【映画】バブルへGO!!タイムマシンはドラム式…現代のマユ毛が細すぎなんだよ

今日は特に前置きはないです。
朝、病院に行って、
その後、割と仕事を頑張った一日だったくらいかな。


で、映画レビューです。



「バブルへGO!!タイムマシンはドラム式」
（監督：馬場康夫、出演：阿部寛、広末涼子、薬師丸ひろ子、2006年邦画）

TSUTAYAさんで「バベル」、「ブラッド・ダイヤモンド」と一緒にレンタル。
2007年12月3日（月曜日）鑑賞しました。



ストーリー
2007年破綻の危機に瀕した日本。財務省大臣官房経済政策課の下川路（阿部寛）は、日立製作所の研究室に勤める真理子（薬師丸ひろ子）が洗濯機の水流実験中に偶然発明したドラム洗濯機型タイムマシンにより1990年にタイムスリップし“バブル破壊”を食い止める計画を進めていた。しかしタイムスリップした真理子からの消息は途絶え計画は頓挫。そんな折、真理子の一人娘真弓（広末涼子）の存在を知る。タイムマシン使用の条件に適合する真弓は自らの借金返済と母親を助ける目的で1990年に向かう。
詳しくは…http://www.go-bubble.com/index.html





ピロＥＫ的感想＆点数
タイムトラベルものとしては、えらく近い時代に飛んじゃう作品です。
過去に行くっていっても1990年が目的地。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の現代（1985年）よりも未来な時間にしか行かないんですからね。これより近い時代に行く作品って「サマータイムマシン・ブルース」ぐらいしか今のところ思いつきません。
ちなみに洗濯機がタイムマシンというのは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のプロット時の設定と同じとのこと。“ヤバい”の使い方云々のくだりなんかも「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の“ヘビー”のパロディなのかな（？）


映画の内容はと言えば、
自らもバブル時代に全盛を極めた（？）
ホイチョイ・プロダクションズの自虐とも思える内容。
タイムスリップものというよりも
バブル時代を描きたかっただけのおバカ映画です
いっそのこと
お母さん“薬師丸ひろ子”→“原田知世”
下川路“阿部寛” →“三上博史”
と、配役してくれたら更に自虐的でナイスだったんだけどねぇ

ボディコン（死語）の吹石一恵が、未来人とわかった後の真弓（広末涼子）に対して
「ノストラダムスの大予言ってどうなった？」
と聞いたり、逆に広末涼子から
「眉毛フトっ！！」
と、言わせたり（吹石一恵って違和感なく当時の人な感じでした。何となく古い顔立ちですもんねぇ）ってのをお楽しみになる映画です。
バブル崩壊と一緒に“ドーハの悲劇”も食い止めてくるなんてネタも

私はバブル世代の人間ですので、
多分、親の世代が「ALWAYS 三丁目の夕日」を観るような感覚と同じものを味わえたんじゃないかなぁ。

私はバブル世代の人間ですが、
当時もバブルの恩恵って感じたことないです。
サラリーマンなのにスキーに毎年行けたり、
サラリーマンなのに海外にダイビングに行ったり、
てな経験は皆無。
残念ながら、どなたのアッシー君にもメッシー君にもなった経験もございません
でも、今より街に飲みには行ってたですねぇ。
ヤッパリ景気は良かったのでしょうか
あ、一昨日も普通にティラミス食べました私。コンビニで買って。
…そう考えれば今だって幸せじゃんねぇ（プラス思考）。
まぁとにかくバブルの恩恵ってのをイマイチ感じなかった私なのですが、懐かしくて訴えられるモノのある映画でした。


あと、飯島愛と飯島直子の特殊メイク（？）には目をつぶるとして、
森口博子と薬師丸ひろ子には無理が…


ということで点数は４点（５点満点中）。
少し点数高いかなぁなんて思いますが、
ここは景気良く。
しかし17年ぐらいで世の中って変わるもんですねぇ
17年前には世の中に携帯電話が無いのかなぁってしみじみ思いました。
Yahoo！Japanも…っていうか、WindowsOSも無い？？もしかしたら？？



補足・蛇足
いつもタイムマシンものの記事を書く際、時間旅行の理論についてタラタラ書く私。
この映画についていえば、タイムパラドックスは…落ち部分全体がそうですね
バブル崩壊が食い止められた時点で、過去に行く動機は無くなって、
この結果の時間軸には二人づつ広末涼子と薬師丸ひろ子が存在しちゃうのでは？？？
なんてのは、無粋かつ面白いツッコミでは無いですねぇ
…てなわけで、今回は時間旅行の理論ネタはやめておきます。



今日はこのあたりで



(2008年1月14日・追記）
主人公の名前「田中真弓」って…
クリリンの事かー！！





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