ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

映画記事も散在報告も停滞中…ですが、自分が飽きない程度のマイペースで運営中。良かったら読んでいってくださいませ。

【小説】ナイチンゲールの沈黙(下)…文庫版

2010-05-01 22:35:40 | 本(小説)
今日は朝から映画を観に行こうかと思ったけど中止(※ちなみに予定していた映画は「タイタンの戦い」…中止した理由は映画の日で人が多そうだったから&ちょっと億劫になったため)。

リバーウォーク北九州 ⇒ チャチャタウン小倉 ⇒ あとブック・オフとかでショッピングをした後、一旦帰宅。

その後急に(嫁さんが)思い立ってヤマダ電機にてWii Fitを購入。
Wii Fitのアバターが太っていたのでショックを受けながらも数回プレイ

で、夕方には息子が帰省

そんな一日でした。



さて、以下は小説の読書記録です。



「ナイチンゲールの沈黙(下)」
(海堂尊著、2008年9月19日初版発行<※文庫版>、宝島社)

「チーム・バチスタの栄光」の続編で田口・白鳥コンビシリーズ第二弾「ナイチンゲールの沈黙」の解決編
これも上巻と同じく嫁さんが文庫版をブックオフで買ったもの。4月中旬に読み終えました。
はたまた上巻と同じく風呂で読んでいた一冊です。

最近気が付いた事があります。
そもそも“風呂本”は半身浴の時間を長くするために始めたのですが…
それでも私が少しも痩せたりしないという事はどういう事なんでしょうねぇ

…どうも私は汗をかきにくい体質なようなのです

まぁ暑い日に自転車を一時間こぎ続けたりすると流石に発汗するんだけど、半身浴45分とかでは全然なのです(まぁお湯に浸かっている部分が発汗しているのなら自分でも分かりようが無いんですけどね

なんか…太ってしまえば損な体質です。

白鳥流にいえば…人間は少しポッチャリしているぐらいがベスト(のような事言っていましたね)らしいのですが…やっぱねぇ



下巻のストーリーは…
小児科の患者牧村瑞人の父親が惨殺された事や、“酔いどれ迦陵頻伽”水落冴子を抱えた田口医師の前に碧翠院桜宮病院の不穏な動きの予備調査の名目で東城大学付属病院を訪れた“バチスタ・スキャンダル”解決の功労者・白鳥が現れる。白鳥は田口や警察庁の加納達也警視正と共に事件に関わっていくこととなる。

実にザックリですが、そんな感じ。



で、ピロEK的感想
このお話は…
医療ミステリーというよりも、ちょびっとファンタジー風味

ネタバレですが…

“酔いどれ迦陵頻伽”水落冴子さんには、歌うと聴く人の感情を増幅させる能力が…
小児科の看護師・浜田小夜さんには、歌うと聴く人の後頭葉を活性化させて映像を直接伝える共感覚に似た現象が起こせるという更なる特殊能力がある事が判明。

上巻の感想には書きましたが、この「ナイチンゲールの沈黙」は寧ろ普通のミステリー、ベタな殺人事件だと思って読み始めてたんですけどねぇ

全然普通じゃありません

シリーズ二作目にして突然の特殊設定に戸惑いました
一方通行のニュータイプというか、はたまたマクロスのリン・ミンメイとか熱気バサラとか、そういうのに近い能力です。
この設定でシリーズ(といっても過去には1作品だけですけど)の雰囲気が台無しなんて事にはなっていない訳なので、まぁ許容範疇なんですけどね…なんとなくミステリー小説というよりはアニメっぽい能力だなぁ…と。
アニメといえば、上巻の記事で書きそこなったけど小児科患者の一人佐々木アツシ君は「であります」を末尾に付けるカエル型宇宙人の話し方(長州弁)をするんですよね。

ということはですよ…
当ブログの映画記事&書籍記事は…

2010年04月25日 【映画】超劇場版ケロロ軍曹/撃侵ドラゴンウォリアーズであります!

2010年04月25日 【コミック】ケロロ軍曹(20)

2010年04月28日 【小説】ナイチンゲールの沈黙(上)

…と今日の当記事で、まさかのケロロ軍曹四連投ってな具合に(コジツケですね


あと、上巻からの宿題
「加納と白鳥が出会ったらどうなるんだろうねぇ
という楽しみの結果。
…実は元々知りあいという設定ってな結果
初対面での対決を期待していた私としては肩透かしというか、残念というか


以下はその他普通の感想…


オチは、まぁ普通に一番怪しい人が普通に犯人だったというかんじで…
どちらかというとコロンボタイプのストーリー(ん前回もそうなの

文章の面白さ(特に田口のパッシヴ・フェーズ部分とか)やキャラクター立ては「チーム・バチスタの栄光」の方が数段上に感じましたかね。そのあたりはイマイチ。ちょっとパワーダウンした感じ。

この後の話「螺鈿迷宮」とか「ジェネラル・ルージュの凱旋」への布石シーンも多く、この話を読むだけではモヤモヤする部分も多々あるようなので注意。
上巻の冒頭部分からしてほぼ「螺鈿迷宮」寄りなシーンですね。ある意味クロス・オーバーを楽しめるし、そこが楽しい部分なんですけどシリーズを読んでいない人はマイナスに受け取っちゃうかも知れませんね。

…まぁこんなところですかね。

前作よりは…という部分は否めないにせよ普通にオススメ作品でした



(当ブログ内の関連記事)
2010年04月05日 【小説】チーム・バチスタの栄光(上)…文庫版
2010年04月07日 【小説】チーム・バチスタの栄光(下)…文庫版
2010年04月28日 【小説】ナイチンゲールの沈黙(上)…文庫版





では、今日はこんな感じで


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