「恋する横浜」
気温が高めといっても、まだまだ寒い。
それでも、春のブライダルのスチール撮りなのか、
ウェディング姿のカップルが日本大通りにいた。
カメラマンが撮影態勢にはいると、温かそうな顔に変わるのは、
さすが、プロ?のモデルさんだ。
「怪しい横浜」
白昼堂々と、トラックに金庫を運び入れている集団がいる。
どう見ても、運送屋とは思えないし、見るからにそのスジのようにも見える。
おまけに、こんな重いものがあるにもかかわらず、
リフト車を用意せずに、力任せに持ち上げようと奮闘している。
夜なら通報するかもしれないけど、昼間では引越しかもしれない。
夜逃げも、昼逃げも、“あり”なのは、成熟した都市の証だ。
「防犯カメラ」が、人権を損ねるといっているけれど、
目黒夫婦殺傷事件は、防犯カメラの映像が犯人を捕らえた。
殺人事件や傷害事件が起こった町というのは、
犯人が捕まるまで、不安の中を暮らすことになる。
人の生命身体を脅かされる不安、
“人の命”は“人権”よりも軽いのだろうか?
成熟した都市において、すでに防犯カメラは必須となりつつあり、
事実、検挙の数にも現れているという。
問題は、防犯カメラを誰が管理し、運用するかだろう。
必ず記録される携帯電話がOKで、防犯カメラがNGなのは何故なのだろう。
アグネスチャンが来日したときに驚いたことのひとつに、
町中に鳩がいるにもかかわらず、誰もつかまえようとしないことだった。
なぜなら、鳩はペットではなく、食べ物と中国人は認識するからだという。
そう思って通る横浜公園の鳩が、最近、激減してきた。
大規模な再整備工事や鳥インフルエンザが影響しているのかもしれないが、
ときどき見かける大量の羽根は、謎を抱かせる。
今どき野犬はいないし、猫にしてさえ獰猛なヤツを見かけたことがない。
例え、カラスやトビの仕業にしても、骨が残るはずなのに、それさえない。
中国バブルのおかげで、中国資本が日本を投機対象に選んだと聞く。
もちろん、世界最大ともいわれる横浜中華街は、まさしくターゲットだ。
店を経営するよりも、賃貸ししたほうが働かずに稼げるといった風潮があって、
老舗が姿を消し、大陸系の店が次々にオープンする。
一方では、軒先を貸したはずが、母屋を取られたという噂もある。
ワンコインランチに、格安食べ放題の店・・・
。
「三味線が流行ったために、まちなかの猫が激減した」日本の歴史を思い出す。
日本バブルの崩壊も、今は年表の1行となった。