2007年2月に制作した
播州農機販売会社さまのTVCM「農家のみなさん編」(15秒)を
7年振りにリニューアルした「トラが吠える編」(15秒)が完成した。
4月からサンテレビ「タイガースナイター」でシーズン中25回放映される。
2007年制作のCMより(完成CMは当社HP作品集にUP
次世代デジタルと確約されていた「D2」
ご縁は播州農機・本岡社長のご子息と
2005年行われた某取材を通じてお知り合いになり、
CM制作を考えるお父様に紹介いただいたのが始まりだ。
前回はサンテレビフォーマットで当時次世代デジタルと確約されていた
弁当箱のような大きさの「D2」で納品。
それが今回は文庫本サイズになった「HD-CAM」納品だから、
7年間でビデオ機材の進化を感じると共に、
7年間の長きに渡りよく放映していただいたと感謝にたえない。
本岡社長は大の阪神ファンであり、
自社テリトリー中での費用対効果を鑑み、
サンテレビと神戸新聞で空中戦を展開、
TVCMにはその想いを色濃く反映させている。
2013年制作「トラが吠える編」絵コンテ
農家の高齢化に伴い、政府の農業支援はプロ農家に手厚くなり、
これまで日本農業を支えてきた兼業農家への支援は年々手薄くなっている。
だからといって兼業農家が先祖代々受け継いだ農地を捨てるわけではない。
また60歳定年後の第2の人生で、
農業に本腰を入れる兼業農家がほとんどというのも紛れもない事実である。
播州農機さんは都市近郊農家、地産地消を目指す多品種少量生産農家、
そしてプロ農家が立ち入らない中山間地農家を支援すべく、
中古農機販売を新車販売に継ぐ第2の柱としている。
プロ農家だけで、日本農業を将来に渡り
維持していけるのか私にはわからない。
ただわかるのは原発を無くしたり、
米軍基地を無くしても私達は生きていけるが、
食べ物を外国に依存するのは相当に恐怖がある。
もちろん原発や米軍基地と、
食べ物を並列にして「どっちが国益か」と両断するのはナンセンスだが、
食べ物を外国に依存するのはかなりヤバい!と思う。
播州農機販売・本社
フィルムのアナログからビデオのデジタに代わり、
私たちの仕事の仕方も、私たちを取り巻く勢力図も、
わずか20年の間に全く変わってしまった。
いまや映画はハイビジョンというビデオの進化物で
撮影・編集・配給している。
勢力図もフィルムを配給する五社協定が遠い昔の話となり、
テレビ局も主役の座をインターネット関連企業に奪われた。
日本の野球チームの親会社の変遷を見ればよくわかる。
農業を取り巻くすべての企業の勢力図が、
さらに10年先ではガラリと変わることだろう。
企業が生き残りをかけるのは当然のことだ。
しかし生きる上で絶対的に必要な「農業」という職業が、
ビデオの進化のごとく激変していいのか私にはわからない。
それも時代の流れだ!と断言してよいのか?誰か教えてほしい。
●参照:「トラが吠える編」は当社HP作品集にUP
企画:播州農機販売株式会社
制作:株式会社プランシード
演出:多田浩造
構成案:行田幸一
撮影・絵コンテ:川村啓太
撮影補・車両:川墨隆男
CG・編集:西森大志
録音:山城日出夫
ダビング:グッドジョブ
播州農機販売会社さまのTVCM「農家のみなさん編」(15秒)を
7年振りにリニューアルした「トラが吠える編」(15秒)が完成した。
4月からサンテレビ「タイガースナイター」でシーズン中25回放映される。
2007年制作のCMより(完成CMは当社HP作品集にUP
次世代デジタルと確約されていた「D2」
ご縁は播州農機・本岡社長のご子息と
2005年行われた某取材を通じてお知り合いになり、
CM制作を考えるお父様に紹介いただいたのが始まりだ。
前回はサンテレビフォーマットで当時次世代デジタルと確約されていた
弁当箱のような大きさの「D2」で納品。
それが今回は文庫本サイズになった「HD-CAM」納品だから、
7年間でビデオ機材の進化を感じると共に、
7年間の長きに渡りよく放映していただいたと感謝にたえない。
本岡社長は大の阪神ファンであり、
自社テリトリー中での費用対効果を鑑み、
サンテレビと神戸新聞で空中戦を展開、
TVCMにはその想いを色濃く反映させている。
2013年制作「トラが吠える編」絵コンテ
農家の高齢化に伴い、政府の農業支援はプロ農家に手厚くなり、
これまで日本農業を支えてきた兼業農家への支援は年々手薄くなっている。
だからといって兼業農家が先祖代々受け継いだ農地を捨てるわけではない。
また60歳定年後の第2の人生で、
農業に本腰を入れる兼業農家がほとんどというのも紛れもない事実である。
播州農機さんは都市近郊農家、地産地消を目指す多品種少量生産農家、
そしてプロ農家が立ち入らない中山間地農家を支援すべく、
中古農機販売を新車販売に継ぐ第2の柱としている。
プロ農家だけで、日本農業を将来に渡り
維持していけるのか私にはわからない。
ただわかるのは原発を無くしたり、
米軍基地を無くしても私達は生きていけるが、
食べ物を外国に依存するのは相当に恐怖がある。
もちろん原発や米軍基地と、
食べ物を並列にして「どっちが国益か」と両断するのはナンセンスだが、
食べ物を外国に依存するのはかなりヤバい!と思う。
播州農機販売・本社
フィルムのアナログからビデオのデジタに代わり、
私たちの仕事の仕方も、私たちを取り巻く勢力図も、
わずか20年の間に全く変わってしまった。
いまや映画はハイビジョンというビデオの進化物で
撮影・編集・配給している。
勢力図もフィルムを配給する五社協定が遠い昔の話となり、
テレビ局も主役の座をインターネット関連企業に奪われた。
日本の野球チームの親会社の変遷を見ればよくわかる。
農業を取り巻くすべての企業の勢力図が、
さらに10年先ではガラリと変わることだろう。
企業が生き残りをかけるのは当然のことだ。
しかし生きる上で絶対的に必要な「農業」という職業が、
ビデオの進化のごとく激変していいのか私にはわからない。
それも時代の流れだ!と断言してよいのか?誰か教えてほしい。
●参照:「トラが吠える編」は当社HP作品集にUP
企画:播州農機販売株式会社
制作:株式会社プランシード
演出:多田浩造
構成案:行田幸一
撮影・絵コンテ:川村啓太
撮影補・車両:川墨隆男
CG・編集:西森大志
録音:山城日出夫
ダビング:グッドジョブ
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