のんびり 気ままに

焦っても急いでも 思うようにいかないから・・・
マイペースでのんびりと行きます
少しずつ 前進できればいいね~

あれから 10年か~ぁ~  その⑥

2011年03月09日 | 勝手な独り言

息子は 障害者を採用している会社に 入社する事になりました

社長は 〇〇銀行から 定年間近な人が 出向して 勤務しています

 

息子は小さい頃から 障害を持ってる人に対して 興味を持ったり 

普通に受け入れたりと  とても 自然体でした

 

自宅の直ぐ近くに  障害者の施設もあり  町内で 交流もありました

 

就職した会社には  耳の聞こえない人   下半身不随の車椅子の人  知的障害  自閉症

一人一人 障害の度合いが違います

 

毎日 手話の勉強もするそうです

しかし、微妙に 伝わり方が違うようです

ろうあ者から、携帯メールが来るようですが  内容が  『 理解に苦しむ 』 などと 言います

それだけ 伝達が 難しい って事ですね

 

息子は 入社当時は  伝票ののり貼りとじ (銀行の入出金伝票などの製作) を やったり

手先の不器用な息子は  なかなか 苦労したようでした

 

少しして  作業現場から  事務の仕事に移り  パソコンを使って 経理を任されるようになりました

 

息子は エクセルを使い 処理していましたが

エクセルを 何も知らなくて  教えてもらったり  自分なりに  命令式を考え

かなり 効率のいい 表計算が できるようになりました

家に帰ると

『今日の 傑作』  と  自慢話をしていました

 

休日には  よく 出掛けていました

ご近所の人とは うまくお付き合いができませんが (高校生まで 自宅で生活してましたが・・・)

外出は  公園で子供と遊んだり   近くの 富士サファリパークなど

(あまり 何度も行くので ライオンにも 感動しないようです。 笑えます。)

子供中心に あちこち 出掛けてましたね~

 

息子は 車椅子の生活になってから

とても 用心深くなりました

どこに行くにも ネットで調べて  

「障害者用トイレ」 を探し  確実なルートを決めてから出掛けます

 

我が家は 廊下があるんですが

今まで ちょっと 荷物を置いたり  スリッパを 脱ぎっぱなしにしたり

しかし・・・・3尺の廊下は 車椅子の幅が めいっぱいです

(家の事情を考慮して 車椅子の幅を できるだけ コンパクトに設計してもらいました)

少しでも 何かが 置いていたりしたら  『邪魔~~!!』 と 叫ばれます (笑)

 

こうして 我が家に車椅子の息子がいることに 何の抵抗もなくなり

息子ができる事と できない事があることも  何てことなく それが 普通の生活になりました

 

娘のほうの孫が

『おじちゃんの お風呂の入り方』 などと  

一緒にお風呂に入ると 真似る事があります

子供は よく見ているものです

私は 息子と一緒に入る事はありませんので

孫の 仕草で  息子の 「お風呂の入り方」 が 分かります

あまりに リアルに真似るんで  ドキッとしてしまいました

 

まだ  つづきます

 

 

 

 

 

 


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2 コメント

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少しずつ… (だんだん)
2011-03-09 13:21:00
身体の不自由は第一として。
家のバリアフリー改築が何よりも先でしょうね。
日本の対策が後手なので。
障害者や高齢者に試練の生活が強いられています。
そんな不条理にも、逞しく対応されるようになりましたね♪

実家の村は、知的障害者施設と共存共栄しています。
程度に応じて、グループで村の真ん中に家を建てて住む。
また畑を村人と耕す。
パン製造は、遠くからも買いに来ますね(^o^)/
息子さんも頑張れ!
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だんだんさんへ (ぴえろ)
2011-03-09 14:14:32
息子のような 若い人と 車椅子を動かす事の出来ない 高齢な人とでは
大きな違いがあるかもしれませんが
バリアフリーは とても重要な事ですね
車椅子じゃなくても 段差がなければ 歩きやすいですからね

家族に障害者がいると 特別な事じゃなくなります
当たり前の事なんですけど
施設で暮らす人たちは 特別の人のように 枠に入れられちゃうような 気がします
だんだんさんの実家の方では 素晴らしい生活をされてますよね
一人じゃ小さい力かもしれませんが
グループになれば 大きな力になりますよね

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