幻想小説周辺の 覚書

写真付きで日記や趣味を書く

フェルト手作り アランジアロンゾ

2022-08-14 20:01:00 | アートコラム
「フェルトのマスコット」 アランジアロンゾ 71頁

こちら当年52歳のおじさんで初マスコット造りですが🎵
結構楽しく遊べます。何故か娘ではなくて長男と
手芸部を結成しました( 〃▽〃)
記念のスタートモデルは
家に茶色のフェルトがあったので
パカランくんを作製~(ФωФ)







 
シニカルな眼差しがキュートでしょう?

夏休みの課題 花火 スクラッチアート

2022-08-14 19:56:00 | 映画レビュー
#息子の課題  画題「夏の音」
絵手紙を描こう、という課題。最初は水彩画のつもりだったが
ヘタウマの境地が彼にはどうにも理解できず、ヘタヘタ(笑)に
しかならない。。。。。
で、方針変換してスクラッチアートにした。
幼稚園で教わって以来7年ぶりだわ、と感慨深げに言ってるのが
面白かった。
3枚目と4枚目は参考にさせていただいた山下清画伯の傑作。 @ Tachikawa, Tokyo








お盆 マンガレビュー ごはんのおとも

2022-08-14 19:44:00 | 書評 読書忘備録
「ごはんのおとも」 たな  112頁
お盆なので 茄子と胡瓜のコマから

食べる、食べ物を作る、食べさせる
そんな単純なことなのに
自分達はこれらのことに
人生とか日々の生活のずいぶんな部分を
依存しているんだなあ

何人かのキャラクターがちょっとずつ食べ物を介して
かかわり合っていき
お互いに親切にしあって幸せになってゆく
幸福の絶頂っていうようなほどのものじゃなくて
懐の隅っこにちょうど欲しかったものが
手に入ったような幸せ

出てくる料理が、料理とも言えないような簡単で
適当なもので、こんなの料理じゃない、とか底が浅い、
とかいう残念なレビューが多少あるようですが
全然そんなことありません

この漫画のレシピを見て初めて料理を作ってみよう
とする若者(?)が必ずいることでしょう
そして、その一歩を開くということがどんなに小さくて
どんなにか後に大きな一歩になることか僕には容易に
想像がつきます
最初のレシピ、玉子の黄身の醤油浸け
これは本当に美味しいですよ🎵








アニメレビュー レッドタートル ジブリ

2022-08-14 19:39:00 | 映画レビュー
「レッドタートル ある島の物語」 絵本 – 
マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット(原作)
 池澤夏樹(著) セル画(スタジオジブリ)

去年の夏休み、映画館では新海さんの君の名は?🌠が超満員の陰でひっそりと始まりいつの間にか終わっていたジブリ史上初の客の入りの少なさを記録した作品。

こちらはその映画のパンフレットではありません
池澤夏樹さんが映画のセル画に文章を付けた絵本です。
映画がセリフ無しの無声映画の体をなしていて
音楽や動き、効果音などで作品として成立させて
いるものですから、絵があるとはいえ文章をつけて
物語として完結させるのはかなり難しかったのでは
ないでしょうか?

ということで小説家の池澤さんは、語り手の主体を
男が流れ着いた無人島の擬人格として構築しています。
無人島として流れ着いた人間をいとおしみ、守り、
島から出すことを良しとしない人格としての島。
不思議な雰囲気の、セリフのない物語の唯一の語り手は
本来語るはずのない島。
お陰で絵本でありながら大人の思索本のような
長いお盆休みに妙にしっくりとはまる一冊になりました。