世にある日々

現世(うつしよ)は 愛おしくもあり 疎ましくもあり・・・・

A-10A

2010-11-27 | プラモデル









むかし プラモデルを作っていた
だいたい趣味というのは義務感でやるものではない
と 思っているので
作る気になった時しか作らない

それで 最近とんと作る気になれないので
ほとんど作ってない

上のフォトは作った作品のひとつ


A-10A  サンダーボルト2 近接航空支援専用攻撃機

対戦車・対装甲車両を目的とした近接航空支援専用攻撃機だそうだ
早い話 戦車とか装甲した車を撃破する飛行機
早く遠くに飛ぶ必要がないのでこんなにダサイ格好をしている
それに 低空を低速で飛ぶので
下からエンジンを射撃されないように
普通の飛行機とはちがう所にエンジンが付いている
このダサさがかっこよくてステキ







機体は三色の迷彩
最初にオリーブドラブをエアブラシで吹いて
そのあと鉛筆で ほかの色の輪郭を書いて
あと二色をエアブラシで吹いていった









主翼の下にある爆弾とミサイル

これも ひとつひとつ塗装して作っていった

けっこう 手間な作業だった










シャークマスクにもこだわって
丁寧に デカールシールを貼った

なかなかの出来映えだと思ってます







先日 北朝鮮の砲撃で亡くなった
韓国軍の兵士の遺体が安置してあるところが
ニュースで放送された

その時 たぶん陸軍の大将だと思うけど
慈しむ顔で遺影を撫でていたところが
映し出されていた

戦争の嫌いな人もいるだろうが
戦争が国の外交政策のひとつである以上
戦争が起こることがある

指揮官は 戦いの時
部下を死なせることは とても辛いが
それでも 戦わなければならない時がある

そんな 辛さの上に
国の独立というものは築かれていることもある

だから
遺影を慈しむように撫でた姿をみて
僕は 目が潤んでしまった

本当に 尊いひとつひとつの命と引き替えに
ひとつの国の平和と独立が保たれている

そのことを感じているから

あの 「 暴力装置 」 発言は
僕は 絶対に許せない

人権とか生命尊重とか言っておきながら
国家が何の上に
独立と平和と繁栄を享受しているか分からないのだ

生活する人々の感情ではなくて
たんに イデオロギーで発言し行動する

ここまでくると
原理主義者でないかと思ってしまう







まぁ 気分は A-10Aに乗って
ヘンなことを ぶっ飛ばしてやりたい気分だけど
僕も 平和がスキなので
A-10A のフォトだけでも載せてみました






brack dog