茶飲み富士サンの定点観測

いつも見慣れていたものが、少しずつ変化する。コツコツとデジカメすれば、表情豊かな季節が見えてくるはず・・・。

定点日本大通2011.07.29

2011年07月29日 | 横浜逍遙・日本大通

やっぱり、大さん橋に、客船がいると絵になるなぁ!
いつごろ、どの船が入るかは「横浜港入港予定」をチェックしてみよう。


長い間、警友病院別館ののち空き家だった建物が、工事を終えて姿を現した。
旧露亜銀行横浜支店
戦時中は、ドイツ領事館としても使われていた歴史を持つ建物だ。

時の運というものがあるのを、旧建築物の改廃の中に見ることができる。
震災復興小学校だった三吉小学校が、
横浜市立大学医学部病院別館として使われ、
西丸與一著「法医学教室の午後」の舞台にもなった建物は、解体されてしまった。
同じような役割を担っていた建物の明と暗。
今回の東日本大震災で、耐震性が疑われる建物は、益々存続が危ぶまれる。


定点富士山2011.07.14

2011年07月14日 | 各所遠望・霊峰富士山

3月11日の大地震以来、気になることがある。
一つは、あちこち歩き回っていると、地面がズレていたり、浮き沈みしていたりする。
それも、少しずつ、少しずつ、日々変化している。
いま一つは、何故か風が止んだことがないような気がしてならない。

節電の夏になって、減灯をしているんだと思っていたら、
なんと、夜道を照らしている外灯は、
商店街か、町内会が管理しているのだという。
灯りがないのは、
シャッター通り商店街の増加や町内会加入率の低下で維持できなくなったせいらしい。
つまり、減灯ではなかったのだ。


もともと、役所ではなく、住民がそれぞれ応分の負担をして、
つくり、維持してきたものが、私たちのまわりには思いのほか多い。
ならば、役所がなんとかしろというのは短絡的で、
今のように、議員主導型になると、票になる花形政策に偏ってしまい、
これまで、地味にコツコツ積み上げたものに、予算の分配などありえない。
道路に穴やヒビがあるのも、公園の樹木を間引くのも・・・
よく、自分のまわりに当たり前にあるものに目を向けてみよう。