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通勤ラッシュに負けないぞ

横浜ライフ3年過ぎました。
かわいい天使ちゃんが家族の仲間入り。
家事と育児の両立に奮闘中。

おしるし・破水~出産

2011年02月22日 | 妊娠・出産

2月12日~14日まで、姫路方面で出張予定だった博士。

週末連休だったので、10日夜から京都へ立ち寄り。

11日は、博士と大徳寺に行ってあぶり餅でも食べるか!と思っていた。

 

11日

が、10日→11日に日付が変わり、大きくなったお腹をなでていると「ポンッ!」という感覚。

音はしていなかったけど、何かが破裂した感覚を二人共が感じる。

しばらくすると、イテテテテ・・・・下腹部に鈍い痛み、生理痛みたい=陣痛?=破水??

トイレに行くと出血している=おしるし?

破水なのか?おしるしなのか?よくわからないので病院に電話すると「念のため診察します」と。

まだ完全でなかった入院準備をし、博士+おかんと一緒に病院へ。

 

しーちゃんの心音はOK。

内診は、おしるしとの結果だったが、どーにもこーにも下腹部が痛い。

登山のようにぐーーーーんと痛みの山頂に達し、山麓へすーーーっと下りてく感じ。

ひとまず病室で様子をみることにして間もなく、チョロチョロ尿漏れの感覚。

再び内診してもらうと、破水していたので入院が決定。

ただ、問題がひとつ。

破水して陣痛もきているが、肝心の子宮口がほっとんど開いてない=開くまで生めない。

初産だと破水してから時間がかかると聞き、24時間くらいを考えていたけど甘かった・・・

何度も押し寄せる陣痛の波を潜り抜けたが、朝方には治まってしまった。

シーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン・・・昼になっても陣痛はこない。

再び内診を受けると「子宮口が5センチほど開いているから、促進剤なしで頑張りましょう」と。

とにかく陣痛が来るのを待つしかなく、昼間は寝ることに徹した。

夜になり、再び陣痛が始まる。

ぐんぐん押し寄せる陣痛、容赦ない腰の痛みにもがく。

博士+おかんに腰をなでてもらったり、水を飲ませてもらったり至れり尽くせり。

 

12日

1時間おきだった陣痛も、12日の朝8:00には10分を切るようになった。

これで生める!

と思ったが、内診してもらうと7センチ・・・まだダメ。

陣痛の感覚はもっと短く、1回の長さはもっと長くないとダメ。

その後10分・・・9分・・・7分・・・6分・・・と感覚が短くはなるもののバラバラ。

24時間以内には分娩が始まるだろうと見越して、個室→LDR室へ移動。

陣痛逃しのイスに座って、前後にゆらゆら揺られる。

少し楽なのか? 

と思ったが、ここから更なる地獄・・・嘔吐。

昼食をすべて吐き、お茶・水・ジュース・・・あらゆる飲み物も吐く、とにかく吐く。

陣痛と嘔吐のスペシャルコース。

もう何時なのか関係ない、どーでもいい。

早く子宮口よ開いてくれ!

勤務時間外で寄り添って励ましてくれた助産師さん。

イキんではいけない、息を吐く。

子宮口が開いていないのにイキむと大量出血になる可能性大だそう。

すぅーーーー・・・ふぅーーーー・・・すぅーーーー・・・ふぅーーーー・・・

押し寄せる陣痛の波を何度も乗り越え、朝がやってきた。

 

 

13日

順調に進んでいたと思っていた陣痛も、あと2センチまできて、朝に再び止まった。

12日の陣痛はなんだったのか・・・またイチからなのか・・・

おかんも博士も寝ずに付き添ってくれている。

みんなも体力の限界にきている。

そこへ、先生登場。

母体の体力も限界にきているので陣痛促進剤を使用するとのこと。

前日の夕方に吐いてから、飲まず食わず。

内臓の水分も吐き倒し、黄色い胃液、最後には真っ黒な胆汁まで吐く始末。

栄養剤と一緒に促進剤を打つ。

あっという間に押し寄せる陣痛、しかも激しい!

少しずつ量を増やし、どんどん短く激しくなる陣痛・・・なかなか開かない子宮口。

苦しむ私、イキみ逃しをする博士、腰をさするおかん。

何時間耐えればいいのか・・・もうイキむのを我慢できない。

何度か内診してもらったが、まだあと少し開かないとダメとの診断。

あとでビデオで観ると、自分でもビックリするくらいの声を出してイキむのを我慢していた。

 

昼過ぎ、押し寄せる陣痛にどーにもこーにも我慢できなくなり、助産師さんを再び呼ぶ。

ほんのわずか開いてないが、なんとか手で開けられる範囲なので、分娩に入る。

「もう好きなときにイキんでもいい」

(あまりにもリアル画しかないので分娩シーンはなし)

 

助産師さんの指示で分娩が始まった。

イキむ!イキむ!イキむ!・・・(ひと呼吸)

産道でしーちゃんの頭がひっかかると痛いが、陣痛に比べたらへの河童。

イテテテテテテ・・・程度。

それより、しーちゃんが苦しいんじゃないかと、そっちが気になってしょーがない。

産道が狭いので会陰切開になったが、それもどーでもいい。

出産前は大便とか小便とか出たらどーしよう、と気になっていたが、それもどーでもいい。

とにかく早く出してあげたい、ただそれだけでイキむ!

 

何回イキんだか・・・

「力抜いて、もう出てくるよ~」

「もう少しだけ軽くイキんでみて~」

(ぬるぬるぬるぅ~)

私「あ・・・あつ・・・い・・・あつい」

・・・おぎゃー!

ビデオ係の博士がへその緒を切る。

ちぃちゃんの独り立ち。

立ち会っていた博士・博士母・おかんの歓喜の声が耳に入る。

それが何だか凄くうれしくて、うれしくて。

 

すぐに抱きたかったが、羊水を大量に吸っていたので処置が優先された。

(この頃、私は切られた陰部の縫合やらをしてもらっている)

 

キレイにしてもらったちぃちゃん。

13:38

体重2,688g  身長51.5cm

無事に生まれてきてくれてありがとう。

 

飲まず食わずで吐き続けた私のカラダのどこに、あのイキむチカラが残っていたのだろう。

火事場の馬鹿力ってあるんだな~・・・と、縫合中にしみじみ感じた。

『生む』って本能なんだろな。

 

その後、私はベッドで処置を受け、18:00まで歩行禁止=ベッドで寝てる

親族は、片付けやらお疲れやらで帰宅。

んが!誰も手の届く範囲に飲食物を置いて行ってくれなかった・・・

あんだけ続いた吐き気も出産後はスッと消え、当たり前だけどのどが渇く。

大仕事を終えた私に水さえも与えられんってどーゆーことよ(笑

みんな、生まれてきたちぃちゃんに無我夢中だったんでしょう。

こんな感じで。

 

初めての出産で、苦しい思いをしたけど、家族の絆をひしと感じた。

博士とおかんがいなければどーなっていたか・・・乗り越えられたのか。

生んだのは私だけど、3人で出産したんだという達成感をそれぞれが感じていた。

2月13日

ちぃちゃんと共に、抱き方がひどくぎこちない新米ママが誕生。


生後7日 お七夜

2011年02月20日 | 妊娠・出産

あっという間に1週間。

ちぃちゃんのいろんな表情で微笑ましくなったり、爆笑したり、愛おしい気持ちが溢れたり
赤ちゃんのチカラって凄い。
反面、ギャオンギャオンと泣かれたら、あたふたしたり、一緒に泣いたりもする。
頑張れ、私。

出生届は早々と出したけど、今日はお七夜。
昔(私が生まれた頃)はなかった気がする。
名前は、博士と何度も話し合って、画数も見たりして決めた。
「女の子らしく丸い感じの名前」が決め手。
おてんばでもいい、ボーイッシュでもいい、
芯に“女の子”を持つ子になってほしい。

気に入ってくれるかな。


退院

2011年02月18日 | 妊娠・出産

2人揃って本日退院。

ちぃちゃんは、黄疸が出ているから微妙な感じだったけど問題なしとの結果。
体重も2,600g未満だけど大丈夫らしい。

ま、帰宅後さっそく、小さな怪獣さんは大暴れ。
ギャオン!ギャオン!
病院とは勝手が違うからドタバタ…ジタバタ。

楽しい戦いの始まり。


ありがとうございます

2011年02月14日 | 妊娠・出産

たくさんのお祝いのメッセージありがとうございます。

1日経った我が子は昨日とは少し違った表情をしてました。
体重は100gほど減ったので更に小さくなった感じ。
昨日の昼までお腹の中にいた…と思うと決して小さくはないけど。

今日は、おっぱいとオムツ交換にチャレンジ。
壊れそうでこわい。
汗だくでオロオロしながらなんとか…

いよいよ、明日からは24時間一緒。
朝まで寝れるのは今日が最後。
そういえば、妊娠による頻尿が始まってから、朝までちゃんと寝るのって久しぶり。

とりあえず、我が子をお披露目しておきます。
胎名「しーちゃん」改め、呼び名「ちーちゃん」
よろしくね。


まだ先は長い…?

2011年02月11日 | 妊娠・出産

午前10:42を最後に陣痛がピタリと消えてしまった…
未だしぃちゃんとはご対面ならず。

破水から始まると、こういうケースになることもあり、ひたすら陣痛がくるまで待つ。
感染予防のため入院は必須で、ドキドキ…ぐだぐだしてたら既に20:00過ぎ。
今日はこないかもね~と助産師さん。
なかなかの長期戦になりそう。


破水

2011年02月11日 | 妊娠・出産

夜中にポンっと破裂し、そのまま入院。
陣痛の間隔も10分と長く、痛みも緩いので、まだ余裕がある。
ご対面までには時間がかかりそう…

泣いても笑っても、このお腹で育てるのは今日が最後。
しぃちゃんと協力しあって(もちろん家族も)その時を迎えたい。

7階の病室から見る京都市内。
雪がふわふわ降ってます。


38週0日 舌ペロペロ

2011年02月09日 | 妊娠・出産

逆子疑惑から数日・・・なんか元の位置に足が戻っている。

慌てて自宅用聴診器で心音の位置を確かめる。

左下からトクトクトクトクトク・・・と聞こえる。

逆子大丈夫そう。

 

で、迎えた今日の助産師検診。

平成生まれのフレッシュ研修生も同席の中、検診スタート。

やっぱり逆子問題は私の心配だけで終了(ほっ

口元でモジャモジャしていたへその緒もズレたみたい。

もしかして、へその緒がうっとうしかったからドタバタした?

邪魔なものがどっかいき、口元が余裕になったからかモグモグしっぱなし。

助産師さん「指チュパチュパ吸ってるねー、舌もペロペロだしてるねー」

四六時中口が動いてた。

日中、手足を動かし全身運動・・・プラス口も動く。

ん~・・・相当暴れん坊らしい。

 

先週の「今日生まれてもおかしくない」から1週間。

やはり助産師さんの指でしーちゃんの頭が触れるから下りてはきてるみたい。

でも、まだ子宮口は先週と変わりがないかも・・・と。

毎日、今日かな?今日かな?とドキドキしている。

 


拍子抜けなところへ・・・

2011年02月07日 | 妊娠・出産

ドドド・・・ドスンっ!

朝イチに地震のような胎動で目がパチクリ覚める。

 

ひぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!

 

しぃちゃんの位置が変わってる・・・

左右逆転は確実。

頭の位置はどうなんだろ?

自分じゃわからない。

もう38週目に入ろうとしているから安心しきってたけど

実際に出産直前で逆子になるという話もあるらしい。

「もう生まれてもおかしくない」から、なかなかこない陣痛に拍子抜けしてたところにコレ。

 

どうか・・・どうか・・・逆子になってませんように。

 


37週1日 グリグリ内診

2011年02月03日 | 妊娠・出産

気絶するかと思ったぁー・・・ほど、今日の内診は痛かった。

いったい何をしたら、あんなに痛い内診になるのか。

グリグリぃーーーーーーーーーーー!!

腹部だけじゃなく、腰にも鈍痛!

声にならん痛さっ!

生まれちゃうんじゃないかと思った。

 

というのも、見た感じでもずいぶんと下におりてきているしーちゃん。

超音波もギリギリ顔が映る位置。

鼻がぶちゅーってなってる。

口元にへその緒がモジャモジャ邪魔していてうっとうしそう・・・らしい。

最近、頭らへんがゴソゴソ頻繁に動いているのはそのせい?

口もモゾモゾしていた。

その後の内診ですぐに「もうそこまで頭がおりてきてる」と助産師さん。

いつ破水してもおかしくない。

今日生まれてもおかしくない。

次々と爆弾を投下する助産師さん。

えぇーーーーーーーーーーーーーーーーー!!

そこへきたグリグリ内診の激痛。

・・・びっくりしました。

でも、本番はそんなもんじゃないんだろうな。

一応、来週の検診予約を入れたけど「もう生まれてるかもね」って。

とりあえず、今のところ陣痛らしきものはなし。

ただ、グリグリ内診の後の出血はまだ少し・・・

 

グリグリ内診で誘発されないことを祈って、1冊の本を購入。

先週、お先に男の子を出産した友達から勧められた。

「陣痛の7割コレで頑張れる」

確かに、1ページ目から涙ポロポロ。

『赤ちゃんは勇気と意思をもってでてくる』

・・・そうなのか、そうだよね。

何も私だけが頑張るんじゃない。

もう少し一心同体でいたかったけど、私も勇気を持つ。

 

これから毎日ドキドキが続くのかな。