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チームしましま

我が家のカフェ猫たち、その名もチームしましま

熱帯雨林体験に出発

2017-02-15 12:10:00 | 旅行記 ケアンズ編

 

 

 らっちゃんだけの夢の国でくつろぐらってくん。

 嬉しくってゴロンゴロン。

 

肉球のお手入れも捗りますね。

 出るか,

つま先7じゅるじゅる加工って思ったけれど

 本日は無し、だそうです。

 

熱心に後ろあし本体のお手入れ

 気が済むまでやったら

 続きまして

 

前あしのお手入れです。

 なんだろう?そのしょぼいおかお

 『さあ、いよいよ温風が吹き出しますにゃ~よ。

 らっちゃんだけのあたかいステキな夢の国、

楽しみですにゃ~』

 

ってそれはもう盛り上がっていたのですが

 

 

 

…温風が出てきたのでねそうなりますよね。

 らっちゃんだけの夢の国は

温風と共に消え去ったのでした。

 

 

続きです。

 

これは第二次世界大戦中に使われていた水陸両用車、

アーミーダックです。

軍事用で戦時中は80キロの速さで走ったといいますが

ここでは熱帯雨林の中をゆっくりゆっくり進みます。 

 未舗装で斜度のキツイでこぼこ道ですからね。

 

見上げればそびえたつ大木が。

 

 スカイレールからも見たツリーファーンは

10~15mにもなりますが

 

木では無くてシダの祖先です。

 下から見上げるとレースのドイリーのよう

 

これはまた立派なエルクホーンですね。

大玉転がしの玉くらいあります。

急な坂をどんどん下ると

 

池に出ました。 

 これからこの池に突入するのです、が

 

角を曲がり切れないので何度か切り返し。

 

これ、名前判明しました。

ノースクイーンズランドファンパーム でした。

 

後続車もやって来ましたね。

 さあ、それではいよいよ参りますよ

 

池に、ドボーン

 浅そうに見えますが真ん中は水深10mにもなるんですって。

 

この辺りでは

その姿を見ると幸せになるという蝶

ユリシーズが飛ぶことがある

と聞いたので必死で目を凝らしました。

『1匹見ると1年幸せ、2匹見ると2年幸せ

3匹見ると一生幸せになる』と言われるユリシーズ。

 美しい青い羽を持った蝶です。

キョロキョロ見回すと…、いましたよ

何だかね…、

飛び方が下手っぽい?

やたらとバタバタ落ち着きなく羽ばたくので

色よりそっちが目立つんです。

 

赤い花のアンブレラツリーの上を

初めに一匹、しばらくしてもう一匹

 そして最後にはペアのユリシーズ

ユリシーズさんたち、たっぷり一生分の幸せを

どうぞよろしくお願いしますね

 

 

ちなみに、ユリシーズは見逃したが幸せはゲットしたいという

欲しがり屋のあなた。

そんなあなたにお勧めしたいのがキュランダ村の

「オーストラリアン バタフライ サンクチュアリ」。

国内最大級1500羽以上の蝶が飼育されている蝶園で

ユリシーズにも会うことができます。

が、

現在この蝶園のユリシーズ、伝染病により全滅しているとのことで

残念ながら野生のユリシーズ発見に全力を注いで頂くしか

道はないのでした。

 

アーミーダックは再び陸に上がりました。

 突然停車すると

 

つる植物を取ってくれたドライバーさん。

 教師が黒板の差し棒にしたり

時には鞭としてお尻を叩いたりしたそうです。

残念ながら使える写真が無かった

 

ステーションに戻ってきました。

 でも到着前に

 

木に実っている現種のドリアンを見られました。

 戦時中に製造された水陸両用車ですから

もう部品はありません。

ここでは専用の工房を完備して部品を自作して

整備しているんだそうです。

軍事用車両の幸せな余生、って感じかしら?

平和の素晴らしさを噛みしめているかも知れないですね。

 

この後は園内のレストランでランチを頂きます。

 

ところで

 

このツアー参加者の皆さん、 特徴は何かといいますと

 我々以外、みんなハネムーナーなのだ

 

「この辺にお座りください」ってガイドさんに言われた時に

「詰めて座りましょうか?」って伺ったら

「いやいやいやいや、ここで大丈夫です

と何だか必死だったガイドさん。

 

何故そんなに必死に?と不思議だったのですが

「ぴんぽんくまさん、相席で食事させて頂いてもいいですか?」

って聞かれました。

 なるほどね、

アツアツの新婚さんと相席じゃ気まずいですものね

勿論話も弾んで楽しいお食事になりました

 

わたし達の新婚旅行は4組中3組がハネムーナー、

残りの一組は学生結婚だというお嬢さんの

パリでの挙式の列席を兼ねたご夫婦だったんです。

当時のわたしたちにとってそのご夫婦は

おじさんとおばさん、むしろおじいちゃんとおばあちゃんに

近い印象でした。

でも、ですよ‼

学生結婚ということは

今の幸夫と同じくらいの年齢のお嬢さんでしょう?

なんと、わたしたち、いつの間にかKさんくらいの

世代になっているんだわ

 

この新婚さんたちも帰国して感想を聞かれた時に

「キュランダのツアーに一組だけおじさんとおばさんが居た」

なんて話をするんでしょうね

 

 カカオの木もありました。

オーストラリアはカカオ豆の産地でもあるそうです。

 「豆からチョコレート」の兄へのお土産は

100%オーストラリア原料のチョコレートに決定です

 

食事の後は動物園を見学します。

 

続きます。

 

ラウンドアバウトの真ん中に植えられていた「すごいすごいの木」は

アンブレラツリーのようですね。

葉の形も花も同じみたいです。

 

 


キュランダ村を偵察する

2017-02-13 12:10:00 | 旅行記 ケアンズ編

 

 

 『うふん

今らっちゃんヒーターの前を独占中ですにゃ

 らってくん、随分とご機嫌さんです。

今スイッチ入れたばっかりだから

温風が出てくるのは3分後なんだけどね。

 

それを見つめる不機嫌さん。

 らってくんがご機嫌さんなのを見ているだけで

なんだか不機嫌さんになっちゃうの

 

でも

不機嫌ながらもお日様に当たっていい感じ。

だからこの不機嫌さんも

唸らないでじっと我慢です。

 

ご機嫌さんのらってくん、唸っていちゃもんつけられることも無く

 心置きなく全身のお手入れをしています。

 

そろそろサイレンが鳴るころかな?っておもったけれど

 りんちゃんのうぉううぉうサイレンは作動せず。

 

『この空間がらっちゃんだけのもので

 しかも唸りもとんでこないし

 

ここはらっちゃんの夢の国ですにゃ~

 らっちゃんの夢の国、らっちゃんだけの夢の国

らっちゃんは夢の国の王様ですにゃ。

 らっちゃんの夢の国は今からあたかい風に包まれて

もっと素敵な夢の国になるんですにゃ~よ

 

う、うん

そうだといいけれどね

 

 

 

高原とはいえ熱帯雨林の中の村

 暑くて暑くて汗が出てきます。

ケアンズよりもグリーン島よりも暑かった

でもやっぱり、真夏の関東を思えばチョロイチョロイ。

 

キュランダ村での自由時間は午後に1時間ほどあるので

今は下見を兼ねてお散歩を。

 

まずは高原鉄道の駅に向かいます。

1915年に完成したこの駅も遺産登録されている建造物。

 先にチケットを引き換えておいた方がいいと聞いたので

窓口に行きました。

キュランダ高原鉄道は復路で乗車するんです。

 

窓口のおじさん。日本語ぺーです。

奥さんが日本人なんですって。

 ご覧の通り陽気でとってもいい人

喜んで撮影に応じて下さいましたよ。

 

まだ時間があるのでちょっとお散歩を。

 

 これ、ごみ箱なんですよ。

 この他にもありんこが登っているのもありました。

 

ショップのオブジェ

 可愛い鳥さん

 ぶらぶら歩いていたら警察署がありました。 

なぜこんな角度から撮ったか?

 

それはね、

 

こんな所にポールを立てちゃっているからです。 

 どうしてこんな近距離に立てちゃったのかな?

 

で、これは何のポールかと言いますと、警察の看板です。

 オーストラリアの警察署のマークです。

 

入っちゃダメ、ですが、魅力的な小道ですね。

 それでももちろん入りませんよ

 

木陰に置かれたベンチは良く見ると

 レールで作っているんですね。

 かつて鉄が貴重だった頃、

廃レールは資材として大変に重宝されたようです。

 

レールで作られたとは思えない繊細で可愛らしいデザインです。

絞め殺しの木?

 イチジクの木ですが日本のイチジクとは全然ちがいます。

 

路を横切る枝がまるでトンネルのよう。

カラーリーフが青空に映えますね。 

 ここで一度集合場所に戻りました。

 

これからバスで10分ほど移動

 いったんキュランダ村を離れレインフォレステーションへ。

レインフォレステーションとは…

熱帯雨林体験のできる総合テーマパーク

ってる〇ぶに書いてあるけれど熱帯雨林体験ってなんぞや?

 

入り口のこの池、それはもう水が茶色い。

 ピラニアが住みワニが這い上がって来そう…ですが

どちらもおりません。

 

さあ、それでは熱帯雨林体験に出かけましょう。

 なんだかものすごく年季モノのこの乗り物に乗車しますよ~

 

続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


パンフレットは読んでこそ価値があるのです

2017-02-10 12:10:00 | 旅行記 ケアンズ編

 

『事件発生』

留守番の長男幸夫からラインが来ました。

そこには

 

 

 

こんなのや

 こんな写真が。

電話、 あっぶな~い

 

超あっぶな~い

ソファは…、そう、らってくんの仕業です。

どうも荒ぶるらっちゃんだったようで…。

寂しさからなのか、誰もいない解放感なのかわかりませんが

色々悪さをしてくれていました

電話は幸夫がガムテでがっちり固定してくれましたよ。

ウチはエアコンだと20度以上にならないので心配だったのですが

吹き出し口の真下のこの場所で温まっていたみたいです。

帰国してからみんにゃで乗れるように電話を移動して

フルに使えるようにしました。

 

スカイレールの続きです。

 

レッドピーク駅から先はなだらかな下りになります。

肥沃な大地、緩やかな斜面、

風があまり当たらないという環境から

スカイレールの行程の中でも最も複雑な生態系を持つ

緑豊かな森が広がります

とパンフレットで説明されておりました。

 そんな事とはつゆ知らず、

すごいすごいとざっくりした感動で騒いでおりましたけれど

それでもこれは何かを感じ取ったらしく

ちゃんと写真に収めていました。 

 この区域で熱帯雨林に一番近い上空を通ります

とパンフレットで説明されていました。

ダイヤモンドビューに乗った甲斐がある写真が残っていて

良かったです。

 

 お次はぐっと高い所にでましたよ。

そこですれ違ったのはこんなゴンドラ。

これに乗ったらさぞかし爽快でしょうけれど

物資輸送用のゴンドラのようです。

 

次に見えてきたのは切り立った断崖。

 ここからバロン渓谷の絶景が広がるのです。

 

渓谷といえば、やっぱり

 

 

 

そう、滝

バロン渓谷のシンボル、バロン滝。

265mの高さから水しぶきを上げています。

 

三度の飯より滝が好きなわ・た・し

 感動の嵐

 

再び森に入ったゴンドラ、駅が見えてきました。

 二つ目の駅、バロンフォールズ駅です。

 

駅を出るとここにも遊歩道がありまして

バロン滝のビューポイントに行くことができます。 

うっそうとした熱帯の森が開けると

 

バロンフォールズです。

昔はこの渓谷を横切るフライングフォックスという乗り物で

物資や家畜、そして人間が谷を渡ったのだそうです。

きっと素晴らしい眺めだったことでしょうが

廃止されたって事はかなり危険だったのかしらね? 

 バロンフォールズ駅に戻ってきました。

 ホントはですね、遊歩道の分岐を曲がらずに直進したら

バロン滝の見晴らし台があと二つあったんですね。

資料館もありました。

パンフレットって読まないとダメなんだな

 

さあ、いよいよ最後のひと区間です。

キュランダ村までもう少し、10分ほどで到着します。

 森の中に村を発見

真水が得られることからかつてはアボリジニが暮らし

1800年代後半には

沿岸部に住むヨーロッパ人の避暑地として開発された村です。

 

終点のキュランダ駅が見えました。

 キュランダ高原鉄道の線路も近くを通っています。

 約40分のロープウェイの旅もこれで終了、

 楽しかったなあ

 

キュランダ高原鉄道の駅には列車が到着していました。

 可愛らしい機関車、遊園地の乗り物みたい

 スカイレールのロゴとゴンドラは同じ色。

この色、凄くイイ

 ここで一同ガイドさんと合流、

説明を聞いて20分間ほど自由時間になりました。

 もう蒸し暑いこと蒸し暑いこと

日差しも強いし来豪して一番の暑さです。

 

続きます。

 


ダイヤモンドビュー体験

2017-02-08 12:10:00 | 旅行記 ケアンズ編

 

 

もか姐さんにべろんべろんされているちーのくん。 

そんな優しいもか姐さんの向こうでは

 

 

 

最近よく見るきり姐さんのこの姿です。

 そんなもかきり姐さんたちのなすがままのおねこよしちーのくん。

 

ちーのくんはみんにゃの人気者

 しま女に囲まれて暖かそうだこと

 ぽかぽかぬくぬくで

 おはなもおみみもピンク色に染まっているのでした

 

 

 

続きです。

 

キュランダ高原へのアクセスは3つあります。

一番早いのは陸路、車で市内から35分で到着。

またはケアンズ駅かフレッシュウォーターコネクション駅からの

高原鉄道。

もう一つはスカイレールというロープウェイの利用です。

 

太古の昔、熱帯雨林に覆われていたオーストラリア、

ここにはその一部が1億2000万年前から

変わらぬ姿で残っていると考えられています。

その環境に配慮し世界初の工法を多用て建設されたスカイレールは

世界自然遺産の森林を極力傷つけないように

ヘリコプターで鉄塔の建材を輸送したそうです。

 

 ガイドさんがチケットを受け取るのを待っている間植物を観察。

園芸種と形は同じでも大きさは約三倍。

 熱帯植物の森って

 南米アマゾンのイメージが強くて

オーストラリアにあるなんて不思議な感じがしますが

緯度を考えたら同じくらいなんですよね。

 

これね、扇子みたいで面白い葉っぱの木です。

クイーンズランド州のシンボルマークにもなっている、

って聞いた気がしたのですが

名前をよく聞いていなくて

調べても全然見つからないので断念しました。 

これはエルクホーン

寄生植物ですが木から栄養は取らず

落ちてきた木の葉などを分解しているそうです。

 都内のオサレ花屋さんでは

似たようなのがかなりのいいお値段で売られています。

 

 熱帯の花は色鮮やかですね。

 コーヒーショップの看板が可愛い

 とまあ、こうやってウロウロしていたので

全然気にならなかったのですけれど

ガイドさんが戻るまでかなり時間が掛かりました。

なんとチケットカウンターのスタッフが突然ばたんと倒れてしまい

応急処置の為カウンターが閉鎖されてしまったのだそうです。

どうかご無事だと良いのですが…

 

 

いよいよスカイレールに乗ります。

 このくすんだグリーンがいい感じ

夫の後ろにやたらと可愛いかえるちゃんが写っていますよ

 ぎゅ~んと駅を後にしてキュランダ村へ出発

 どんどん駅が遠ざかって行きます。

 スカイレールにはダイヤモンドビューというのがありまして

10ドル追加でこのように

 床に窓が付いたゴンドラに乗ることができます。

わたし達は出発前にオプションで頼んでいたので

1500円と相当割高でした

 

遠ざかる街の向こうに海が見えてきました。

 ゴンドラは山をどんどん登ります。

 高い高い

 ユーカリの木

 後からパンフレットを見たら、

鉄塔の番号とその辺りで見られる植物が

ちゃんと書いてありました。

一気に山を登って行くので

植物分布がどんどん変わっていくんですね。

ちゃんと読んでおけば良かったなあ

 10分ほどで一つ目の駅、レッドピークに到着。

 ゴンドラはここで折り返すので、一度下車します。

 

 駅の外には遊歩道があり、熱帯植物の森を巡ることができます。

 初めて見る光景にドキドキ

 カウリパイン 樹齢400年ほど

 ツリーファーン

映画ジュラシックパークの中で

恐竜がこの葉を食べているシーンがあるそうです。

 

一面のシダ

 10分ほどで駅に到着です。

 こちらのレーンに並んでいるとここからも

 数台置きにくるダイヤモンドゴンドラに案内してもえらます。

 

今度はなだらかに下り始めました。

 いよいよここからが最長区間です。

 

続きます。

 

 

 

 

 


一番楽しみにしていた日

2017-02-06 12:10:00 | 旅行記 ケアンズ編

 

 

 

たまには自分も…って思ったけれどらってくんにムッとされちゃったちーのくん。

りんちゃんが言う思いもよらない展開とは…。

 

『イラッと来たらっちゃんが、

にゃんだよちーのくん、図々しいにゃ~、ってねこパンチでもして

 そしたらちーのくんは、

いつもちきちは我慢してるんですにゃ‼って怒って

にゃんレスになるのが一般的な展開ですにゃ』

 

うん、おかあさんもそうなると思っていました。

 

『でもらっちゃん、ご覧の通り何のアクションもせず

 何事も無しにこの場を去ったのですにゃ~よ』



 

 『そうですにゃ~、

らっちゃんがいなくなったらちーのくんもりんちゃんも

いなくなっちゃいましたにゃ』 

 『そしてもかちゃんとりつこの

ありふれてはいるけれど静かで穏やかなひと時が

訪れたんですにゃ~よ』

 

…お嬢さん、ちょっとお待ちなさい。

ありふれてはいるけれど静かで穏やかなひと時、とな?

 

『そうですにゃん。

りつこはこうやってべろーんとリラックスして

 もかちゃんもうっとり今にも寝落ちしそうですにゃん。

 ありふれてはいるけれど、そういう当たり前の光景って

 実はとっても素敵なものなんですにゃあ~よ』

 

りつこさん、一つお聞きしますが

コレのどこが

 

 

 

当たり前なのかしら?

おちり枕はまだ理解できますよ。

なんならおかあさんもやってみたいわ。

 

でも、

 

 コレはどうしたことなんでしょうか?

 なぜクロスする?

 確かにさっぱり意味の分からない、

意外な展開にはなったようです。

 

 

 

ケアンズ滞在三日目、1月25日です。

 

これはホテルの無料シャトルバス、街の中心部まで往復しています。

夫が言うには午後6時半頃の変な時間にしか運航しないとのことで

一度も使わなかったんですよ。

そしたらね、帰り支度をしている頃に

到着時にもらったプリントの束の中から時刻表が出てきて

一日何便も出ていて非常に使えるヤツだったのが判明しました。

しかも旅行会社専用の便まであって、

ホントは更に便利に使えるはずだったのに

おかげで暑い中毎日毎日たくさんたくさん歩きましたとも

 

さてさて、

 

今日は一番楽しみにしていた日。

何年か前、ケアンズに行った友達に写真を見せてもらって

その存在を知ってから

いつかケアンズを訪れてみたいと思っていたのです。

 

バスに乗って北に向かいます。

今日は運転手兼ガイドさん、ご夫婦とも日本人で

お子さんは地元の小学校に通学されているそうです。

市街地から

 

郊外へ。

サトウキビ畑が広がります。

サトウキビ以外の畑を見なかったくらいですから

相当サトウキビの生産が盛んなんでしょうね。

ラム酒も作られるそうですよ。

 

最初に向かったのは小さな駅。

ところでこのツアーの参加者の皆さん、

何か特徴があるのにお気づきになりませんか?

この可愛らしい駅はフレッシュウォーターコネクション駅

ケアンズに行ってみたいと思いを馳せたきっかけになった

憧れのキュランダ高原鉄道の駅です。

 

19世紀後半、

熱帯雨林の森が広がる山奥でスズや金を掘っていた抗夫たち、

物資が底をつき餓死寸前になってしまうことも度々で

不満が高まっていました。

そこで物資調達のため、鉄道の建設が始まったのです。

しかし険しい山やジャングルに工事は大変難航し、

10年かかってようやく鉄道が開通したころには

鉱物は掘りつくされてしまっていたのでした。

20世紀に入り、この路線を観光列車が走るようになります。

それがキュランダ高原鉄道です。

 

以前「世界の車窓から」のオープニング映像が

10年間に渡りキュランダ高原鉄道だったのですが、

 

…なんでかな?

よく見てたのにな、全然記憶が無いんだな

 

まあそれは置いておいて憧れのキュランダ高原鉄道なのです。 

 駅に併設されている資料館、

鉄道のルートや見どころについて

模型を見ながら説明を聞きました。 

 洗面台や 

 電話がありまして、可愛らしかったけれどどう関連するのか

良くわからなかった。

当時の駅にあったものなんでしょうか?

 

 ホーム、ケアンズ方面です。

 ホーム脇のカフェの陽気なワニくん。

 ピアノも年季モノですね。

 天井の梁も

 ベンチの足もとってもステキ。

 線路の向こうにはこれまた可愛いポニークラブがありました。

 ここで一部の方だけが駅に残り列車に乗ります。

(何パターンかのお客さんが同時に参加しているので)

 

わたしたちは列車には乗らず駅を後にして

 バスでもうちょっと移動。

 わずかな間に雲が増えてきてちょっと不安になってきた

 何しろわたしは4月8日の入学式開式が

大雪で遅れた過去を持つ悪天候を呼ぶオンナ、

雲、あっちへ行け、と念を送っていたら

 

カラヴォニカ駅に到着するころには青空が戻ってきました

 ここからスカイレールに乗ってキュランダ村に向かいます。

 

続きます。