自然というのはすばらしいものです
いくら大雪でも、また地震があっても必ず季節を運んできます
ここ寺泊に注いでいる信濃川の分水にも初夏の便りである稚鮎が遡上してきました この分水は、毎年氾濫する信濃川を何とかしようと、明治から大正にかけて、信濃川にわき道をつけて半分の水を寺泊の海に流したものです
私の親戚も大勢この工事に携わったと聞いてます
そのおかげで新潟県西蒲原郡は大稲作地帯になったということです
その分水が海に注ぐ野積というところに堰堤(河の水を堰きとめている堤防)が築かれ海と河とを遮断しています 従って海から遡上する魚はこの堰提で足止めをするわけです 秋は鮭ですが、この季節は稚鮎の群れが押し寄せます それを猟師が網ですくって県内の河川に放流する・・・というわけで一般人は禁漁となります
でも今から20年ほど前になりますが、禁漁を知らないで私の長男をつれて早朝の釣りに行き「田舎はすごいね・・こんなに簡単に鮎が取れる」なんて教育をしていました この場を借りて寺泊漁協の方々にお詫び申し上げます
でも稚鮎の群れが堰提を上ろうとする様は一見の価値がありますよ
自然のものすごさが実感できます 一度お出かけください
じつは何気に毎回、楽しみにしている娘でした(^0^)☆★