株式会社プランシードのブログ

株式会社プランシードの社長と社員によるブログです。
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その217.桜咲く

2015-04-06 07:40:21 | 制作会社社長の憂い漫遊記
本年度の新入社員は、兵庫県川西市に住む川西君です。
募集定員1名の激戦を勝ち残ったが、猛者感は全くない。
心優しい素直な青年だ。
昨年4カ月ほど社会経験をしたので中途採用になる。
その会社が我社のために、彼に対して
ビジネスマナーや社会人としての常識を
教えてくれたようなものだ。
もちろんうちらの業界についてはズブの素人である。
これから様々な技術と共に、
業界の恐ろしい非常識に巻き込まれないよう
非常識のい・ろ・は・から教え込まねばならない。

彼は、1990年生まれであるから、
今流行りの差別用語でいうところの「ゆとり世代」である。
私の娘たちも実は「ゆとり世代」であるが、
こと、娘たちに関しては「ゆとり」どころか「クソ恐ろしい」。
川西君は、男性であるからかもしれないが、
いや男性ゆえに今どきの心優しい青年である。
私の娘と入れ替わっていたら良かったのにとツクズク思う。
「ゆとり世代」とは、およそ1988~2000年ごろまでに
生まれた人々を指す。
円周率を3.14159・・・ではなく、3と教えられたと聞く。
なんともアバウトなんだけど、私はそのアバウトさが良いと思う。
なんていうと帝都大学理工学部物理学科・湯川学准教授に叱られるが・・・
うちらの作るもの、特に映像は、
あまりガチガチに作ったものは面白くない。
「円周率3で何となく円」でも、ええんではないか!
そんな作品が見ていて飽きない、窮屈でない作品となる。
ただし、アバウトを強みにしないと単なるバカである。
意識してアバウト!これが1番良い。
そのそも、新人に任せる仕事は、
失敗してもそれほど会社に損失を与えない業務なのだから、
失敗を気にすることはない。
もっといえば失敗も成功もない、そんな仕事を出す。
アバウトな仕事をどう仕事するか、
その仕事ぶりを君の先輩はちゃんと見ている。
頼んだぞ、川西市に住む川西君!

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