株式会社プランシードのブログ

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その298.アカンタレ寒波の倍返し

2017-01-21 06:28:20 | 制作会社社長の憂い漫遊記
アカンタレの寒波に倍返しされた。
前日の1月15日朝4時に家を出て
塚本で一人、芦屋で一人のスタッフをピックアップして
5時に三重県と愛知県の県境にある桑名に向かう。
車の温度計では外気温は2度。
天気図ではすでに雪曇は滋賀南部まで降りてきており、
不味いことに四日市、桑名は大雪警告発令中。
ナビでは名神高速➡新名神➡東名阪道➡伊勢湾岸道路➡弥富木曽岬の
ルートになっている。
前日には、数年ぶりにタイヤチェーンの装着確認をしている。
もちろんスタッドレスは持っていない。
『ままよ』と西宮から名神高速に入る。

草津サービスエリアまでとりあえず走り、
甲賀越えの新名神ルートか、
関ヶ原越えの名神ルートかを選択することにした。
しかし事態は刻々と悪化。
大津のトンネルを抜けるとすでにそこは雪国だった。
高速道路だから走れているが、一般道路なら大津でアウト!
夜明け前で真っ暗にも関わらず
雪明かりで銀世界になっているのがはっきりわかる。
しかも雪がフロントガラスを容赦なく叩きつけ、
5分も走ると雪がフロントガラスに張り付く。
路面は融雪剤が効いてシャーベット状になっている。
『タイヤチェーン装着』の警告が出ていないのをいいことに走る。
しかしノーマルタイヤでの厳戒。
スタッドレス装着が常識なので
『タイヤチェーン装着』の警告が出ていないだけだ。
時速50キロまで落とし緊張感満載で走る。
新名神も名神も雪通行止めは出ていない。
ならばと最短距離の草津から新名神ルートを選ぶ。
『滑った』『ヤバっ』『凍ってる』を幾度か繰返し、
鈴鹿を過ぎた辺りではすでに夜が明け、
雪国がはっきり認識できる。
伊勢茶の茶畑に雪が積もり、
助手席からは『きれい』と旅の窓口、楽天トラベルの感想文。

伊勢湾岸道路は通行止めだ。桑名出口は大渋滞。
しかたなく長島まで駒を進め、地道を走って現場到着時刻は8時半。
ようやくノーマルタイヤの旅は終了した。
といっても仕事はこれからだ。

雪かきから始まる設営。
雪の中でのリハで怒涛のような一日がすぎ、
爆睡さめやらぬ間に、明けて17日。
『ままよ』とホテルのカーテンを明けると青天。
朝日がさしている。
しかし桑名は雪国。思わず頭の中に『遠くへ行きたい』がなり始め
『桑名、お前もか』と嘆き節。
旅行なら『さいこ~っ』だろうが、
今日は本番初日だ・・・じゃ、いこか。

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