世にある日々

現世(うつしよ)は 愛おしくもあり 疎ましくもあり・・・・

相聞歌

2017-11-27 | かってに万葉










ちわ… 久しぶりに「かってに万葉」をやってみようと思います

昨夜 なんとなしに万葉集を読んでおりました
久しぶりに読んだんですが
相聞の歌でも なんか陳腐なもんもあるなぁ~
なんて思ったけど
おもしれぇもんもあるなぁ~

なんて 思ったんですよ

それで やってみようとね・・・・

うん まあさん がんばるからね


ところで 上の ふぉと 光の入り方がイイ感じがしてね
昨日 撮った中で一番お気に入りかな・・・・


あっ いつも通り 訳は勝手に まあさんがしたものね







何時(いつ)はしも 恋ひぬ時とは あらねども
 夕片設(ゆうかたま)けて 恋はすべ無し    

                巻第十一 二三七三


いつといって恋しくないときはないけど
     う~ん 夕暮れ時は 恋しくてたまらんなぁ~




うん うん わかるわかる って思わず言っちゃいそうな歌だよね

しかし なんで夕暮れ時って こころが動かされるんだろねぇ~








思ふにし 余りにしかば すべを無(な) み
             出でてそ行きし その門(かど) を見に 

                         巻第十一 二五五〇


恋しさに思い余って暴走し 行ってしまった
      あの子の家を見に・・・・




あの すいません

中学時代の初恋のときの自分とオーバーラップしちゃって
訳も暴走気味・・・・









色に出でて 恋ひば人見て 知りぬべし
                 情(こころ) のうちの 隠妻(こもりづま) はも


                                        巻第十一 二五六六


好きという仕草をだしたら 人に知らちゃうよなぁ~
            こころの中の すてきな あの人 のこと・・・・




情を こころ と読むのは ステキだよね
隠妻 もイイことばだね~








夏の野の 繁みに咲ける 姫百合の
            知らえぬ恋は 苦しきものそ

                           巻第八 一五〇〇



夏の野原の草に埋もれて 咲いている姫百合のように
人知られず秘めた恋は 辛いものだよね




洗練されたというか 品のある 言の葉 を感じるな・・・・




それでは まあさんも ひとつ いきましょか



みなのわた ポニーテールに ゆれる恋
              髪よ ほどけ と ことばに隠す

                                 まあ