脱アジア記念、とうとうワイハ～の旅！（その１）

＊外国で初めてのレンタカーは乗ってけドロボーみたいな・・・の巻き！

　「アンタ、私をハワイに連れてってよ！」というぴら奥さんのママさんの一言で始まった今回の旅、「ハワイに行ったらカンペキにレンタカーのナビをする！」というスルスル詐欺で有名なぴら奥さんの自信も気になるけど・・・

　航空券はネット、ホテルもネット、レンタカーもネット、ネット、ネット、ネット、いやホントに大丈夫なのか？。と、心配している間に飛行機はホノルル国際空港に到着、ウワサの指紋採取＆写真撮影も無事終わり、到着ロビーに放り出される５名。とりあえず、向こうから走ってきたピックアップバス（と思われる）に飛び乗ってレンタカー会社へ。待ち構えていたのはマツ○・デラックス×２という感じのハワイアンお姉さん（推定２０代）、予約しておいた車は７人乗りのミニバンだけど、しきりに「もっと大きいＳＵＶにしろ！」と勧める。お姉さん曰く、「５人分のスーツケースはミニバンには入りきらん！」と。「料金は同じ？」と得意のカタカナ英語で聞くと、「＋１６０ドル」と涼しい顔で。う～ん、スーツケース４つ、ホントに入らないんだろうか・・・

　と、隣を見ると欧米人の夫婦が受付をしている。いや、でかいぞあの人たちのスーツケース、ぴらにあの持って来たスーツケースの２．５倍くらいか。そうか、みんなやたら荷物が多いんだな（後で聞いた話、枕まで持ってくる人がいるそうな）。こうなりゃジャパニーズの意地だ、ＳＵＶを貸し出す気満々でパソコンに何やら入力しているお姉さんに、「リザヴェーションカー　プリーズ！」と低い声で、「リザヴェーションカー　リアリィ？」と首の横で手のひらを上のポーズで欧米か？

　やっとこさ受付を済ませてお次は車の受け取り、「ミニバン、アッチ！」みたいな手振りでお姉さん、促されて外へ出てみるとこれまた想像以上にでかいミニバンが赤、白、シルバーと３台並んでいる、お姉さんの口車に乗ってＳＵＶにしなくてよかった。さて、係の人はと・・・、アリャ、忙しくて誰もいないぞ。しばらく待っても誰も来ず、暑いし早くホテルに行ってシャワーを浴びたいのよね。「う～ん、どうなっちゃってるのよ・・・」と悩んでいると、「ホームページで見た時に、好きな車を選んで乗っていけ！、みたいな事を言ってなかった？」とぴら奥さん、そういやそんな気もする。キーはみんなついてるし、もうこの白いヤツに決めちゃえ。初めての左ハンドル、バックモニターもミラーもないからバックしずらいんだよな、ブツブツ・・・と駐車場の出口まで行くと、ゲートのお兄さんがナンバーだけパソコンに打ち込んで、「マハロ～！」と見送ってくれた。しかし、この車種の取り扱いも、カーナビの取り付けも、保険の説明も、ホテルまでの道案内もな～んも無しで「ハイ、行ってらっしゃい！」って、産まれて初めての右側通行なのよホント・・・


【本日のご搭乗機はＢ７６７－３００ＥＲ（ＪＡ６０１Ａ）、さんざん伊豆諸島を暴れ回った台風のなれの果てを超えて太平洋を東へ向かう。エコノミークラスで８時間の飛行時間よりも、夜遊びになれていない田舎モンには羽田０：０５出発という方がキツかった・・・】


【Ａ系の国際線は２回目、前回はヤケッパチで乗った香港行きのビジネスクラス（それしか空席がなかった）だったからエコノミーはお初。機内食のお味は往復ともＪ系よりもうまかったかな・・・】


【機内は満席でお子ちゃまがいっぱい、飛行機初体験の子が多いのかちょっと揺れてもアッチコッチで阿鼻叫喚状態。いや、パパ＆ママたちも寝不足でマジギレしたりして・・・】


【「ハワイのレストランは日本人相手だとチップ込みの請求書が来る場合が多いので二重払いに注意しましょう」とガイドブックに、でも得意のフードコートならそんな心配は無し。ゴハン２山、マカロニサラダ１山、肉っ気のおかずデーンというのがランチプレートのお決まり。これで１０ドル程度、決して安くはないなぁ・・・】


【日中は暑くても日が傾いてくるとだいぶ涼しくなってくる。しかし、ホテルのすぐ下がワイキキビーチのため、窓を開けているとうるさくて寝ていられないのでエアコンをつける。「新宿のアルタの前に海があるようなモンだよ」とワイハ通のＴさんの言ったとおり・・・】


【アメ車のミニバンは車内の広さ◎、乗り心地○、見通し△、スイッチ類の操作性×・・・とにかく電気系統が気まぐれでその時によって反応したりしなかったり。よくアメリカのパニック映画でエンジンがなかなかかからなくて、ハンドルを頭突きするとブルルンみたいなシーンがあるけど、まさにあんな感じだと思った・・・】