はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

このブログについて

ようこそいらっしゃいました !(^^)!
『はぎおの「ツボ」note』は、ドラマ・エンタメ系の感想、旅行記etc. 自由気ままな「日記」です! 内容はかなり偏ってますが (^-^; お気軽に楽しんでください♪
いま関心があるのは「昔の時代劇・刑事ドラマ・サスペンス」「お芝居(宝塚中心)」「神社・仏閣」かな (^.^)
※なお、コメント等については、承認後の掲載とさせていただきますので、ご了承ください。

知性と毒とお笑いと 。

2023-06-04 14:23:32 | 気になる:人

久しぶりにお名前を聞いた、上岡龍太郎さん。
それが、残念ながら、訃報とは。

 

全盛期で引退されたのが、20年以上前。
若い人、関東の方は、全く知らない人の方が多いかもしれない。

 

こちらは、幸い関西圏の番組が見れたので、多感な中学・高校生の頃から、楽しませていただいてました。(ませた子どもでした

漫才の時代はさすがに知らないけれど、眼鏡にオシャレなスーツ姿。
ビジュアルから、知性が感じられる、ダンディさ。当時でも、いや、今見ても、ちょっと「異端」な感じ。それがカッコよかった。

お馴染みなのは、やはり「探偵ナイトスクープ」
二代目、三代目の局長は、時代もあって、暖かく見守る感じですけど、初代の上岡さんは、結構ズバッと厳しかったね

個人的には、鶴瓶さんとの「パペポTV」が大好きでした。
2人で、ただ喋ってるだけ。多分今見たら、毒舌、暴言・・・だと思うけど、すっごく楽しかった
今では結構当たり前かもしれないけど、あの当時としては、結構斬新なトーク番組のスタイルだったんじゃないかな?
計算されてるような、全くの未計算のような。


「EXテレビ」は、これまた、激しい持論を展開して、当時でも物議をかもすような感じでしたね。見ていても、ちょっと冷や冷や。それが刺激的で楽しかった。

見た目と、知性と毒舌と笑いのある話芸。きっと自己プロデュース力が高かったんでしょうね。
とても読書家で、勉強熱心な方だったとか。だからこその「持論」と、芸人としての話芸が融合して、毒舌だけど、チャーミングさがあった気がする。(なんて、素人が偉そうに語ってますが

 

以前も書きましたが、最近は「毒」が足りない。
人をけなす、のではなく、人に流されず、持論を展開できる人。
やはり、SNSでみんなが意見するようになって、無難な話ばかりで終わる感じ。ちょっと尖ったことを言うと、「炎上」ってやつ。
閉塞感の昨今。

20年以上前に引退された時、21世紀には自分の芸は通用しない、と語っておられたとか。通用するかどうかは別として、昨今のSNS時代では、叩かれることは間違いなかったでしょうね。それを気にされる方とも思えませんが。
今の時代について、目いっぱい語っていただきたかったな。

 

訃報を伝えるニュース番組で、同じトリオだった横山ノックさんを追悼するコメントをノーカットで拝見した。当時、すでに引退されていたけど、よどみなく、おもしろおかしく、そしてウルっとさせる、素晴らしい追悼の言葉だった。
三谷幸喜さんが絶賛していたけれど、納得できる、言葉の天才だと思った。

いつかきっと削除されるかもしれないけど、YouTubeで上岡さんの番組を検索し、保存してみた懐かし「毒気」と、今だから気づかされるであろう上岡さん流の「先見性」を楽しもうと思います。

 

また一人、芸能界の名物がいなくなってしまった。
寂しい限りです。

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でっきるっかな🎶

2023-05-15 07:47:00 | 気になる:人

ノッポさんこと、高見映さん(今は高見のっぽさん)の訃報を聞く。
しかも、半年間伏せられていたとか。

 

直前までお元気だったそうで、突然だったのですね。

 

ノッポさんと言えば、やはり

「できるかな」

ですよね。


ノッポさんは緑のチューリップハットに、サスペンダー姿。そしてセリフのないパントマイムのみ。そして、軽やかなダンス。ノッポさん自体が、まるで「ゆるキャラ」みたい😆
キャラクターのゴン太くんも「うほうほ」って感じの鳴き声のみ。それでも、表情が豊かに見えて、カワイイ💕
ナレーションのつかせのりこさんとの楽しい掛け合いで、どんどん作られていく工作物にワクワクしながら見た記憶は、昨日のことのようです。


当時を知らなくても、あのテーマ曲は多くの方の耳に残ってますよね、きっと。そういえば、今、布袋さんと芦田愛菜さんご出演のCMで流れてますよね。時を超えて愛される曲なんだなぁ。
不謹慎かな、と思いつつ、タイトルをあの曲のフレーズにしてみました。


先日深夜、追悼番組として再放送された「できるかな」を、40数年ぶりに見ました。超アナログだけど温かみに溢れた、ホッコリして、でも今見ても楽しめる、素敵な作品です。日々の心のリフレッシュに、毎日再放送してくれないかな😁

そして、あの衝撃の最終回
さすがに当時既に見るような年代ではなかったのですが、最終回ということで心して見た記憶があります。
そして、「ノッポさんがしゃべった!」と驚き
最初は「え、え~っ」ってなりましたが想像とはかけ離れていない優しいお声に、安心したような気もしました。

後番組に出演のワクワクさんたち(こちらも既に懐かしい)を紹介するために、声を出したんですね。


その後は、歌を出されたり、ミュージカルを制作されたり、晩年まで精力的に活動されてたようですね。
あの笑顔とパントマイムも健在で。

 

子どもの頃の大切な思い出がまた一つ失われたようで、本当に残念です。

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ドラマティックな歌声 。

2023-04-21 08:07:00 | 気になる:人

以前、運転しながら「アニソン・特撮ソング」を歌ってる、という記事を書きました。

 

あの時は恥ずかしさが強かったのですが、あれから、パンドラの箱を開いたかのように(例えあってる?)10代の頃夢中になってた、今思うと結構レアなアニメ・特撮のことまで思い出し、ネットで調べてダウンロードしまくり、とうとうプレイリストが8時間を超える大作となりました
何やってんだか

でも、すっかり忘れていた作品、音楽を聴いてると、ストーリーなどは全く覚えてないものの、見ていた当時のことを思い出し、脳の活性化、本当にリフレッシュできてる時間です。

 

とにかく、検索、検索と勤しんでると、一番名前が登場するのが、やはり

水木一郎さん(以下「アニキ」とさせていただきます。)

 


自分の曲も本当に素敵なのですが、他の方の曲もかなりカバーされていて、それで名前が頻繁に登場するのかもしれない。
この画像、ダウンロードした一曲なのですが、アニキの歌ではないです。(ご存知かと思いますが)
 
最初は、本人の曲だったっけ?と思ってたのですが、よく聞いてみると、なんかニュアンスが違う。
そういえば、違う人だったって。
一声聞けば、まさに「水木ワールド」
 
この曲・・・とは言いませんが、正直、原曲より素敵にカバーされてるものもたくさんありました。
なんというか、
 
歌声がドラマティック
 
というのかなぁ。
 
 
アニソン・特撮の楽曲は、多くの方が歌われています。
皆さん、本当に個性的で、歌そのものが上手い方ばかり。
 
なんだけど、シャウト系というか、力強く歌い上げる方が多いのかな。
 
アニキはね、世界観が他の方と違う感じ。
エネルギッシュなだけでなく、歌詞がはっきりと聞き取れる、丁寧な歌い方。そして、なによりもセクシー
それが心地よい。
大王こと、ささきいさおさんもそんな感じで好きなんだけど、そこに更なる熱さが加わるのが、アニキ。
そうだなぁ。「一人ミュージカル」聞いてるような(違うかな?)
 
 
今聞き直しても、単なる「お子様向け」とは言い切れない、実はいい曲が多いんですよね。本当に。
自分の曲も含め、アニキがカバーに積極的に取り組んだのは、いわゆるアニメ・特撮ソングが低迷期を迎えた時、その「名曲」の数々をずっと大切にしていこうという思いが強かったのではないのかな。あくまで憶測だけど。

だから、忘れていた名曲が、こうやって残されてきた。
そういう意味で、アニキは歌声だけでなく、「アニメ・特撮ソング界」にとって欠かせない、素敵な方だったなぁと。
 
 
亡くなって少し経ちますが、改めて、偉大さを実感する今日この頃。
そして、大きな喪失感を実感します。
追悼・・・なんて恐れ多いですが、歌声を聞きながら、一緒に盛り上がってます。
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憧れの女性 。

2023-04-01 20:30:00 | 気になる:人
奈良岡朋子さんの訃報を聞く。



93歳とは、正直驚き。
そんな感じを受けていなかったから。
最後まで現役でした。


好きな女優さんはたくさんいるけど、存在感、佇まいが、他の方とは一線を画すような、憧れの女性なのです。

クールだけど、内心は情熱で溢れてる、青い炎のような、そんな印象。
勝手なイメージですが。

落ち着いたトーンで、ドラマのストーリーに深みを持たせるような、そんなナレーションも素敵でした。


新劇、舞台だけでなく、娯楽作品にも出演され、出番は短いものでもピリッとアクセントのように印象に残る存在。

毎週良作が生まれていた、かつての「日曜劇場」。その中でも杉村春子さん、山岡久乃さんと、かしましい三姉妹でお店を経営する「女と味噌汁」シリーズ。お名前書いてるだけでもワクワクするようなキャスティング。細かいストーリーは遠い記憶の彼方ですが💦個性溢れる女優陣の丁々発止のセリフの掛け合いが、今見ても楽しい💕(また見たいなぁ)
中でも、末っ子の奈良岡さんは、派手さは無いけど、大先輩たちの中でも負けてない!今思えば、凄いことで。

ボスこと裕次郎さんとの交流も好きでした。
映画スターと、新劇女優。不思議だけど、何が合うものがあったんでしょうね。
結局それが、ボス降板後の「太陽」を引き受けてくださることに繋がるわけで。
あの時代で、ほぼ初の「女性ボス」ではなかったかな?もちろん、お芝居ですけど、それが思春期のはぎおには、余計かっこよく、あの時の印象が強くて、憧れの存在になったのかも。


ひばりさんとも仲良しだったとか。
大スターが惹かれる魅力。
きっと、誰にでもストレートに自分の意見を言いそうな、そんな飾らない雰囲気なんだろうなって。
地に足の着いた、凛とした生き方。役者としてはもちろんですが、最初にも書いたように、人としても憧れでした。

生前書かれたという、お別れのメッセージ。
不謹慎かもしれないけど、最後までカッコよすぎです。。


今更ながら、生の熱量を感じたかった。
民芸の舞台はもちろん、仲代さんとの「ドライビングミスデイジー」とか、岡本健一さんとの「ラブ・レターズ」とか見たかったです。

BSさん、CSさん!可能な限り、奈良岡さんの作品を放送してください!

心よりご冥福をお祈りします。

それにしても、仕方ないこととはいえ、慣れ親しんだ方たちの訃報が相次ぐのは、残念でなりません。。


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大人の友情 。

2023-03-28 07:48:00 | 気になる:人

先日、金スマにて「男闘呼組」の特集を見ました。

以前、再結成の時にも記事を書きました。
4人それぞれが、それぞれの人生を歩んだうえでの、大人の色気が漂う感じが、めっちゃカッコよかった!

 

MANTAN WEBより

 

今回は、後輩の中居くんからのインタビューを受けて、古い友人に語るような感じで、本当に「素顔」を見た感じ。

 

男闘呼組の活動期間は5年。
正直、当時はヒット曲は知ってても、グループとしてはそこまで注目してなかったです。
番組で、当時の4人の様子を見ていると、それはそれはヤンチャすぎて、今では考えられない態度
本人たちも、見ている側も、苦笑するばかり
昔は、こんなにイキがいい芸能人、多かったねぇ~

 

突然の活動休止後、3人は役者の道、1人成田君だけ音楽活動の後、引退。
そこまでは知っていたけど、その後の再結成までの過程は、見ごたえがありました。

 

それぞれの道、それぞれの生活を過ごし、30年弱。新しい活動を始める・・・勇気いりますよね。
特に、上司や仲間に恵まれ、一般人として次のステップに進もうとしていた成田君としては、それは迷いますよね。


それを後押ししたのは、休止後、一番バンド活動に興味のなかった岡本君。
それだけ、「男闘呼組」というバンド、仲間を大事に思っていたのかな。

 

それを、「エゴ」という人もいるかもしれない。
岡本君は、成田くんの才能を惜しんでのことだと思うし、迷いに迷って決断した成田君も素敵。



 

男闘呼組の話は前置きで😁

大人になってからも、何十年も会わなくても、再会した瞬間に距離が縮まる関係性。素敵だし、私も大切にしていきたいなって。

 

コロナ禍も含め、会わなくなった友人・知人も数多くいます。
もちろん、今はSNSがありますが、すぐ連絡を取るか・・・となると、相手のことを考えたりして、ちょっと躊躇します。成田くんの迷う気持ち、わかります。
でも、思い切って連絡してみると、返事もらえてうれしかったり。
逆に、すっかり他人行儀だったり、連絡もらえなかったり💦
確かに、送った中身が、どうでもいい話とか、返事のしようのない内容だったかな?と。

こちらは、「会わなくても変わらないお付き合い」と思って連絡しても、先方では、「忘れている存在」かもしれないし。


自分も、突然久しぶりに連絡もらうと、「なんだろう?」と躊躇うこともゼロではないです。難しいところですね。

 

大人なので、それぞれの生活もあるし、頻繁に会うことだけが「友情」ではない。
とは思うものの、男闘呼組同様、30年経っても、同じ方向が向けるのって、素敵だなぁと、しみじみ感じながら見ていました。

少しでもつながりのある人、大事に思っている人。
何かのきっかけでまた会うことがあれば、大切に繋いでいきたい。そんなことを思ったのでした。

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イケメンで、ダンディで 、コミカルで。

2023-03-26 14:04:07 | 気になる:人

団時朗さんの訃報を聞く。

もちろん、代表作は「帰ってきたウルトラマン」。

これは間違いないでしょう。
世代ではないですが、今見ると、なかなかシリアスで、渋いドラマ。
キャストも、個性派俳優ばかりで、もしかしたら「大人のドラマ」かもしれない。
ウルトラシリーズの主役では、初めての訃報とのこと。まだお若いのに、残念。

 
個人的には、恐らく最初にあのイケメンを見たのは、子供の頃、祖父の家にあった「MG5」(古っ!)のイメージモデルかな。
 
そして、舞台俳優として、映像では悪役としての印象が強い。

多分、一度だけ生観劇をした記憶がある。
’96年の「レイディ・イン・ザ・ダーク
古すぎて、記憶も曖昧だけど、あのお顔と貫禄と、低音の美声。それは印象に残っている。
 
迫力のあるビジュアルと、美声。歌もお上手だったんですよね。
悪役を演じていても、どこかキュートというか、コミカルというか。
現代劇も、時代劇も、シリアスも、コメディも、なんでもOK。1度見たら忘れない存在感。唯一無二の存在だったかもしれない。
 
生で、また見たかった。
そう思わざるを得ない。
 
 
そんな、舞台・芝居を大切にしつつも、ずっとウルトラシリーズを大切にして来られたのも素敵。
普通だったら、「過去の子供番組」って、語らないことの方が多い。
でも、何度も「主人公:郷秀樹」として出演されていて、あの作品を大事にされてきたんだなぁって。

 
ウルトラマンメビウス」という作品では、昭和のウルトラマンが総出演で主人公を助けた。
あの作品、そこが見せ場と言ってもいいくらい、いい作品だった。
メビウスに登場した郷秀樹は、見た目も含め、渋みと貫禄が増して、かっこよかった
(CSで、最近全く再放送がない!見たいんだけどなぁ)


昭和のシリーズ、特に初代・セブン・新マン・エース、を演じた役者さん達が、撮影当時を語り合ってる姿。以前ネットで見ましたが、いい大人たちが、懐かしそうに、楽しそうに話してるのが素敵だなぁって。この4人はよく共演されてたし、プライベートでもお付き合いがあったそうで。1つのシリーズが、いい関係性を作っていたのですね。



74歳。まだまだこれからご活躍が楽しみだった。
とても残念。
ご冥福をお祈りします。
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消えゆく記憶 。

2023-03-12 10:16:00 | 気になる:人

あらかじめ書きますが、決して批難する訳ではないので、ご容赦を。

 
愛してやまない「時代劇専門チャンネル」の、楽しみにしている毎月発行の冊子。
3月目玉企画の一つ、生誕120年を迎える、片岡千恵蔵さんの特集だったのですが、その冊子の写真が、違う方だったのです。(しかも、好敵手?の市川右太衛門さんという…)
 
生誕120年。
もちろん、時代劇ファンはご存知!大スターですが、正直、私の同世代でもすでに知らない人の方が多いはず。(私だって、「大岡越前」で越前パパとして知っているくらいだし)
編集者もきっと若い人、もしくは時代劇に興味のない人なのだろう。
間違いはよくないことだけど、致し方ないことなのかなって、少し「時の流れ」を感じてしまった。
 
 
一世風靡したスター、人気スポーツ選手、著名な時代の寵児、世間をにぎわせた事件…でも、時が過ぎれば忘れ去られる。
それは、その時代に生きていなければ、仕方ないことで。
 
最近なんて、ネットやマスコミで過剰報道や炎上していたことでさえ、あまりに出来事多すぎて、瞬時に忘れ去られるような、時が急速に進んでいるような気がする。
 
 
 
少し前、昭和初期の新聞を拝見する機会があった。
論調には大いに偏りはあるものの、戦前当時の世相を目の当たりにできた。
内容も、今とは違い、生々しく書かれていて、しんどい内容も多かったですが、現在のどんな素晴らしい小説やドラマよりも、戦前の、良くも悪くも熱気に満ちた時代を実感できた気がします。
 
その中に、当時の芸能記事(個人情報やゴシップが多め)、広告なども掲載していて、とても興味深く見ていました。
やはり、根っからのエンタメ好きなのね

スポーツイベントや伝説的な選手の名前もチラホラ。
貴重な体験でした。
 
 
私が幼い頃まで活躍していた映画スター、舞台俳優、歌舞伎役者さん達が、戦前から大人気だったことに驚き、改めて尊敬の念を感じます。


それでも、当時を知らない人が増えると、どんな大スターでも忘れられていく。そんな、「消えゆく記憶」に切なさを感じる、ちょっとした出来事でした。
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「毒」が足りない 。

2023-01-21 12:27:00 | 気になる:人
昨年のM-1グランプリ、ウエストランドさんでした。
 
知ってはいたけど、漫才見たの、実は初めて。小気味いいテンポで楽しかった。
 
笑いって、やはり「毒」が必要
 
 

昨年夏、円楽さんの訃報を聞きました。子どもの頃から「笑点」を見て育ったものにとっては、本当に寂しいし、まだまだこれからだったので、本当に残念でした。

若い頃は落語家らしくないというか、スマートでイケメン。後年は腹黒キャラ・・・と言われていたけれど、誰よりも落語を愛し、落語界を盛り上げようとプロデュース公演を立ち上げて、いろんな団体の垣根を取り払おうと、全国飛び回って活躍されてました。

 

歌丸師匠同様、直に落語を聞く機会は叶わなかったのが本当に残念。リスペクトし合っていたお二人。奇しくも晩年病を抱えてなお、芸への道を追及され続けてました。

演芸番組での姿、そして、レギュラー出演していた「暴れん坊将軍」での軽快なお芝居。本当に長年楽しませていただきました。

 

落語家さんの訃報を聞くたび、いつも思うこと。

円楽さんも、歌丸師匠もそうでしたが、「大人のユーモア」を聞いて育ちました。
笑点でも、落語の枕もそうですが、結構ドキッとするような「毒舌」「皮肉」をサラッと語る。「風刺」ってやつ。
でも、芯をついてるからこそ、聞く方もニヤッとさせられる。

その後、人情噺だったり、怪談だったり、別の世界へと見事に誘ってくれる。

これが「大人の芸」だなぁと。

 

ここからは、話がとっ散らかる、ご容赦を。

以前も書きましたが、一言をいちいちとりあげて「ハラスメント」「暴言」だの言って、世の中が本当に窮屈になってしまった。

かつて当たり前にいた、毒舌?キャラ、物申す人がいなくなりつつある。。。少し前の、談志さんとか、大橋巨泉さんみたいな人、今はテレビ的にはアウトだろうなぁ。好き嫌いは別として、どの方も人に媚びずに「自分の意見」をちゃんと持ってたよね。

「毒気」と「チャーミングさ」みたいなものを合わせ持った、大人。

政治家もそうだったよね。。。。

 

「狂犬」加藤浩次さんの「スッキリ」も終了するというし、あんなに人気だったマツコさんの発言も最近「炎上」気味だそうで。

好き嫌い、考え方の違いは誰しもあるとおもうけど、二人ともブレがないし、潔い。


いや、このお二人に限らず、誰かのごく普通のコメントでも、気がつくと「炎上」してたり。

一言をいちいち反発している方がどうなのかな?って。ネットやテレビにいちいちコメントする人って、暇なのかな?仕事や家事など、普通に生活してたら、ニュースや発言の重箱の隅をつつくようなことをする時間なんてないはずなんだけど。。。

 

逆に受けてる人?もいる。梅沢富美男さんなんて、ひっぱだこ。レギュラーが途切れないくらい。ただ怒鳴ってるだけだけど😁チャーミングなんですよ。まぁ、あの方は、世の中の批判なんて、全く気にされないと思うので、言いたいことを言ってると思いますが。

実は、いわゆる「好感度の高い芸能人」でも、見た目や物腰から感じさせないだけで、案外毒舌だったりする人いますよね。

逆に視聴者はそういう人を求めてるんじゃないですか、そういう人、そういう番組を。みんなスカッとしたいんじゃないかって。
(何かあっても、謝罪・釈明は本人任せで、事務所やメディア側のコメントってあまりないですよねぇ)

 

周りくどく、オブラートに包んだように長々と語られる方が、結局何言ってるか分からない。一言、サラッと、チクッと。

 

気の利いたブラックユーモアを語れる人が少なくなり、そういう風刺(新聞で当たり前だった風刺画さえ無くなってしまった)を楽しむ世相も廃れていくんだろうなぁと思うと、おばさん的には寂しい限りです。みんな、気持ちに余裕がないってことなのかな。怒りじゃなくて、笑いで吹き飛ばす。やっぱり毒気のあるお笑い、楽しんでるはぎおは性格が悪い?

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あの方も、この人も…久々にはしゃいだ時間💕

2023-01-13 07:48:00 | 気になる:人

年明け、

Z世代が選ぶ!昭和のすごい声優50人

という番組を拝見しました。

 

仕事初めで疲れた体に、久しぶりに心躍る、童心に帰る番組でした。

本当にZ世代(って何歳?)の声優さんたちが選んだのか?と思うような、渋い方たちのお名前が挙がって、嬉しいのなんの!

 




かつて、地元で開催されたコミケに通う程の「アニオタ」。
(この片田舎で開催されたことが未だ信じられないけど)
全員の名前と声が一致する自分ってすごい!と自己満足するほど。
 

お名前が挙がるたび、キャァキャァ言いながら見ていました
こんな気持ち、高揚感、いつ以来だろう。
 
 
前半で、青野武さんや八奈見乗児さん、そして鈴置洋孝さんなどなど、「名優」のお名前と声。嬉しかったなぁ・・・
 
 
 
どんどん自分の記憶が蘇り、楽しかった半面。
「あの人は?この人は?」となってきて。
ちょっとTweet見ると、やっぱり同じ考えの人がたくさん。
同世代なんだろうなぁ。
 
 
敬愛する「富山敬さん」は見逃しそうなほどのわずかな時間。
塩沢兼人さんは?
安原義人さんは?
石丸博也さんは?
水島裕さんは?
井上真樹夫さんは?
曽我部和恭さんは?
森功至さんは?
納谷悟朗さんは?
伊武雅刀さんは?
松本梨香さんは?
勝生真沙子さんは?
・・・・・言えばキリがないのだけど、50人では足りないよ~
「アニメ枠」縛りではなく、もう一回やっていただけませんかね?
 

ただ、皆さんに共通するのは、やはり
 
お芝居が上手い、唯一無二の声
 
というところかな。
あれだけの人数の声。被る要素が全くない。
やはりすごいことだ。


それに、ほとんどの方が
「銀河英雄伝説」
にご出演!
やはり、あのアニメはまさに「伝説」なのかもしれない😁


ゲストも少なかったし、余計なトークもなくて、構成はよかったです。
そして、相当なアニメファンの上川隆也さんの考察。素晴らしかった。上川さんのお話も、もっと聞いていたかった。
 
 
繰り返しになりますが、久しぶりに楽しい時間でした
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役者として、人として、好きでした…徹さん 。

2022-12-04 12:23:00 | 気になる:人
世の中がワールドカップスペイン戦の熱狂で醒めない中、私は衝撃のニュースに動揺したまま。
サッカーの話題になればなるほど、余計に。(すごいことだけど、もうそろそろいいよね・・・)

金曜日、昼休憩、ネットニュースを見ていると、目を疑うような記事が。
「いやいや、最近老眼が進んでるし、読み違いだよ」
でも、何度読んでも間違いなかった・・・

確かに最近、体調を崩すことが多く、心配してました。でも、先日も舞台に出ていたし、ブログでも楽しい話題を提供してくれていた。
突然こんな日が来るとは。

 
もちろん、出会いは、何度も書いてますが
 
 
 
物心ついて、ちょうどリアルタイムで見始めた頃に彗星のごとく現れた、眩しいくらいのキャラクター。
思えば、鮮烈のデビューから最後まで見届けた形になってしまった。


デビュー当時は、(本人は望んでいなかったとは思いますが)流れと勢いに乗って、新人俳優の枠を超え、完全に「アイドル」でした。きっと葛藤がありながらも、それを明るく、楽しんでいたように思います。

完全に私も、ラガー役と、アイドル渡辺徹、両方のファンでした。
ヒット曲も大好きだし、アルバム(カセット)も持ってました(実は名曲揃いなんです)。ジャニーズアイドル並みに夢中だった・・気がする。
ラガーが殉職した時、部屋で号泣しながら見ていたことを思い出します。


ただ、徹さんは、それだけでは終わらなかった。

デビュー作やアイドル的存在という過去の経歴を隠す、否定しながら次へ進みたいと思う人の方が多い中、それを逆にネタにして、昔のファンも楽しませながら、役者としても新しい顔を次々と見せてくれいた。
2017.関連記事

そして、役者だけでなく、バラエティ、司会・・・どの分野にも挑戦して、多くの人を楽しませてくれた。
とにかく、トーク力は、下手な司会者・芸人さんよりずば抜けて高かった。

他にも、実はサッカー経験者で、将棋にも精通していたり、お笑いの公演のプロデュースを手掛けていたり。
早くからパソコンでホームページを立ち上げて情報発信を始めた、芸能人では先駆者的な存在だった。
今でもブログを登録し、表現が独特で、分かりやすくて、徹さんらしさを感じられる文章が好きだった。
先見の明があるというか、恐らく「思い立ったらすぐ行動」という、情熱家でフットワークの軽い人だったに違いない。
 

明るくて、いるだけで場が和む印象
上からは可愛がられ、同世代・下からは慕われる。どんな人とも垣根を作らない、そんな印象。
どの場所でも「座組のまとめ役」みたいな存在だった。
ああいう表側でもプロデューサーのような裏方としても活躍できる存在は、これからなかなか出てこないかもしれない。
 

とはいえ、やはり「役者 渡辺徹」が好きだった。上手かった。コメディはもちろんシリアスまで、幅広かった。
特に最近は、脇役やゲスト主演として、舞台で培った土台があっての、大袈裟ではなく、地味だけど同世代の役者さんとは一線を画すような「貫禄」「重厚感」がね。
 
いろんな分野に進んでも、最後まで文学座に在籍していたことも、徹さんの好きなところでした。
やはり「役者」そして劇団を大事に思っていたのだと思う。
情熱ゆえに、きっと、劇団やお芝居については厳しい方だったと思う。
 
ラガーだけで言えば、最初は末っ子のアイドル的存在だったけど、後輩が入ってくると、どんどん「大人の顔」になっていったのを思い出す。4年ですっかり貫禄の存在だった。

「腕に覚えあり」の主人公の相棒、細谷源太夫
「はんなり菊太郎」の公事宿の主人
「秀吉」の前田竹千代

…朝ドラ、大河、現代劇、時代劇どんなジャンルも主に、脇に、ずっと第一線だった。
出演者に「渡辺徹」とあれば、内容を問わず見ていた。本当に気になる存在だった。
 
本業?の舞台での姿をあまり見れていないのが残念だ。
山のように保存している舞台映像の中に、きっとあるはず。探さないと。
 
 
全てが自分の想像で、画面越しでしかわからないけど、こうやって振り返っても、人を引きつける笑顔と人柄の良さ、人望、ブレない芯の強さ、そしてお芝居・・・人として、役者として、渡辺徹という人が好きだったのだと思う。
 
 
今年、衝撃的な訃報に触れる機会が多かったけど、年末にダメ押しのようなショックだった。
 
突然の訃報、御家族、共に仕事された方達はもちろん、私たちのような視聴者にとっても残念でならない。
さまざまな分野との潤滑油・パイプ役となりつつ、文学座を背負って立ち、演劇界の重鎮となる存在になるはずだったに違いなかった。あくまで個人の意見だけど、演劇界・芸能界の大損失だと思っている。
一番悔しいのは徹さん本人だと思う。まだまだやりたいことがあったはず・・・


きっと、ボスや地井さん志村さんからも「来るのが早すぎるよ」って怒られてるよ・・・


心よりご迷惑をお祈りします。
 
太陽座談会のDVDを見たり、徹さんの名曲を一緒に口ずさみながら、追悼したいと思ってます。
 
 
追記
 
  
貯金はたいて買った「太陽」のDVDセット。
この座談会、本当に楽しかった。
話があちこち行く先輩相手に、結局は徹さんがまとめてた感じ(笑)
先輩たちは、今どんな思いなのだろう。



 

デビュー当時、殉職時の思い出、そして、後任役の金田さんへの温かい言葉。
撮影当時の光景が目の前に浮かんでくるような、徹さんらしいトーク力。楽しくもあり、番組や仲間への思い、芝居への熱意も感じられる内容だった。



話逸れますが
日テレさんはかつての看板番組を大事にしないんだなぁと。(今年は「太陽」放送開始50年の記念な年だそうです)
やはり、過去は過去ってことなのかな?
コメント

ちょっとだけ再開 。

2022-09-23 09:42:00 | 気になる:人
ご無沙汰してます。
多くの方に応援ボタンをいただき、とても励みになりました。
 
お陰様で、無事退院できそうです。
面会できないまでも、病棟までは通う毎日。今でも忙しそうな病院、病棟の現状を垣間見ました。
そんな中でも、治療・看護し、不安な家族を励ましていただいた皆様に本当に感謝です。
でもやはり、本人と話ができない、様子を見ることができない、というストレス。仕方ないとはいえ、思った以上にかなり大きなものでした。
 
わずかの間にも関わらず、あまりの衰えに驚き、そして季節の変わり目、冬を迎えるこの先。まだ不安だらけですが、とりあえず、一安心です。
 
一安心、ということで、ちょっとだけ、書いてみようかと。
 
 
 
先日10日は中秋の名月。コーンムーン🌙.*·̩͙と言うそうですね。
前日の9日に撮ってみました。










如何せんスマホなので、この程度ですが(^^;
上手い具合に雲💭も流れて、秋を感じました。
 

そして別の日。この前まで一輪、二輪程度だった芙蓉。今は満開です。






さらに、お彼岸ちょっと前に咲いていた彼岸花。
平地では全く気配もなかったのに、ちょっと高地に行くと、八分咲き程度。





季節はどんどん進んでいきますね。
 
 
それにしても、休んでる間にも、世の中、いろんなことが立て続けに起きてます。
悲しいニュースばかり。
 
訃報が相次ぎ、芸能界では古谷一行さん、世界ではゴルバチョフ大統領、そして、エリザベス女王…
(古谷さんについてはまた改めて)
 
今年に入って、世界でも、芸能界でも、一時代を築いた人たちの相次ぐ訃報に、昭和とか、平成とか、そういう年号の括りを超えた、歴史の1ページが終わったような、そんな喪失感。1年振り返るにはまだ早いですが、既にそんな感じです。
 
 
またしばらくお休みしますが、とりあえず、今の思いをちょっとだけ。
次は、明るく楽しい話題を書きたいなぁ。
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この世がますます寂しくなっちまうぜ…

2022-08-10 07:21:00 | 気になる:人
小林清志さんの訃報を聞いた。

数えきれないほどの吹き替え、アテレコでのお芝居がありましたが、やっぱり、
 
ルパン三世の次元大介
 
が浮かび、ちょっと失礼かと思いつつ、彼が言いそうな雰囲気を今日のタイトルにしてみました。

 

黒いスーツに山高帽。あごひげ、シケモク、そして、マグナム。
それに、小林さんの渋い声。
もう、「カッコよさ」が完成されたキャラクターでした。
 
ルパン三世

特に、1,2シリーズまでは、ほぼコンプリートするくらい大好きでした。
第1シリーズは原作に忠実で大人の世界。
第2シリーズは、ちょっと大衆向けになったけど、それでも、子どものアニメとは一線を画す、細かいこだわりのある面白さがあった。BGMもロックからジャズ、バラードと、大野雄二さんのこだわりが光る、名曲ぞろい。

今も、頭の中は、次元のテーマ曲、ウエスタン調の「トルネード」がグルグル🌀と流れています。
 
ルパンはもちろん、どのキャラクターも大好きだったけど、やはり次元が一番好きで。
あの黒ずくめの姿が、カッコ良かったなぁ。
そして、いい加減なようで、男気があって、頑固だったり一途だったり。そんなギャップが可愛かった。そこに小林さんのお芝居が加わることで、本当に存在しそうな気がして。
ルパンとの「小競り合い」も、ヤスベエこと山田康雄さんとの掛け合いが楽しくて。
 
 
オリジナルメンバーが去られても、一人頑張っていた小林さん。2011.12
代替わりした時は、やはり寂しかった・・・2021.10
引き継ぎ方もスマート、コメントも「次元」で、素敵だった。そういえば、ご本人もあの年齢で、キャップにサングラス、革ジャンという、「ちょいワル」な感じでしたね。
 
 
次元の話ばかりになりましたが、小林さんと言えば、吹き替えでもカート・コバーンとか、ロバート・デ・ニーロとか(バックドラフトとかアンタッチャブルとか見たいなぁ)トミー・リー・ジョーンズ(メン・イン・ブラックも見たいね)とか、やはり見た目も渋い方が多かったですね。一声聞けば「小林さんだ!」とわかるけど、圧倒的な存在感のあるお芝居とお声は、子どもの頃からの憧れでした。
 
ナレーションでも、「警察24時」みたいなドキュメントになると、声を聴くだけで緊張感が漂い、バラエティでもお茶目だけどちょっと渋いアクセントが加わるようで、とても幅広かった。プロフェッショナルでした。

アニメ作品もいろいろ思い浮かびますが、「銀河英雄伝説」でのルビンスキーも忘れられない。あの渋くてクールだけど、ドスの利いた声で演じる、狡猾な、ある意味での敵キャラは、小林さんが演じることで、本当に憎たらしかった・・・
 
 
と、取り留めなく続いてしまいそうなので、この辺で。
きっと今頃は、ルパン、五右衛門、銭形のとっつぁんたちと、酒でも酌み交わしながら再会を楽しんでいることでしょう。
今まで、楽しませてくださってありがとうございました。
ご冥福をお祈りします。



それにしても、今年は残念な訃報が相次ぐなぁ。
喪失感が大きいよ・・・
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渋い役者さんたち 。

2022-07-18 08:04:00 | 気になる:人

少し前ですが。

佐野浅夫さん、野村昭子さん。

ベテラン俳優さんの訃報が相次いだ。

お二人とも、高齢になるまで現役でしたね。


どちらも、脇役、いぶし銀、職人という印象が強いです。
浅野さんは、後年「水戸黄門」で主演を務められましたが、(あくまで個人的な意見ですけど)スター性があるとかないとかそういうことではなく、主演よりも脇の方が好きだったなぁと。

 

お二人とも、

声が大きい
 
そんな印象。そして、
 
浅野さんは・・・悪役も多かったですが、「頑固おやじ」。
野村さんは・・・口は悪いけど気のいいおばちゃん。これに尽きます😁
 
そういえば、お二人とも映画や舞台はもちろん、懐かしき「ホームドラマ」やサスペンスなどでご活躍されてましたね。

おそらく、普段はごく普通の、大人しい感じなんだろうな、と思います。インタビューなど聞いてると。(いつもハイテンションな人ってあまりいませんよね😝)

それが、お芝居を通して、強烈なインパクトを出したり、個性のかたまりな感じを受ける、という。
役者さんて、不思議な商売だな、と改めて感じます。
 
 
 
スター的な、華のある役者さんはいっぱいいます。
むしろ、そういう方の方が評価されがちですが・・・・
 
以前も書きましたが、
「脇役がいることでスターが引き立つ、芝居が成立する」
と思っています。
 
これは、ドラマだけでなく、宝塚でも、それ以外の舞台・映画でもそう。
子どもの頃からそうなのですが、どうしてもそういう方たちに目が行くのです。
 
最近、「際立った脇役」って少なくなりましたね。この人が出てきたら「何かありそう」みたいな、ね。
 
 
脇役(という言い方も失礼なのかな)に徹する方もいれば、「いつかは主演を」という願望を持っている方もいる。
浅野さんの訃報を受け、共演した伊吹吾郎さんが
「水戸黄門の主演が決まって、浅野さんが子どものように喜んでいた姿が・・・」
というコメントを出されていて、ちょっと意外、というか驚いた。そうだったのか、と。
「水戸黄門」は別格・特別という感じもありますが、やはり役者をする以上、一度は「主演」というのが目標、憧れなのかな。
 
 
取り留めのない話になりましたが、ともあれ、ドラマの一時代を支えた方たちの相次ぐ訃報。寂しいです。
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キャラ変 。

2022-07-08 07:28:00 | 気になる:人

シリーズ化されている

「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~」

 チャンネル銀河HPより

小泉孝太郎さんがいい味出してますよね。
どこかお坊ちゃんで、頭脳明晰だけど、空気を読まない、というか、何考えてるかわからない、我が道を突き進む「変人キャラ」。

真面目、いい人、お坊ちゃま。そういうイメージ。
それが悪いという訳でなく、ご本人がそういう方なので、にじみ出てしまってますよね。

だけど、このドラマで、小泉孝太郎さんも「変人」の域に入った、記念碑的作品?かなって。

全体のチームワークも、仲良しでないけど、いざという時結束する、という関係性が面白く、また、裏テーマもしっかりしているので、放送されるとついつい見てしまってます。

基本、「いい人」は変わらないでいてほしい反面(そういう役者さん少ないですから)極悪非道な役柄も見てみたい気もします・・・

 
 
いい人→変人に変貌した人。
 
もう、高嶋弟、政伸さんでしょう。

どうしても「ホテル」の「姉さん・・・」といういい人キャラの印象が強くて、キャリア的に、真面目で、熱血漢で、という役が多かった気がしますが、いつの頃からか、「変人」に変貌してしまってて。
時々、恐怖すら感じるくらい

逆に、普通の役でも「裏に何かあるのでは?」と思わずにはいられない、そんな人に。
お芝居の巧い方だし、今後もますます楽しみです。(何目線?)
 
中井貴一さんも、生真面目で冗談なんて言ったら怒られそうな雰囲気だったのに、いつの頃からか、コメディも上手い(いや、むしろ得意としている?)、幅の広い役柄を得意とされるような方になりました。だけど、最近少なくなりましたが、画面に登場すると、ピリッと引き締まる、そんな存在のような気がします。(本当に何目線?)

上川隆也さんも、熱血漢や真っ直ぐな役柄が多かったですが(「陰の季節」とか大好きで)、徐々にその内面がひねくれてたり、こじれてたりしてきて、さらに「遺留捜査」の辺りから、「何者?」感が増してきました。

 
そういえば、あの!笹川刑事部長、いや、本田博太郎さんも、実はかつて、爽やか熱血好青年の時代があったんですよね!
若いうちから「何者かわからない」変人に落ち着いた?感もありますが
当然お芝居も上手い、しかも唯一無二、余人をもって代えがたい、本当に稀有な存在です。
 
 
 
以前、悪役専門の人が、歳を重ねて渋い、味わいのあるいい人に変わっていく人が多い、という話を書きました。
 
このケースは、まさに「真逆」。
確かに、ずっと「同じ路線」でいるのも疲れるし、経験を重ねるにつれ、難しくなりますよね。
 
今思い当たるところで、ずっと「二の線」で来てる人って・・・
田村正和さん
(パパはニュースキャスターは、キャラが濃すぎたよね)
村上弘明さん
 
・・・くらいかなぁ。
 
結局、メディアに出過ぎず、バラエティとかに染まらない、ってことなのかな。
別に、どちらが良いとか悪いとか、そういうことではなく。
人それぞれの持ち味や、経験値、年齢から生まれてくるものなんでしょうけど、ちょっと面白いもんだなって。
 
 
ただね、今20~30代の方は若い頃から幅広い役柄を演じられて、バラエティ慣れもしてるので、驚くような「キャラ変」を発見することはもうないのかとと思うと、ちょっと残念だけど。
 
 
さて、次は誰が「完全キャラ変」するかな?
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中年の星 。

2022-07-01 07:54:00 | 気になる:人

・・・どうも、同じような話題になりつつありますが。

昨年が、M-1で優勝した「錦鯉」さん。

 
一気に売れっ子になり、テレビで見ない日はない、という印象。
面白いのかどうか、よくわかりませんけど💦
出てるだけで笑える、というのは得ですよね。
 
苦労に苦労を重ねて、40、50歳を過ぎて一躍人気者になった彼ら。
「中年の星」
と呼ばれてます。
 
・・・中年。
実は彼ら、年下なんだよね😅
 
見た目は、すっごく老けてるんですが。
いや、自分も鏡を見れば、すっかり老けてる。
 
そうそう。
自分も自覚しなくちゃ。
してるつもりなんだけど、同世代が中年・おじさん、おばさん扱いされてると、なんだか複雑。
 
普段は気にしてないけど、やはり、
 
頭と体の乖離」
 
はものすごく実感。
頭ではできてるつもりでも、身体がついてこない。
のどまで言葉が出てるのに、口から先に出てこない・・・
 
この数年、急速に衰えを感じます。(何度も書いてますけど)
そして、コロナ禍でさらに加速された気がする。
 
 
若者にバカにされようと、笑われようと、同世代の芸能人の皆さん(40代後半~50代前半の人、多いんですよね)がどんどん頑張って姿を見てると、励みになります!応援してます

飾らない人柄、ほぼスッピンだけどイキイキと輝いてる、同い年のいとうあさこさんも、特に大好き!
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