株式会社プランシードのブログ

株式会社プランシードの社長と社員によるブログです。
会社のこと、仕事のこと、プライベートのこと、あれこれ書いています。

その66.とうとうクランクアップ!

2012-11-09 13:26:36 | 制作会社社長の憂い漫遊記
撮影開始をクランクイン、撮影終了をクランクアップと呼ぶ。
カメラが手回し式の頃のハンドルが
「クランク」と呼ばれていたことから由来する。
9月7日にクランクインした岡山に本社をおく会社の入社案内ビデオが
ついに11月6日にクランクアップした。
とはいえ時期待ちで実質撮影日数はわずかに5日間。
とはいえ最近の作品ではまだロケ日数がある方か???


(ロケ最終日は蒜山高原。向こうに大山が見える)

会社案内と入社案内の大きな違いは、
会社案内が会社の事業内容の告知に対し、
入社案内は入社後に働きがいや生きがいが得られるかを
先輩の働く姿を通して感じてもらうためのものだ。
したがって先輩が数名登場するドキュメンタリーとなる。
効果としては、「この会社に入社したい」という入社促進と、
逆に「僕には無理だ」と思えば足切りとして使える。

企業にとって最近の採用状況は悪くない。
特に地方の優良企業には学生が
けっこう集まってくる、しかも優秀な人材が!
しかし入社してすぐに辞められたのでは
会社は大きな損害を受けることになる。
ならば入社前に極力リアルな現場を見せて
「大丈夫ですか?続けられますよね」と念を押すために使う。
最近は「リクナビ」や「マイナビ」などインターネットを使った
採用ビジネスも定着したが、集まってくるレベルに差がある。
人選しても頭の中まではわからない。
途中でやめられる前に本人からみた適合性を自分で判断してもらうには
「入社案内ビデオ」は良いツールといえる。

一方、取材対象者は先輩なので、
取材される先輩は取材を機にこれまでの自分を振り返ることができ、
さらに自分の夢や想いを語ることで、
結果的に自分の弱腰・逃げ腰に退路を断つことになり、
さらなる飛躍をするよいキッカケになる。
実際、今回取材した方々から
「自分の振り返りになりました」という声も出た。ねらい通りだ。
今回は主に4人の男たちを追いかけたが
約200名強のセールスタッフの中から
よくもまあこんにも輝く男たちを人選したものだと感心する。
本人が「どうして僕を?」と不思議に思っている取材対象者もいたが
見ている人は必ず見ている。
「自分は閑職についている」と思っていても大丈夫、
見ている人は必ずいる。だから腐ることはない。
プラス思考で今の仕事を楽しむべし。


さてクランクアップしたら仕上げなくてはならない。
今回もラブレターだけで、台本なしのスタートだったので、
撮った素材を構成し、約20分間の作品に仕上げなければならないのだ。
考えただけでも気の滅入る作業だが、
オオボラ吹いた(でもないけど)のだからやらなくてはね…
でも山内 隆弘カメラマンが何を感じてどんな絵を撮ったのか楽しみもあるし
スポンサーの期待に応えるべくヤリガイもある。
完成した暁にはスポンサーの了解を得て
「当社の自信作」と銘打ちHPにアップしないとね。乞うご期待!
まずはインタビューを整理し、登場人物ごとにテーマを決める。


(ロケは楽しまねば…編集が苦なだけに!)

今まさに現在この時は、まだ準備期間を良いことに
私はひとり、近場の串カツ屋で呑みながら
モチベーションUP、テンションUPに努めている。
果たしてどうなるのやら…クランクイン前に山内カメラマンに
「あなたの最高傑作作品になる」と
オルグしたからにはなんとかせねばならない(よね)。
来週は19日~25日まで高松出張で、またまたブログはお休みです。
その間に台本を固める予定、帰阪したらいよいよ編集にかかります。
台本さえ固まれば編集は一気呵成。
他人事のようですが、編集は撮ったモノからしかできない。
ジタバタせず編集しま~す。
完成品を見るのが楽しみです。乞うご期待!ガッハッハ。

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