年末年始は実に調子良く更新していた当ブログですが、一度サボるとダメです
全然更新しなくなってしまいました
更新しない事に特に弊害は無いと思いますが
頂いたコメントへの返事を全く書いていないのはホントすいません
さて、そんな久しぶりの更新。
とりあえずは近況っぽいことから
少し前に母が沖縄に行った事を記事に書きましたが…
母親が出発する前日に、私の財布の中に辛うじて入っていた千円札5枚を餞別としてあげた私。少ない金額とはいえ親孝行なんじゃない私
…って、この時点では思ってたんだよね
で、父親を新年会に送った話も書きましたね。
その時に父親が…
「はい、車代」
といって1万円札を私に…そんなの受け取るつもりじゃなかったから断ったんだけど
「この前、母親に餞別を渡してただろ、いいから」
てな事で強く言うものだから受け取りました(この時点で何故か5千円得してます)
で数日後、母親が私にお土産だと某有名ブランドの財布を…。
多分、コレ数万円します
しかも…
「財布っていうのはプレゼントするとき、中身も入れて渡すもの」
と言いながら3千円を入れてくれた母親
横で観ていた妹曰く。
「わらしべ長者かよ」
お父さん、お母さん、
40歳にもなって、結果的に親にたかった不甲斐ない私で御免なさい
でも、ありがとう
では、映画鑑賞記録です。
「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」
(監督:マイク・ニコルズ、出演:トム・ハンクス 、ジュリア・ロバーツ 、フィリップ・シーモア・ホフマン、2007年アメリカ)
TSUTAYAさんで「ラスベガスをぶっつぶせ」、「ザ・シーカー 光の六つのしるし」、「スピード・レーサー」と一緒にレンタル。
2009年1月11日(日曜日)の昼ごろから鑑賞開始したのですが、途中「たかじん」が始まる時間に…「たかじん」を観た後、買い物に出かけたのでラスト部分だけは夜鑑賞致しました。
ストーリー
テキサス選出の実在の下院議員チャーリー・ウィルソンをモデルにした、ジョージ・クライルによるノンフィクション小説の映画化。
1980年代のアメリカ。酒と女が好きな下院議員チャーリー・ウィルソン(トム・ハンクス)はソ連侵攻に苦しむアフガニスタンの人々に心を痛めていた。ある日テキサスの大富豪ジョアン(ジュリア・ロバーツ)から、アフガニスタン問題についてパキスタン大統領と会見するよう求められる。そこでアフガニスタンの実情を目の当たりにしたチャーリーは、アフガニスタンを救うため一肌脱ぐことを決意する。
詳しくは…http://www.charliewilsonswar.net/(※英語サイト)
もしくは…http://www.universalpictures.jp/sp/cww/
ピロEK的感想&点数
こいつはどういうテンションで鑑賞したら良い映画だったのか未だにわからないピロEKです
映画紹介サイトなんかでは“コメディ”の分類されてたりするし(予告もコメディだと思わせるモノでしたよね)…
…風刺作品なのか
…はたまた英雄譚なのか
どっちだったんですかねぇ
風刺風味の締めくくりをしてるから、風刺なんだろうけど…
この下院議員さんの働きでアフガンの人たちが(一時的には)助かったのは確かなのでしょうし…
自分の名前をタイトルに付けられるからには、この映画を認めてる訳ですよねぇチャーリー・ウィルソンさんも
それに、アフガンに配備されたスティンガーミサイルが、最初にソ連ヘリを撃ち落としたシーンでは“よしっ”とか思わされちゃうわけで…
(でも、その後の戦果見せられるシーンでは…多少ショボ~ンな要素で、そうなるとやっぱり風刺か…と)
…う~ん
考えだすと結構難解な作品ですねぇ
答えを出すのは観客ってな感じなのでしょうか
(最後の方のセリフやメッセージを読む限り…こいつは風刺と英雄譚の両方なんだろうねぇ…それらをひっくるめた上での皮肉だったり自虐だったり…ってところかな)
そんなことはさておき、
なかなか面白い作品でした
テーマに関わらず分かりやすく描かれているし、各キャラの思想、思惑なんかもハッキリ・クッキリ描写
当時の世界情勢についても、勉強してなくてもソコソコ理解できるぐらいには説明してくれてたんじゃないですかコレ
トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツってなベテラン実力派俳優の功績もデカイでしょうねぇ。
こういう配役だと、なんだか古臭くもなっちゃう側面もありますが、人物像なんかを伝える力ってのは確実な訳で…、知らない俳優が演じてたら上記ポイント(キャラ設定等)が全然わからなかったかも知れませんね
まぁこういうタイプの作品は、あんまりいろいろな事を書くとボロが出るので…
このあたりで点数をば…4点(5点満点中)ぐらいかな。
最近、そう良作でもないかも…なんて映画にも4点付けることが多い私ですが、こいつは5点から“そんなに好みの映画じゃなかったポイント”をマイナスして4点。映画の出来でいえば5点級かと思います。
こういったテーマをとっつきやすく描いた(と私は思ったです)、功績ってのは、実はデカイかもしれないですねぇ
この作品の本意を解説できる方には是非コメントを頂きたいところですが…
過激なのはご勘弁ください
補足・蛇足
チャーリー・ウィルソン議員の秘書役で出演していたエイミー・アダムス。
「魔法にかけられて」のお姫様役だった彼女ですが…
彼女はお姫様役ってよりも、こっちの秘書役の方が…
「まぁこの女優さんだったら精々そんなもんだろう」って感じで適役かな
…でも、知的って感じの女優でもないから
あくまでもコメディタッチ作品限定で政治家秘書役の方が似合うってことで
…何で急に嫌いでもない女優の悪口(っぽいこと)言い始めたのかは自分でもよく分かりませんが
(多分、蛇足ネタが浮かんでこない事が原因)
では、今日はこのあたりで
いくつになっても子供は子供なんですよね。
私も親には感謝しつつこの年になっても甘えてばかりです。
反省~(汗)
映画は・・・・・なんだかいまひとつ好みじゃなかったんですよね。
トム・ハンクスが結局はイイ人っていうのがいかにもありがち?
何ども何ども予告を見たのですが、高そうなジャグジーに、シャンパン片手に、美女といちゃついてるシーン。
美女とお酒が大好きなお気楽議員が世界を救った??みたいな感じだったんですよね。
そのつもりで見に行ったら、なんじゃこれは!!と言う感じでしたね。
こういう立場の人を描くよりは、「君のためなら千回でも」を作った方がよっぽど価値があると思いますです。
私も正月家に行って、子供たちと一緒にお年玉もらってきました・・・。いまだ親にお年玉をあげたことがありません。
ま、立派な葬式出してやるから・・・って、だめかな。
わらしべ長者に思わず笑っちゃいました~
なんにせよ、ご両親を喜ばせることができたんですもの、OKですよ
4点とはまた気前がいいですね~
私はこれ、全くダメでしたから~。
どこかの作品賞回欄に「コメディタッチのヒューマンドラマ」とありましたが、
笑うに笑えない作りでした。
何気にめちゃ得しちゃって。(笑)
プレゼントやその内容云々じゃなくって
たとえばですけど、
誕生日おめでとうって言うてくれることだったり
旅行楽しんどいでや、気いつけて行ってきや、
なんていうかそんなふうに
気にかけてくれてると思う瞬間があると
めちゃうれしいんですって。
そんなことだけでもええ子やと思うわけで。
・・現在親の立場になったらそう思います。マジで。
映画に戻しますが
良かれと思ってやったことが
思わぬ形で帰ってきてしまった・・・。
これはどうしようもない話で
そこまでは考えなかったわけで・・・
・・・う~ん、やっぱり自虐的な作品?
おもしろおかしくサクセスの部分を書いておきながら
ラストは反省文。
あまりに皮肉でしたね・・・。
いつもコメントありがとうございます
>いくつになっても子供は子供なんですよね。
まぁそういうことなんでしょうねぇ。
私も親孝行したいのだけど、今は子供育てるので手一杯ですからどうしても先送りに。
元気で長生きして欲しいナァと思っております。
>映画は・・・・・なんだかいまひとつ好みじゃなかったんですよね。
>トム・ハンクスが結局はイイ人っていうのがいかにもありがち?
この映画、主人公が単純にイイヒト…って感じでも無かったですよね。
こいつが掻き乱したから今に繋がっている…CIA職員の中には予想してた人なんかもいたのかも…とか。
主張がイマイチ見えないところはズルイナァとも思いました。
では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。
★sakuraiさんへ★
いつもコメントありがとうございます
>この映画の一番の問題点は、予告の見せ方だったなあと。
予告からだと、冗談みたいな事やってるうちに世界が平和に…
みたいに思っちゃいますもんねぇ。
私も、もっとコメディ色の強い作品かと思っておりました。
>いまだ親にお年玉をあげたことがありません。
親にお年玉って発想自体がありませんでした
>「君のためなら千回でも」
観たい映画リストには数えている作品。
良かったってことなのですかねぇ(?)楽しみにしておきます。
>ま、立派な葬式出してやるから・・・って、だめかな。
私の宗教観(というか無宗教観?)だと、やっぱ親孝行は生きているうちにやるものだと思いますよ。
死後のご先祖様を敬うのって、結局は自分のためでしかありません。悪く言えば「生きているうちに何も出来なかったことに対しての逃避」なんじゃないですかねぇ。…って答が真面目すぎます?
では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。
★kiraさんへ★
いつもコメントありがとうございます
>妹さんに座布団一枚~(笑)
妹は30代も後半になって…
こういう軽口を叩くから結婚できないのだと思います。多分。
>なんにせよ、ご両親を喜ばせることができたんですもの、OKですよ
そんなものなのでしょうか。
…今後少ない金額を渡しづらくなったので、今度はどうやって喜ばせたらいいのか分からない私です。
>4点とはまた気前がいいですね~
当ブログの点数は、結構テキトーなのですが、
4点は…あんまり良い評価とはいえないかもしれません。
概ね「よく出来ています。ちゃんと出来ています。でもそれだけ、あんまり好みじゃない」
もしくは「楽しんだ。大好き。でもツッコミどころは満載だし、アラも目立つよ」
のどちらかに4点がついています。こいつは前者ですかね。
では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。
★Agehaさんへ★
いつもコメントありがとうございます
>気にかけてくれてると思う瞬間があると
>めちゃうれしいんですって。
まぁ私も子供からプレゼントもらったら、内容よりもその事自体の方が嬉しいと思いますが。
私は大厄迎えたイイオヤジなので恥ずかしい限りですわ
>・・・う~ん、やっぱり自虐的な作品?
>おもしろおかしくサクセスの部分を書いておきながら
>ラストは反省文。
映画の主張したいものをハッキリ見せてくれた方が面白かったと思うんですけどねぇ。
結局は八方美人と言うか、モゴモゴ言ってるだけの映画というか…そういう点は否めない映画でした。
では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。