All About  パルム通信

団塊世代の「チョイ悪親父」が通信員として、季節の流れの中での出来事と故郷の「新潟便り」を中心に掲載しています

京都の極み 2017-1

2017年05月27日 | Weblog

東京人  「京都の極み」 -3


さらに千本通りを南へ下り、歴史のあるような(単に古いだけ)おもちゃ屋の角を右に曲がり10分ほどで千本釈迦堂に到着
千本釈迦堂とは通称で本来は「大報恩寺」と言います 千本通りにある釈迦堂だから親しみを込めて千本釈迦堂、先ほどの千本えんま堂は本来「引接寺」といいます  因みに嵯峨にある清涼寺は嵯峨釈迦堂といい、京都では通り名や地名を頭につけ親しみを込めて呼ぶことが多いのですが、名前からその場所がどの辺りか解るようにした京都人の知恵なんでしょうか  そういえば通り名を覚える数え歌があり、これによって迷子にならないとか? 私も京都検定で一生懸命覚えました  

丸竹夷二押御池 姉三六角蛸錦 四綾仏高松万五条 
東京人には取っつきにくいが案外と覚えやすい

さて、千本釈迦堂の一押しは、角のおもちゃ屋同様に古さでしょうか ここの本堂は市内では現存最古の木造建築で、古いことも自慢のネタにしてしまう京都とはそんな街でした
 参拝して境内を散策すると、大きなおかめさんの像が目に入った おかめさんとは本堂を建てた棟梁の女将さんで、棟梁が本堂の柱の長さを一本間違えたので残りの3本を切り長さを合わせたことを知っていた女将さんはこのままではいつ口に出すかもしれないと自ら命を絶ったという話から「女の鏡」として銅像が建てられたということです



そして、ここにも普賢像桜があり、こちらの方が立派に見えた

 次は最後の北野天満宮


その前に京都五花街の一つ上七軒歌舞練場を見学  上七軒とは、北野天満宮の立て直しの際にその廃材で七件のお茶屋さんを建てたことが名前の由来です  花街では一番古く(またしても古さが自慢?)、踊りは「北野踊り」 流派は家元問題で話題の「花柳流」です  早速、歌舞練場に行くが、公演日以外は拝観できないというので何とか写真だけ取らせてもらい退散
因みにここの提灯は「つなぎ八団子」です



そして隣の北野天満宮へ向かうが、歌舞練場から来たので山門からではなく三光門の脇からの参拝となった  三光門の三光とは、太陽・月・星のことで上部にその姿を見ることができるのですが、でも、星が見当たりません 娘も一生懸命探したが見つけられない・・・実は、星は無く、星とは三光門から本堂を見上げたときに真上に輝く北極星なのです  名前にもいろいろと屁理屈や理由を付けるのもこの街の特徴なのでしょう

太陽です




三光門を通り本堂に参拝する  ここは学問の神様・菅原道真を奉ってあるということで修学旅行の学生が多く、合格のお守りがよく売れていました  現在も神頼みは確実に活きているのですね

娘は水占いをしました  結果はいかに?


参拝後に「御土居のもみじ園を散策 御土居とは、豊臣秀吉により作られた土手で京都の街をグルッと囲って(約23㎞)街の安全を担っていたのでしょう
  なお、この御土居の中を洛中、外を洛外といい、今は数カ所にその面影が残っているのですが、このもみじ園でも御土居の一部を垣間見ることができます  紙屋川と御土居を囲むように青もみじの木々が覆い、その隙間を日の光が差し込み日本人として心が癒やされる風景でした  さらに紅葉の時期は観光客でごった返すもみじ園も今日は観光客が一人もいなかったので思う存分写真を撮り満足のいく散歩で・・・500円は安い!
 


帰りは牛の置物を見ながら参道をぶらり・・・牛?・・・菅原道真が丑年の生まれと言うことで牛の置物が彼方此方にあり、皆さん頭をさすっていた


これで今回の拝観はすべて終了  お腹もすいたのでランチです  今回は天満宮近くの「ハーバーカフェ北野白梅町」・・・・・ここは外国人に人気のランチ・カフェで卵サンドが人気です  卵サンドは私の大好物で、生活習慣病の予備軍になるまでは週に一回は食べていましたが、今は年に何回というレベルです でも、今日は解放日ということで頂きました  

人気の卵サンド  卵がたっぷりで美味しかった


娘は女子に人気のケーキセット



観光客の少ない京都の街をゆっくり散策し、お腹も満たされバスで京都駅に向かう  (さすがに駅は観光客で混雑していた)
ホテルで荷物を受け取り発車時間まで土産物をジャスト・ルッキング
15:05 早めの新幹線で東京に戻る    チョット疲れたが、新幹線は居心地が良く新横浜に着く頃には疲れも取れ、早くサワーが飲みたい

京都は何処に行っても言い伝えや自慢があり奥深くて面白いですね  そして、今回の一番は「観光客がほとんどいない」観光地巡りということでしょうか

それでは、また「京都の極み」でお逢いしましょう



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京都の極み 2017-1

2017年05月20日 | Weblog

東京人  「京都の極み」 -2

 

次は今宮神社の向かいにある大徳寺を参拝
ここは妙心寺の次位に大きな寺院で多くの塔頭を持ち、その歴史は複雑で後醍醐天皇の時は「五山の上」に置かれていたが、大徳寺と対立する夢窓疎石に足利尊氏が帰依すると、寺格も「五山の下の十刹」まで下げられ、自ら五山を離れ「林下」と呼ばれる在野の禅院として存続していったという話です  そして、その夢窓疎石は後醍醐天皇を弔うために足利尊氏を動かして天龍寺を建立しその天龍寺を「五山の一」とするのですが、大徳寺もその後一休さんや千利休との縁もあり、秀吉により織田信長の葬儀をここで行い信長の菩提寺である総見院を建立するまでに立ち直り、「茶」に関する結びつきが強いことから、俗に「大徳寺の茶面」と称されるまでに再興するのです  そんな日本史に今も接することができるから京都はとても面白いのかも?

総見院  ここは次回ゆっくり参拝することに

 時刻は9:30 ここでは本坊と聚光院・総見院・黄梅院を参拝する予定でしたが本坊と聚光院は拝観中止、総見院・黄梅院は10:00からだったので参拝ではなく広い境内を散策することにした・・・ここでの30分は貴重です  でも途中で黄梅院のすてきな庭を入り口から拝見することもできてチョット満足

石田三成の墓所もあった



大徳寺を散歩で済ませたので時間に余裕ができ、予定外の建勲神社を参拝することにしました
ここは船岡山の山上にあり、秀吉が船岡山を信長の霊地としたことから建立された神社です
 北大路を渡り大鳥居に到着し、いざ山頂へ・・・低い丘だと軽く考えていたが結構な階段でチョット疲れた・・・山を甘く見てはいけません  山上の神社は中々のもので信長公の偉大さが忍ばれます 御朱印をいただき、禰宜さんのお勧めで山上から京都市街を眺めたが、多分夜景も素晴らしいと思われるのでデイトには最適かも?



大文字が間近にクッキリと見えた  天気も良く風が心地よい



信長の「天下布武」の御朱印  これも見開きで500円也


船岡山を降りて千本通りを南に下り、約15分で千本えんま堂に到着

東山の建仁寺の近くに六道珍皇寺という怪しげな寺があり、開祖の小野篁は昼は嵯峨天皇、夜はあの世で閻魔大王に仕えていたという・・・そんな場所が「鳥辺野」といい、死者を葬った場所でした
京都には「鳥辺野」と同じような場所が三カ所あり、北にあったのがこの千本えんま堂の近くだったそうです そして死者を弔うために建てた千本えんま堂の開祖が小野篁だということで変に納得しました  この話は御朱印をもらうときに話好きなおばさんから聞いた話です

えんま大念仏狂言で使われる「ほうらく」 これに願い事を書く


さて、今回の目的の一つが桜です  4月の前半は桜見物で京都の街は大混雑ですが、実は今(24日)が桜見物のチャンスなのです ここ千本えんま堂はソメイヨシノから遅れて咲く八重桜が有名で、その名も「普賢像桜」といい、花の中心から伸びた2本の雄しべが普賢菩薩が乗っている象の牙に似ていることからその名がついたという説も・・・  八重桜は重量感がありそれなりに見応えがあり、ここも観光客が少なくゆっくり鑑賞できました



 

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京都の極み ー 2017-1

2017年05月13日 | Weblog

東京人  「京都の極み」 -1

 


 日本には、二種類の人間が住んでいるという  日本人と京都人

 本屋に並んでいる書籍を見ると京都を美しく紹介する本はかなり多く、他の観光誌より抜きんでている  そんな中で面白いものを見つけた
 井上章一氏の「京都ぎらい」である  井上氏は京都府嵯峨野方面の生まれであるが、同じ京都人でも京都の街中・・いわゆる洛中という狭く偏屈な京都人からは下に見られているようで、室町当たりの京都人が、さも得意げに「ここは都(洛中)やさかい」とか「千年も前からそうさせてもろうてます」といったゆがんだ自惚れが嫌いなようです
 そして、そんなことには無頓着な観光客は京都に押し寄せて、上辺の愛想に騙され、東京では何気兼ねなく平常心で食べれるような料理を、古い町屋で坪庭を眺め「季節を味わう京料理は別格だね」などと舌鼓を打ち、寺をみて坊主を見ないでお金を使い、都人の片鱗に多少でも触れた錯覚をして気疲れをした体を新幹線で休め京都の一時を楽しく過ごす
 東京人の私にはそんな京都が面白くもあり不思議でもあるのです

 初日は大阪見物をしてから夕方に京都にやってきました
泊まりはいつもの「ホテル近鉄京都駅」  ここは駅ビルの中なので宿泊には最高に便利なところです  食事や土産店も多くあり時間を弄ぶこともなく安心してお酒も楽しめ、バスや鉄道が直結しているので荷物を預けて観光しても帰りの新幹線に楽に間にあい余裕を持って一日を楽しめるのです

 ホテル近鉄京都にチェックインして汗を流し、シャワーを浴びすっきりしたところで夕食は定番のみやこ大路(駅ビルの中にある)の「いち藤」へ
いつもの様に私は「天ぷら」と「牛すじの煮込み」を、娘は京の懐石御膳を注文したが、今回は娘が「牛すじの煮込み」を気にいり追加したほどで、やわらかく煮込んで甘く味付けした煮込みは絶品です  


翌日は朝から快晴の模様  今回はレンタサイクルではなく徒歩で回る
9:00 京都駅前から205系統のバスで大徳寺前まで移動
 このバスは京都水族館・梅小路鉄道博物館・西本願寺・二条城・北野天満宮・金閣寺といった主要ポイントを経由するのでよく使います 
 
 大徳寺前で下車し、今宮通りを上がる
 京都は地形的に南北の坂になっていることから北に行くことを「上がる」、南に行くことを「下がる」といいます
 始めの目的地は「今宮神社」 
ここの地名が「紫野」と言い、名前からして京都らしい
この神社も平安時代は「紫野社」と言ったそうです



 門前でご挨拶をしていざ拝観・・・なんと誰もいない  春の桜の大混雑が終わり、GW前でしかも月曜日だからということなのかとても静かな境内でした
 ゆっくりと境内を散策し御朱印をいただきここが観光地であることを一時忘れる


 御朱印は500円の「やすらい祭り」の絵柄です




狛犬を支えている邪気・・おかしさの中に悲しくもあり


阿呆賢(あほがし)さん  思った以上に軽ければ願いが叶う


名物の「あぶり餅」500円  いち和 と かざりや がある
ここは いち和  10時からだというので食べれなかった

 

小さくちぎった餅にきな粉をまぶし、甘辛味噌をつけて焼く

続きは ー2 でお会いしましょう

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端午の節句

2017年05月06日 | Weblog

GWも終盤戦 ・・ でも5月5日は端午の節句  
男の子にとっては特別な日です   我家では毎年3日に庭で焼き肉パーティ  
5日は家でゆっくりし夕食には必ず「蕗と筍」  菖蒲湯  柏餅  というスタイルで、今でもこれは欠かせず続けています
もう何十年も続けているのでこんなじいさんでも5日は夕方になるのが楽しみです
孫とお風呂で菖蒲を鳴らし、夕食の筍で一杯・・最後の締めは柏餅  最高の節句です
ちなみに我家では私を除き皆「こし餡」派です  粒あんの方が小豆の香りがして美味しいと思うのですが皆さんはいかがでしょう

こし餡 6個  草餅の粒あん 2個

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