朝、未明から雪。のち雨。
午前2時に窓から外を眺めたときには、まったく降っていないので油断しました。
「初雪や 二の字 二の字 の 下駄のあと」
という俳句を思い浮かべましたが、
調べてみると、
「雪の朝 二の字 二の字 の 下駄の跡」
が正しく、俳人・田捨女(でんすてじょ)が詠んだ句だそうです。
高校生の頃、バンカラ仲間とともに、下駄で登校したら、
生徒指導教諭に下駄で殴られたことを覚えています。
「校則にはないが、下駄ばきはダメだ」というので、
翌日、マジックインキで裸足に鼻緒を書いて登校しました。
下駄を履かなくなった雪の朝を、捨女だったら、どう詠むのでしょうか?
朝、空は一面、灰色の雲に覆われていましたが、
西のかなたから、薄っすらと晴れ間が見え、富士山も姿をあらわしました。
富士山だけに朝日があたると、交差点から顔がはっきり見えます。
しかし、それも束の間。晴れは一時的で、ほとんど曇り。気温は高め。
晴れ。
写真に撮ろうと意識していないと、
場所によって、富士山の見える姿が違うことに気づかないかもしれません。
よく、山梨県と静岡県と、どちらの方が美しいとか、
「表か、裏か」で論争するなんてこともあると聞かれます。
上飯田団地西側の畑から見える富士山(下写真)
どんよりした雲が一日中空を覆う。曇り。
和泉川の河原にも、菜の花が咲いていました。
視線を感じた方へ眼をやると、柵にポツンと乗っている猫がいました。
結構、バランスのよい猫だなぁ、と、デジカメの望遠で近づいてみますと・・・。
ちょっとした、目の錯覚でした。
ところで、この猫は、カルガモの集まる辺りを見つめていました。
晴れ。午後4時ごろから雲が多くなり、一時、雨もポツリポツリ。
藤沢市西俣野の花応院で、閻魔様の御開帳に行く道すがら、
県立境川遊水地公園から見た富士山。
環状4号線から別れて、中和田南小学校辺りからは、湘南台の背景に富士山が見える。