあるが、これを合わせるのが指定ではない。
ただ、この点については、トラ本社に投げかけている話ではあるが、あくまでトラ本社は保証の対象外との認識。
オイルラインの詰まり云々については異常のないことを確認済み。

今後の対応について
そもそも、新車保証期間内にこういった状態(真っ黒なプレート)が発生するのが異常。
コスト負担については、トラ本社の意向はともかく何とかできないものかと考えている。
車両の返却は3日、日曜日の予定だが、改めて連絡する。

対応の経緯について
原因が明確に判断できない状態であやふやな話をして、誤解を与えたことについては謝罪する。トラ本社とのやり取りについても断片的な情報を咀嚼せずにそのまま伝えてしまい、後ろ向きな対応と受け取られかねない部分があったことは今後改善していきたいし、職員にも指導している。
現場では、決してそういった否定的な対応でいるつもりではなかった。
また、オーナーによる自家整備やカスタムについても否定しているわけではない。ただ、時折、ディーラーでチェックしていただくことを強くお奨めしたい。
対応・結論出しに時間がかかっているのは、トラジャパを通じて本国とのやり取りをする性格上、ひとつのやり取りでも1日かかるようなこともあるので、ご理解いただきたい。

yukari氏の件
オフレコなので割愛します。

水漏れの件
エンジン本体からの漏れの疑いがあり、一部塗装を剥離して確認した。
原因としてはエンジン本体のケース(クランクっていってたような)に「ス」があって、漏れている。オイル側への漏れはない様子。
これはトラ本社と打ち合わせの結果、ケース交換クレーム対応で結論が出た。
かなり大掛かりな作業になるので、現状は、溶接などによって漏れ止めの応急処置の上、一旦車両を返却したい。部品が揃い次第(1ヶ月くらい?)修理対応(長くて3週間くらい)とさせていただきたい。

以上。
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