長澤勝俊追悼演奏会

私の周りの箏演奏者の中で、「長澤作品を一作も演奏したことが無い！」と言う人はまず居ないでしょう。
それほどに偉大な作曲家で、現代の邦楽界に多大な力を与えてくださった先生が昨年亡くなったことは、私たちにとって本当に残念な一大『事件』だったのです。

今日はその長澤先生の追悼演奏会です。

第一生命ホールのある勝どきの駅に降り立った時、あまりの冷たい雨に傘をさす手も凍えるほどでした。

ゆっことの待ち合わせに急ぐ私。

。。。前方に見覚えのある金髪姿。。。。


はっ？！比河流先生だっ！！！


（。。。。どうしよう。。。。会場よりこんなに手前でご挨拶してしまったら、その後の間が持たない。。。。）


ゆっくりと後をつける私。怪しい。
しかし幸い先生は目印のように目立つ。

（でも。。。。まさか会長を無視するように追い越すわけには行かないじゃん。。。。かといって、先生はノンビリ歩いてらっしゃるよぅ～！！）


だんだん縮まる距離。

（あ！先生は動く歩道にっ！）

猛ダッシュで横の橋を走る怪しいオンナ。（それは私）


そして会場入り口で何事も無かったかのように「今年もどうぞよろしくお願いいたします♪」と挨拶する私の息はゼェゼェハァハァ。。。。


ちなみに演奏の感想はあえて書きません。
もちろん！素晴しかったけれど、やっぱりそれは聴く人の心に様々にしまわれるのが良いと思うから。
私の感じたことは私の思い込みがたっぷりで、それはブログで公表した途端に違う意味を持ってしまうこともあるだろうし、間違った感想でもそれが一人歩きしてしまうこともあるでしょう。
だから、お友達は直接聞いてね♪今日の素晴しい長澤音楽について色々語り合いましょう！
ただこれだけは声を大にして言いたいのは、長澤先生の曲はやっぱり上品で美しく、大合奏嫌いだった私も「大合奏ってイイなぁ。。。またやりたくなっちゃうなぁ～♪」と思わせていただきました。


さて、帰り。
満員電車には何があっても乗りたくない私は、新宿からロマンスカーを使ったのですが、時間が押して走る走る！！！

最後は膝もガクガク。息もヘロヘロで電車に飛び乗り、良くわからないまま家に流れ着く。
体力は大事だなも～。、



そうだ！ただ一つ！！！！
会場で同じ列の私に笑いながら手を振ってくれた方に、トンチンカンな笑みを返してしまい、本当に本当に申し訳なかったです！！！！
私はゆっこの師匠の吉崎克彦先生にすら「ん？誰でしたっけ？」と思うバカなんです。。。（少し前にもレッスンしていただいているのにっ！！！！）
「目が悪いんじゃなくて頭が悪いんだ。可哀想に」と思って許してくださいませ。
ちょっと遠くだと誰だかわからないことの方が多いの。。。。
本当に本当に失礼しました。（嫌いにならないで～～～！！！）
今度会ったらお詫びに踊ります。（などと書いて更に怒られたらどうしよふ。。。。）











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