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【映画】レプリカズ…キアヌが出ているが、脚本の穴が多いB級映画

2020-04-19 10:53:13 | 映画・DVD
本日、2020年4月19日(日曜日)、晴れているけど自宅待機中です
以下は、映画鑑賞記録です



「レプリカズ」🤖
監督 :ジェフリー・ナックマノフ
出演 :キアヌ・リーブス、アリス・イヴ、トーマス・ミドルディッチ
制作年:2019年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :Replicas

2020年3月20日(金曜日・春分の日)の深夜に鑑賞。
旅行で行った先の宿泊プランが「ビデオオンデマンド&朝食付きプラン」というので、行くまでプランの内容をよく確認しなかったのだけど、有料チャンネル📺が見放題というプランでした。
まぁ、あんまり映画の種類もなかったのだけど💦、折角なので「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」と、このキアヌ・リーヴスの「レプリカズ」の2本を鑑賞しました。



概要
神経科学者のウィリアム・フォスター(キアヌ・リーブス)は、亡くなった人間の意識を、人工能を持つロボットに移植する研究を行っていたが、失敗が続き、上司から次に失敗すればプロジェクトを中止するよう勧告されていた。そんな中、休暇のため車で出かけたウィリアムと家族は、雨で視界の悪い中、障害物にぶつかり助手席にいた妻のモナ(アリス・イヴ)が死亡、車はそのまま道を外れ転落、3人の子供たちも死亡してしまう。一人生き残ったウィリアムは、事故現場に同僚の研究者エド・ホイットル(トーマス・ミドルディッチ)を研究機材と共に呼び出し、家族4人の意識を取り出す。同時にクローン技術で妻子の体を再生し、取り出した意識を移植することで、家族を蘇らせる計画を立てるが、エドが用意できたクローン培養装置は3人分であり、家族の誰かを諦める決断を迫られる。くじ引きで末娘の培養を諦めたウィリアムは、妻と2人の子供の意識から、末娘の記憶を抹消、その後3人は複製される。



感想
キアヌ・リーブス主演の(ですから、恐らくそれなりに力を入れているつもりであろう)ハリウッド映画にしては、安っぽさは否めないと感じた映画。
脚本は、破綻はしていないけど、穴が多く、唐突と思えるものの積み重ね💦

なんか不穏な研究やってて、
休暇に行こうと思ったら家族が全滅(これは、結局、伏線でも陰謀でもなかった(と認識))
それをきっかけに、人工能と機械の体への意識移す実験していたはずなのに、クローンに意識移すと言い出し。

友人は(おそらく重大な犯罪行為なのに💦)仕方ないと加担😅
前例はそこまでないはずなのにクローン培養も、意識の転送も難なく成功😅
(バッテリー不足🔋💦と、培養器不足は「難」扱いなのだろうけど、全体からすれば、だから何だという程度の障害。バッテリー盗難🔋を調べに来た警官👮‍♂️もひとことで帰らせられる程度の「難」

死体の処理を任せられた友人は気の毒、というか受けるなよ。

…クローンが培養器に入れられたままだと、どんどん年とるみたいな設定もなんなのだろうね😅
人間のクローン技術が表立っては確立されていないのに
「培養させたい人の年齢に向けて育つように調整は可能」、それに反し、
「調整後はその速度で培養されるので、培養器から出さなければどんどん歳とる」
という技術の進歩具合が、実にご都合主義😅…なのはこの映画をSFとして観る場合の一番気に入らないポイントだろうか

記憶の改竄は、ちょっとしたパソコン操作で可能。
でも、なんとなく覚えていたりして💦
(というご都合、ここは「全く覚えていないことに恐怖を覚えてしまう主人公」みたいな描写の方がちゃんとした話にできたのではないでしょうか
最後は、記憶から消したはずの末娘を、家族は難なく受け入れたりもするし(ここも穴だ)

最後の方が、やや畳み掛けるようにごちゃついてて、

機械にコピーされた主人公は、混乱することもなく立ち上がって(そうしたと知っているからなのか
それに助けられた生身の主人公たちはハッピーエンド(友達もなんとかしてやってください😅…頭打たれたから無理とかなんかな

悪人上司も復活、機械の方の主人公と組んで、商売を立ち上げて研究続行。
で、悪人上司とロボ主人公が、政府の仕事から、アラブの金持ちを延命し続ける裏商売に鞍替えしたということなんだろうか。
…主人公が、もともとそういう質だったのか
…やはり機械にコピーされた故の弊害による性格変更なのか
…結局、バッドエンドなんかな
これが、新たな火種ってことで、続編の可能性って意思なのかもしれませんが、もう続編はないでしょうね😅
「デッド・シティ2055」のラストみたいなものです…続編するとは言っていないけど、匂わせてみました、でも観てる方は「いや、続編は、ないない😅」という気持ちが…と)


まとめると、
鑑賞前に思っていた、ややホラー風味の話ではなくて、
実験がうまく、意図したように成功するけど、ちょっとした陰謀に巻き込まれて、普通に助かる話、ちょっと蛇足あり…でした。
蛇足部分以外は、
妙に裏描くことで個性を出そうとかしていない、個人的には好感の持てる映画だけど
安っぽさも否めないといったところでしょうか。

…ともかく、巻き込まれた友人が一番かわいそうな映画でもあります😅


ということで点数は3点強(5点満点中)


では、このあたりで



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