株式会社プランシードのブログ

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その260.験担ぎ(げんかつぎ)

2016-01-22 06:49:27 | 制作会社社長の憂い漫遊記
正月が終わったかと思ったらもう「えべっさん」。
特に信心深いわけではないが、会社経営をしているせいか、
こういう決まり事では妙に信心深くなる。
まあ信心深いというよりは験を担ぐに近い。
神社で2礼2拍手1礼、お寺で般若心経、教会でアーメン。
日本は宗教のオンパレードだ。
ちなみに私の場合、今年のえべっさんでは、
9日に自宅近くの野田戎、
10日には会社のテリトリー内にある堀川戎、
そして11日には所要で出掛けた加古川の粟津戎に行ってきた。

実は私はこの3日間、毎年複数のえべっさんに行く。
えべっさんは耳が遠いと言われるし、
3日も行けばさすがのえべっさんも
我が社の商売繁盛を叶えてくれるのではないかと、
浅はかではあるが総ては私の信心深さからくる行動だ。
通常年は西宮戎、堀川戎、今宮戎、野田戎、福戎、尼崎戎の中から、
商売繁盛に加えて、出店散策も兼ねて2箇所ないしは3箇所行く。
9日に参った野田戎の笹は3千円。即購入。
しかし10日に行った堀川戎では1万円と言われ断念した。
11日に行った粟津戎は残り福だったせいで
5千円を3千円にしてくれた。もちろん購入。

神事なのだが何だかんだと楽しんでいる。
ちなみに今年の恵方は南南東。
恵方といえば、巻き寿司を恵方に向かって食べたりと、
日本人は神事を上手く商売人がアレンジして、
生活や文化にまで昇華してしまう。
バレンタインデーのチョコレートもしかりだ。
私は阪神淡路大震災の被災者だが、
鎮魂のルミナリエは被災者以外の人にとっては
光のイルミネーションであり、
神戸市にとっては経済効果の高いイベントだ。
夏のPLの花火も一般ピープルにとっては宗教行事ではなく、
もはや夏の風物詩・イベントのひとつになっており、
バスツアーも盛んに行われている。
だから外国人観光客も日本に来て楽しむ。
宗教は本来、人を幸せにするためのもの。
宗教で人が殺しあう宗教戦争はいかがなものかと
日本人なら誰でも思う。
日本人は悪く言えば宗教には節操がなく、
よく言えば生活にうまく取り込み感謝の念を抱く。
世界平和には日本人の寛容さが必要だ。
宗教とは寛容なのだから・・・
日本人は今年も世界平和を願っている。

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