指輪物語
J・R・R・トールキン 著
1954年(初版)
前回紹介した「エルマーのぼうけん」を読んだきっかけを作ったのは父親だが、この本を読み始めたのもオールドな指輪物語ファンの父親の影響によるもの。
最初に紹介されたときは、一番最初の説明章段「ホビットについて」の長さの前に敗れ、挫折。しばらく放っていたのだが、父親が買ってきた「ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間」のSEE版DVDを見て再び闘志が湧き、一気に読み進め、二つの塔のDVDが出る頃には、追補編まで読破し「やっぱりトム・ボンバディルは映画に出てきて欲しかった」などと一端の小説ファン顔で話している自分がいるのであった。
すてきな結びの言葉は、もう考えてあるんです。
『そしてかれは、一生を終えるまでずっと幸せに暮らしました』とね。
ビルボのこの言葉がすっかり胸に刻みつけられた私は、自分の小説も最後には必ずハッピーエンドになるようにしようと決めている。なので、読者の皆様、私の小説がバッドエンド方向へ行くことを期待しないでください(苦笑)
これはバットエンドなのでしょうか?
ハッピーエンドともバッドエンドともつかない小説も多いですからね。ミステリにも真相が良くわからないまま終わるのも多いし。
「ハッピーエンドとはまず言えないけれどバッドエンドと言う程でもない」が正解ですかね。