世にある日々

現世(うつしよ)は 愛おしくもあり 疎ましくもあり・・・・

不立文字

2017-11-15 | ひとりごと










不立文字 ( ふりゅうもんじ ) なんていう言葉ある
禅の言葉なんだけどね

仏の悟りを伝えるのに 言葉や文字によらず
心から心へと直接伝えること

なんていう意味かな

ある修行僧が座禅をしているときに
他の修行僧が ホウキで庭を掃いていて
石ころが転がって 竹に当たった音を
座禅している修行僧が聞いて
悟りを得た

なんていう話があったと思うけど
不立文字ってそのようなものかもね


でもね~

なんか その不立文字って違和感を感じるんです

いや 心の中で悟っていてもね
それを言葉とか文字で伝えられなければ
本当の悟りじゃないし
多くの人を幸せに出来ないのじゃないかなぁ~

なんて思ったりもするのです


オレの悟りは言葉や文字では伝えられねぇ~
なんて言って
独りよがりの世界に入っていく危険性もあるよね


自分自身の こころ の中にある大事なものを
言葉や文字にして
人様に伝えさせていただくことの難しさ

この行為の裏側には
愛というものが絶対に必要だと思うな






いやね 不立文字を否定するつもりは全然ないよ

なんかね 最近の まあさんは
この危険性に冒されているような感じがして

もう一度
言葉とか優しい気持ちとかを
丁寧に顕さないといけないかなぁ~

なんて思っているのです


簡単なことでも
丁寧に やさしく伝えていく

そんなことを 学ぶ機会があったのです


あ~ こころが固くなりかけていたなぁ~

なんて感じた まあさんでした