株式会社プランシードのブログ

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その223.バディになろうぜ❶

2015-05-01 06:00:15 | 制作会社社長の憂い漫遊記
海上保安庁を舞台にしたドラマ
「海猿」のふるさと・呉に行ってきた。
特に理由はない。
ただ私のガラケーには、誰かに貰った
海上自衛隊のストラップがついており
(なぜ海自のストラップがついているのか不明)
何とはなしにそのストラップを見ていたら
ムクムクと呉に行きたくなったのだ。
もちろん呉だけでは単なる観光になるので
呉→広島原爆ドームの王道コースを選んだのはいうまでもない。

昨今、日本を取り巻くアジアの情勢は
日増しにキナ臭くなっており、
また経済格差による小競り合いが
世界のあちこちで起こっている。
日本はアメリカ主導の「安保」一辺倒だが
果たしてそれが日本の平和、
アジアの平和につながるのか?
大きな転換期を迎えている。
口先だけの「平和主義」でよいのか?
そもそも日本国民を守のは日本国民でしかない。
アメリカは決して日本国民の「人権」を守ってくれるわけではない。
平和は人任せではなく、
自らの手で築かなければならないのではないか?

原爆ドーム記念館に行くと戦争の悲惨さが良くわかる。
焼け焦げ苦しむ人々の写真や人形を見て
気分を悪くする若者も大勢おり、通路で休憩をしている。
先の大戦で、その原爆が2発落とされ多くの犠牲者と
いまだに被爆に苦しむ人々を生み出している。
さらに、地震によって原発が崩壊し、多くの犠牲者をだし、
これから何十年も被ばくという死につながる恐怖にさらされる。
このような過酷な被ばく経験を持つ日本が世界にできることな何なのか?
世界に示さなけれなならない姿勢とは何なのか?
原爆ドーム記念館で気分を悪くする若者達が休憩する通路の光景が
相当平和ボケの私にも、否応なしに「平和」の意味を突きつける。



インターネットが普及し、
情報が世界を回る時間単位はマッハになった。
しかしインターネットの情報は簡単に操作できる。
良くも悪くも利用できるのだ。
今こそ生身のコミュニケーションの重要性を
世界の人々は考えねばならない。
「ゆずりあう心ひとつで事故はなし」とは
良くできた交通標語だが、
人間のコミュニケーションとは、
元来、互いの立場や役割を確認し合うことから始まる。
それは会話して、触れ合って、生まれるものだと思う。
「バディになろうぜ」は海猿の名台詞だ。



赤い玉が広島を焦土と化した爆心

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