茶飲み富士サンの定点観測

いつも見慣れていたものが、少しずつ変化する。コツコツとデジカメすれば、表情豊かな季節が見えてくるはず・・・。

定点和泉川2015.04.08

2015年04月08日 | いずみ点描・小鎌倉

雨。夕刻から曇り。
冬に逆戻り、息も白い寒さで、北海道などでは雪が降りました。
水かさを増した和泉川には、桜の花びらが次々に流れていました。

さて、かなり前からの話ですが、
友達(?)とはいえ、相合傘というか、
傘を持たない子を、自分の傘に入れて歩くことをしなくなったそうです。
ですから、この寒さの中、右の子はずぶぬれになっているにもかかわらず、
楽しそうに話しながら、傘を持つ子の歩調に合わせて、ゆっくりと歩いていました。


1つの傘に、3人で入って、押し合い、へし合いし、
ばか笑いをしながら歩くのを当たり前に感じていたメタ坊世代とは大きな違いです。
また、2人での相合傘の場合、
傘を持つ方が肩を濡らしても、相手を傘の中に入れて、そろって歩いていくものでした。
男女で相合傘も当たり前で、傘を持たない子がいれば、
駅やバス停、自宅まで送るのが、男のとるべき行動でした。
普段の恋バナで意中の子と相合傘をしているときを除いては、
冷やかすこともしなかったのは、それが当たり前と皆思っていたからでしょう。

それから、傘が貴重品でなくなったためか、
学校の傘立てに入れたものは、誰のものだろうと、
自由に傘を取り、差して帰るのが、今流なのだそうで、
部活などで遅くなった子は、朝、自前の傘で登校したにもかかわらず、
下校時には、傘立てに残ったボロ傘を差すか、傘なしで帰るのが当たり前だということです。