プラモコレクターの憂鬱

古めのコミックプラモ、航空機、ロケット、ミサイルのスケールモデル、レトロコンピュータが主な話題です。

カプロニカンピーニ

2010-06-30 21:37:00 | プラモデル

★この間(2009年の暮れだった)オークションで軽く競り合いになって以来気になっていたので探してみました。当時 二個も連続で出品されたのに全部同じ人と競り合いになってしまいましてね。画像はご存知 デルタ社のカプロニカンピーニです。おそらく世界唯一のインジェクションキットではないかなと思います。大昔のモデルアートで作例が紹介されましたがプラスチックをナイフで加工するのだが中からぽろぽろガラスの破片や鉄くずが出てくるのでナイフの刃がすぐぼろぼろになったと記されています。イタリアのキットだからそんな感じなんでしょうか?



イタリア最初のジェット機ですね。(レシプロエンジンつかってるジェット機てことで奇妙な機体ではありますが)カラーの箱絵はデルタ社のものですが私が学生の頃にデルタ2社の表記で再販されました。この機会に並べてみます。





▲ モデルアート1981年5月号 記事



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西ドイツ戦車 レオパルド

2010-06-30 21:22:00 | プラモデル


★このブログでは出現がまれな 戦車です、特に戦車のコレクションにこだわりはないのですがこの戦車は親友が買っていたんですよ。当時 発売されたばかりの新品で 名古屋の模型店 伝説の たまご屋 の薄暗がりの中にそれはいました。

その頃は 半年に一度ぐらいの割りで 名古屋の北区にある たまご屋 という 輸入プラモを扱うお店に詣でていたのです。

親友S> あ これッ!! 

たまご屋主人> おっ これをとるとは目が高いな!

親友S> そうとも ニチモのレオパルド 発売がされるといいながらたびたび中止になった幻の...

たまご屋主人>ついこの間入荷したばかりだ 金型の関係で遅れたみたいだよ。

そのやり取りを 当時の猫が洞は何のことやらさっぱりわからないまま聞いていたのでした。
当時はまだプラモデルがどうやって製品になるのかもわからない有様でしたから 金型と言われてもわかりませんでした。 

とにかく 模型屋の主人と 親友Sは この戦車のことで盛り上がっていたので そんなもんかなと聞いていたのですが あれは1977年から1979年頃の話だったような?本当に 発売延期を重ねてたキットなのか未だにわかりませんが 本当のところはどうなんでしょう。

親友Sは 今頃どうしているだろう?昨年 隣町の銭湯に入っていたら まるでそっくりの男が同じく目と鼻の先の湯船につかってました。 よほど声をと思いましたが人違いかも思いが強くて かけずじまい。

多分 彼だとしたら おそらく今生の別れだったかもしれません、神様の粋な計らいをつぶしてしまってもうしわけない。



親友Sのすきな戦車だったし きっと たまご屋の主人も太鼓判を押すほどの特別なキットなんだろう。